小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

7月15日







魄哉「やっぱり地下はひんやりしますねえ」のほほーん。

家康「毎度思うけど家の下にダンジョンて大丈夫?底抜けない?」ひええっ

魄哉「此処しか色々封印できる所が無いんです
仕方無いでしょう

しかし、まさか此処がこんな形で役に立つ日がくるとは」瓦礫どっこらせっ


彬羽「普通外が暑いからって呪いのダンジョンで遊べば良いとかならんと思うがな」怪訝っ

魄哉「しゃーないでしょう。我が家子供多いんですから
あ、そこの瓦礫も危ないんで撤去お願いします」よっこいしょっ


彬羽「子供?」

家康「あいつから見たらお前も子供だからねえ」うーん。

魄哉「今年もそろそろ蒼月君辺りが何処か連れてけって煩そうですしね
色々持ってはいますが 僕が仕事休めないんで無理なんですよねえ」ふーやれやれっ


一同(Σ何歳児のお母さん!?)

蒼月「別にジジイは来なくて良いんだよ 遊ぶ場所さえ提供してくれりゃさ。
つか幕府の金で豪遊させろよ天海サマ」真顔。

魄哉「政治資金とポケットマネーは別物です」

小太郎「凄い会話だな」わおんっ




白「けど 此処ホント良いな
ひんやりする」ひやっ

粋「だな。カラスとか夏場此処に住みゃよくね?」

彬羽「・・・少し湿気が「Σ真面目に考えんなよ!!」


魄哉「良し。気温は最適みたいですし

一二三ちゃんも安全に遊べる様に久々改造しますか」袖たすき掛けっ



テオドール「あの、私の記憶が確かなら
此処のダンジョンって各種トラップや 表に出せない魔や呪いの道具を無理やり封印してた様な」冷や汗っ

家康「言い出したら聞かないからね」うん。


粋「最悪その手のは兄貴に吹っ飛ばして貰えば
白「家も吹っ飛ぶけどな。」





彬羽「可能な限り別ルートを作るか」よっこらせっ

魄哉「いやー力持ちが居ると助かります」にこにこっ

家康(彬羽頑張って 地上の平和はお前にかかってる!)ひええっ







間。






魄哉「あ、石燕さん そちらの法陣 ついでに修正お願いします」

石燕「へいへーい。
うわまたボロっすねえ 大丈夫なんすかコレ?」

魄哉「崩れる前に封印しときゃ何も問題無いんで大丈夫ですよ」にっこり。

石燕「あのすんません。
万一あっしがトチったらどうなるんすか?「頑張って下さいね」にっこり。


与一(念のため離れておくか) そそくさっ

石燕「Σ修正ってか字がかすれて読めないんすけど!?」ひいいっ

彬羽「最悪何か出てきたらコイツが叩き潰「いや白さん地下で暴れさせるとか生き埋めコースじゃないっすか!!」ああもうっ


家康「石燕ちゃんも大変だあ」うわあ。

蒼月「しゃーないな
ジジイお札貸して ある程度なら見よう見まね結界作れるし」

魄哉「あー ですね。
石燕さん利き手塞がってますし」お札ガサガサっ





石燕「蒼月さんの結界 すか」うーん。

蒼月「何?不服?
お前ちょっと陰陽師に誉められたからって調子乗んなよ」むかっ


石燕「そっすね。こりゃ失礼しゃした(トチらないよう厳重注意っすねえ)」


蒼月「コイツむかつくんだけど」

魄哉「蒼月君も注意力さえどうにかすればこの辺同等だと思いますがねえ」
蒼月「Σ俺霊感有るだけの人間と同等なの!?」がーん。


白「石燕がおかしいだけだけどな」

粋「だよな。つか兄貴は何してんの?」

白「居るだけで封印になるから工事の間此処に座ってろって言われた」

粋「Σ此処何が居んの!?」ひいいっ



蒼月「ふんっ何だよ
勝手にミスれ 自爆しろー」やーいやーい。

石燕「Σ子供みたいな嫌がらせやめてくんないすか!?」

蒼月「嫌がらせなんてしてませーん
本音が漏れてるだけですー」


彬羽「ガキが。」ため息っ




与一「これ蒼月 大概にしておけ
それで本当に石燕がミスしたりしたら」


石燕「Σあ」

一同「Σえ」








しーん。





粋「ん? 何ともない?」おそるおそる頭上げっ

石燕「いや。これはっ!」はっ


家康「? さっきまでとどう違うの?」きょろっ

魄哉「順をおって説明しますと

その、ほら僕等さっき この辺修復しつつ この辺は子供も遊べるようにって安全なのに作り替えようとしてたじゃないですか」

家康「へ?うん してたしてた」うんうんっ

魄哉「その結果

なんかその辺混ざっちゃったみたいです」指差しっ


『合格点 80点以上』の看板どんっ

家康「Σ何をどうやったらこんなん混ざるの!?」ひいっ


彬羽「成る程 蒼月の結界が取り込まれたか
下手に触ると危ないな」

粋「Σいや受け入れんの早いってお前!!」


バチイッ!!

彬羽「ともかく触ると危ないのは間違いない」手焦げっ


テオドール「Σ何も触って確認されませんでも!!」ひいっ

彬羽「この程度で吹き飛ぶ程ヤワじゃねえ」きっぱり。

蒼月「ふんっ さすがに強行突破はできない癖にさ 良し。俺の勝ちー」ふふんっ

与一「言うとる場合か」





白「じゃ点数取れば良いんだな
カラオケでも歌えば良いのか?」

粋「Σお!さすが無表情オルゴール!「燃やすぞ。」


テオドール(申し訳御座いません。そのアダ名考えたの私で御座います)気まずっ



魄哉「いえそれでしたら 僕がノリノリで歌ってます

しかし、残念ながら歌唱力の問題では無いようで」

石燕「ん?何か有るんすか?」


魄哉「教育も兼ねてと思いまして
5、7、5 の 和歌の出来で点数がつく様にと」和歌用のあの紙べろんっ

彬羽「子供の教育用としちゃハードル高すぎねえか?」

魄哉「よくよく考えたら 採点の匙加減難しいですよねコレ」反省っ



石燕「ん?それこそ魄哉さんならちょちょいのちょいで満点レベルの作れるんじゃないんすか?」

魄哉「Σえ」ぎくっ


蒼月「モヤシ お前は知らないだろうけどさ

ジジイの部屋にめちゃ和歌練習した跡ってか ほぼ痛ポエム帳になってる黒歴史ノートがあるんだよ
マジで俳句とか表現系下手なんだよこのジジイ」

魄哉「なんで知ってるんですか?」
蒼月「Σあっ」





白「よし。俺等でどうにかしよう
まず俳句って何だ」キリッ

彬羽「良し。手前等 案外素人目線のが受けるかもしれん
即興で1句ずつ読め」ガン無視っ

粋「Σ無茶振りが過ぎる!!」ひいっ

テオドール「Σ申し訳御座いません!ルールを! 基本だけて結構で御座いますので説明を下さいませ!!」



白(あれ、これ審査員って誰なんだろう?) 足元そっと見。







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一二三「Σえー! 地下立ち入り禁止なんだか!?」

彬羽「工事に失敗したそうだ
また酒呑童子等の山でも連れってやるから諦めろ」

一二三「むー!」不服っ




魄哉「すみませんねえ」どよーん。

一二三「Σぎゃっ そんなへこまねえでも 」ひいっ

粋「あー違う違う
恥でメンタルがちょっとな」




千様「あらあら大変だったみたいねー」

シロ「帰ってきたら偉い事になっておってびびったわ
して、誰の和歌にて出れたのだ?」

蒼月「あー、それがさあ」ちらっ





一同(そういや将軍だった、アレ。)

家康「いやー 私は面白かったなあ」あははっ


与一「人は見かけに寄らんものだな。」しみじみ





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