小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

1月14日

 

 

 

千様「今年もこの時期ねえ」あらあらっ

 

白「『さぎちょう』って変な名前だな」着火スタンバイぼぼぼぼっ

粋「兄貴 まだまだ
ちゃんと組んでからじゃねえと危ないから」

 


石燕「すいやせーん。こっちも燃やしたいんすけどー」どっこらせっ

彬羽「燃えるゴミみたいな扱いするな」おい。

 


サタン「ん? 正月のしめ縄や 書き初めその他等
捨てるのもアレだけど置き場に困るのを体裁良く処理する為のイベントじゃ?」


シロ「Σ当たり前みたいに何かおる!!」びくっ

 

スケープ「お邪魔しております
ちょっと外交でムカつく事が有られた様ですので
気分転換に此方までお連れした次第で。」ぺこりっ

 

白「良いけど お前も大変だな」へー。

 

 


粋「あれ?カラスまた胃の具合悪いの!?」ひえっ

彬羽(こいつ等 絶対何かやらかすやらかすやらかすやらかすっ) 胃キリキリキリキリッ

 

 

テオドール「しかし、最近よく日本に来られますねえ」おや

サタン「東洋なら トップとして色々考えなきゃいけない事も無いしね。  
バチ●ンとの裏取引とか
太客なだけに時々めちゃめちゃ面倒臭くなる」ふっ

一同(Σとんでもない情報漏洩してますけど!!)ひいっ

 

 


家康「えーと。左義長の火に当たると
病魔が逃げてくらしいよ?」

彬羽「病魔より 近くの馬鹿共をどうにかしてくれ」キリキリッ

 

 

 

間。

 

 

石燕「そっすよねー

コレやっぱ 理屈こねて ゴミ燃やす為の行事っすよねー。」うんうんっ

 

与一「はっきりゴミと言い切ったな」

石燕「ゴミ燃やして 腕が上がるんなら最高じゃねっすか」よいせっ。


サタン「ジャパニーズは意外とドライだなあ」ほー。

シロ「いや こやつは例外と言うかだな。」

 


魄哉「あれ?いらしてたんですか?」荷物よっこらせっ

スケープ「家主殿。
お邪魔しております」ぺこっ

 

サタン「おや今日はお休み?
政務と思って挨拶しなかったんだけど」

魄哉「あーいえいえ。今日は左義長ですし

溜まったゴミを燃やしませんと」荷物どすんっ!

石燕「やっぱゴミっすよね」うん。

 


サタン「・・ジャパニーズは 思ったよりハッキリと物言うなあ」しみじみ

挿音「一緒にすんなや。
つか金髪碧眼なら アンタのが近えだろ」キセルすっぱーっ

スケープ「黒髪ジャパニーズも やはりハッキリ言われる様で。」

挿音「Σあ」

 


粋「どんどん日本のイメージが悪くなんなあ」うええ

白「多分 どんどん良くなってると思うぞ」

 

 


魄哉「さて、燃やす物は全部ですかね?

では仕上げに」よいしょっ

サタン「ん?

民芸品?」

 

家康「お。ダルマ?」

魄哉「ですです。
この行事は日本中で行われていましてね

名前も作法も日にちも微妙に違うんですが
この前やってた所のが ダルマも一緒に燃やしてたんです。」


スケープ「私の記憶が確かなら
ダルマは 願い事をかける聖なる民芸品では?」ほー。

魄哉「ですよ。
ですんで、願い事の成就を願ったり
まあ、諸説有りますが

 

面白いんで。」ダルマ並べっ

サタン「カラス君がいい加減辛そうだから
あえて何も言わないでおこう」うん。 

 


彬羽「Σ!!」キリキリぎくっ

白「色々バレバレだったな」

 

 

 

スケープ「願い事を燃やす ですか
確かに火には聖なる力が宿るとも言いますが斬新な」ふむ。

 

コマ『ええ。とても斬新かつ 壮絶な光景ですよ』カタタッ

スケープ「おや。これはジャパニーズドールのレディ
今日も木目がお美しい」おおっ

コマ『こんにちは。西洋のヤギさん
後でモフモフさせて下さい
 
で、ほら見てください
ダルマって中は空洞なんです』カタタッ

 


家康(変な所が仲良くなってる)わお。

 

一二三「わー。子供が見たら喜びそうなコンビだべ」きゃははっ

テオドール「一二三さんは 子供では御座いませんので?」

 

 

コマ『そして、この空洞のダルマを急激に熱すると
中の空気が膨張して ダルマの頭がパァン!パァン!と爆ぜるのです』ふふふふっ

スケープ「おやおや それはまたサバ卜の様な」ほうほうっ

 

与一「Σすっごい嫌な所で意気投合してるぞおい!」ひいっ

 


コマ『尚、人形供養と言う言葉がありますが
あれも燃やす時、大概人形の頭が爆ぜて飛び散ります』うふふふっ


サタン「ほう。からくり娘が言うとこれまたリアルな」

 

魄哉「すみませんねえ。
コマは何で意思持って動けてるのか 謎な物で
たまーに 呪い人形モロ出しになるんですよ」苦笑。

サタン「いや実に面白い。
やはりジャパニーズは思っていたより猟奇的だ」ほう

 

 


白「子供泣くな
このイベント。」手ひっぱり

一二三「白さん。おら子供じゃねえべ」

白「そうだな。貰った珍しい菓子があったの思い出したん「もらうだ!」きらーん。

 


テオドール「あの我が主が 気を遣われております」おおー。

粋「俺、コマの言ってる事 解んなくて良かった気がする」冷や汗っ

 

 


石燕「あ。ちょち

白さん行っちゃったっすよ
着火係」ちえー。

家康「ありゃ
じゃ、粋よろしく」

 

粋「えー

兄貴のの方が御利益有りそうだけどなあ」炎ぼぼっ

魄哉(破壊神の炎より
勾陣の浄化の炎の方が 行事的には合ってますけどね)

 

 

シロ「お。炎の周りが早い
さすがよな」おおおっ

 


テオドール「ファイヤー!に御座いますねえ
日光と違って 火は明るく暖かくても灰にならないので好きに御座います」わーい。

 

 

サタン「だね。

 

実に 素晴らしいイベントだ」

ダルマぼろぼろぼたほたぼたっ


千様「Σちょ そんなに一気に!?」ひえっ

 

 

 

ダルマぼん! ばん!どぱぱぱぱんっ!! 


シロ「Σ地獄絵図か!!」ひいっ

 


サタン「ああ ストレスが吹っ飛ぶ
アジア文化素晴らしい」うっとり。

テオドール「相当イライラだったので御座いますねえ」わお

 

 

与一「なんか
邪神でも 降臨しそうな光景だな」引。

魄哉「伝統行事なんですけどねえ」うーん。

 

 

サタン「あーはっはっはっは!!」悦っ

魄哉「あ。確かに仕事のストレス飛びます

ホント合理的ですねえ」ほう。

家康「Σお前もなの!?」ひいっ

 


ダルマぼんっ パーン!

 

 

 

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