小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

2月9日

 

 

 

家康「おお。 今日はぽかぽかだねえ
小春日和だ」のほほーん。

 

蒼月「馬鹿殿違うよ
小春日和は冬に使う言葉じゃないだろ」

家康「そうだっけ?」あれっ

 


千様「まあ、のどかで良い日ではあるわねー

あー。寒かったから心地好くて寝ちゃいそう」あくびっ

 

 

襖すぱーん!!

 

ジルケ「lange nicht gesehen!!

私が来たー!」やほーいっ

 

 

蒼月「Σおおお!ジルケちゃん!相変わらずっ 

わーい!いらっしゃい あ、隣空いてるよ」座布団ささっ

 

家康「Σとっさに名前とか色々早っ!

えっと確かテオちゃんのイトコの

ジルケ「サキュバスのジルケでーす。
あ、ちょっと失礼」げぷっ

家康「Σ何をやらかしてきたの!?」ひいっ

 

千様「あー。寝てらんないわね こりゃ。」ああうん

 

 

 


間。

 

 

 

 

テオドール「Σげ!!」身構えっ

 

ジルケ「久しぶりー!またおっきくなった!?」がばっ!!


テオドール「Σぐえっ!」

ごんっ!

 


白「身構えたのに コケて頭打ったな」あーあ。

彬羽「もう少し踏ん張れんのか。」うーん。


粋「Σいや絵面絵面!!
偉い事になってるって!
あーもう 西洋式の挨拶はそれくらいにしてっ」ひっぺがしっ

 


ジルケ「ちっ。」

粋「なんて?」え?

 

 


家康「えっと、ジルケちゃん
お土産ありがとうね

で、今日はどうしたのかなー?」

 

小太郎(おお!さすが家康
作り笑いが上手い!!)おおおっ

千様(伊達に信長さんに長年虐められながら生き延びてないわねー。)

 

 

ジルケ「へ?
あー サタン様が、
この前カラスさんに借りた 日本語の辞書返しに行きたいって言ってて そんなら私お使い行きまーす!って無理矢理来ちゃった

 

サタン様 日本語も読み書き出来る様になんなきゃって 頑張ってたの
ありがとねー。」辞書はいっ

 


彬羽「ん?その為にわざわざか?」

 

ジルケ「そだよ。
おかげで上達早かったって
御礼言っといてねってさ」

 

粋「って事は もう読み書きマスターしたんだ」うわ。

 

白「俺なんて 日本語ひらがなしか読めないぞ」えへんっ

小太郎「うん。東の魔王も もうちょい頑張ろうか」わおんっ

 

 

テオドール「で、用が済んだのなら帰って頂けませんかね」襟直しっ


一同(Σなんで一瞬で着衣乱れてんの!?)ひえっ

 

 


ジルケ「えー。つれない

わざわざ遠方から お姉さんが訪ねて来たってのに
手の1つ2つ出さないでそれでも男?
あ、女の子だったっけ? 泣き虫テオちゃーん?」くすくすっ

 


テオドール「このアマ ぶっ飛ばしても良う御座いますかね?」 イラアッ

小太郎「まあまあまあまあ」どうどうっ

 

 


ジルケ「ほら この子 この国に来てから大分逞しくなったし
そろそろ良くない?」ね?

 

彬羽「何が良いってんだ。」困惑っ

ジルケ「えー?言わせる?」くすくすっ

 

家康「あの ジルケちゃん?
そろそろその辺にね?」あたふたっ

 

ジルケ「え? おじさん まさかこう言うの免疫ないの!?」ぎょっ

 

家康「うん。おじさんはやめようか
凄い刺さるね

てか免疫有る無しに関係なくってか今日は特にね」そのー。

 


魄哉「うちの敷地内でそう言うのやめて貰えませんかね」ぬうっ

一同(Σそういや徹夜明けで居たんだった!)ぎょっ

 

家康「・・その、風紀委員なお母さんが居るから」あちゃー

 

 

 


ジルケ「あ、 家主さんこんちゃ」ぺこりっ

 

魄哉「はい。こんにちは
そう言う所キッチリしてるのは良いですね」ぺこりっ

ジルケ「礼儀は大事ってサタン様に言われてるし

あ、そっか。家主さんお年寄りだっけ?
高齢の人って未成年のそう言うの嫌いだよねー

アタシ的には 家主さんも結構好みなんだけど
魄哉「Σ近い近い近い!貞操観念どうなってんですかこの子は!!」ひいっ


ジルケ「えーだって
サキュバスだし

ほら至って当たり前って言うか 生活の1部って言うか」えーと。 

 

魄哉「あの 生活の1部って言っても
もうちょい隠すべきと言うかですね。

ほら 御風呂とかも生活の1部ですが 往来で堂々と入らないでしょうが「やれと言うなら入ろっか?」あっさり

 

 


家康「Σああ!天海がやられた!」なんとっ

千様「ジェネレーションギャップに種族の違いのコンボで頭抱えてるわ!」

 


ジルケ「だいたいね。こうやってコソコソすべき事扱いされてるけどー

アタシにとっては 食事と同じなの
食べなきゃ生き物は生きてけないの
それとも何? か弱い女に坊さん並に断食修行しろと?」ずいっ

魄哉「Σう゛」

 


ジルケ「普通出来ないよ?

だから坊さん達の修行になるんでしょ?


それとも何サキュバスに生まれた時点で飢えるべき?

他の生き物は 肉も魚も美味しく食べてるのに ズルくない?」ずずいっ

 

 

魄哉「Σえ、あのっ


う、うちの敷地の外なら 

良いんじゃない   ですかね?」冷や汗だらだらっ

 


テオドール「Σ良くない!!
うわああ魄哉さんが完敗されましたっ」ひえっ

 

小太郎「肉も魚も美味しく食べてる 生臭最高僧だもんなあ。」わおんっ

千様「ありゃ言い返せないわ」うん。

 


ジルケ「ふっ。」勝ち誇りっ

 

粋「何の戦い これ?」困惑っ。

 

 


白「ん?
なんだ お前

イトコで テオが小さい頃世話になってた家の奴って聞いてるけど、
西洋から追っかけてくるような そんななのか?」あれっ

粋「Σあ。そう言う!?」はっ

 

ジルケ「ん?
んー そう言うって言われると答えづらいんだけど

まあ、小さい頃から可愛がってた泣き虫弟分が
そろそろ行けんじゃね?って歳になるとねー。

そらそろ収穫しとくか 的な?」にこっ

 

 


テオドール「悪霊退散!!」十字架ぶんぶんっ


小太郎「効かないと思うぞ」わんっ

 

ジルケ「残念。
アタシ信仰心無いから ノーダメ」わははっ

テオドール「Σさっさと帰れえええ!!」うわあああ!!

 

 

蒼月「お前さあ 酷い事言うなよ
男なら喜ぶべきだろ
こんな バインバインぱっつんぱっつんの
千様「うん。蒼月君は黙っててムカつくから」

 

魄哉「煩悩退散。」印びびっ

蒼月「Σあだだだ
なんで俺に金縛り!?」しびびびっ

魄哉「八つ当たりです。」けっ

蒼月「Σこんのクソ坊主!!」あだだだっ

 

 

彬羽「茶でも淹れるか
頭が腐る。」ふーやれやれっ

白「お前 こう言う話ホント苦手だな」

 

 

 

ジルケ「ジャパニーズはシャイだなー。

サタン様なら 程々にしなさいねって 優しく頭コツンで済むのに」ちぇー

 

千様「ん?

前もそれっぽい事言ってたけどー
え?なあに? お願いして代わりに来たりとか
ジルケちゃん サタンさんと親しいの?」あら?


ジルケ「ぶっちゃけ。そう言う仲」

 


どがしゃーん!

 

粋「Σぎゃああ熱っつうううーっ!!!」ひいいっ

彬羽「Σうおすまん! 手が滑った!!」

 


ジルケ「そんな驚かなくても。

あの方悪魔の総大将だよ?
彼女の1人2人3人そりゃ居るって」へらっ


テオドール「え、 えええ」引っ

 

ジルケ「て、事でテオも少し見習ったら?
西洋の魔族は結構そう言うもんよ?」にこっ


テオドール「いえあの 理解が追っつかないともうしますか」頭くらくらっ

 

 


白「ごめん。テオは もう日本の妖怪だからな」

ジルケ「へ?」


彬羽「だな。いわゆる『うちの子』だ」うむ。

 


家康「へ?

2人共 いきなりどうしたの?」あれっ

 


白「これはダメだろ」

彬羽「珍しく意見が合ったな。
これだけは駄目だな。

こう、論理的にな」うむ

 

 

 

白・彬羽(親子で同じ女ととか どんな泥沼だ) くわっ!

※テオドールはサタンの隠し子です。

 

 

 

ジルケ「あのー ?」えーと

 

 

テオドール「うちの子っ!

私 この国に来て良う御座いました」じーん。

 


白「日本では 子供の付き合いにめちゃめちゃ保護者が口出すんだ。
て、事で 俺が認めないから駄目だ
テオまだ未成年だしな。」な?


粋「兄貴 ?いきなりどしたの?」あのー

 

 


ジルケ「うーん、郷に入りては郷に従え かあ。」

 

家康「うん。テオちゃんと言い そう言う言葉はよく勉強して来てるんだね」ああうん。

ジルケ「コミュニケーションは大事だかんね

んー。東の魔王様がそこまで言うならしゃーない。
じゃ、親の許可が要らない歳になってからにするか」ちぇー

 

テオドール「Σ成人までに強くならねば!!」ひいっ

 

 

蒼月「ん?何?
ジルケちゃんってひょっとして強いの?」あれっ

ジルケ「まあねー。サタン様のお側に支えるくらいだし

ゴーレムくらいなら1撃だよ」へらっ。

 


家康「ゴーレム かあ。」

小太郎「テオ、ゴーレムに蹴り入れようとして スネぶつけて灰になってたよな」わんっ

 

テオドール「Σ筋トレして参ります!!」しゅばっ

 

 


ジルケ「あ、逃げた
まあ良いわ
じゃ、また 数年後にでもお邪魔しまーす」あははっ

 

白「そう言うの 日本じゃ犯行予告って言うんだぞ」


粋「兄貴、ホントにどしたの?
今回まともな事しか言ってねえよ?」ええー

 

 


千様「で、アンタはいつまでダメージ受けてんの?」

魄哉「わ、若者の感覚についてけな

あ、やっぱ生臭物は断つべきでしょうかね」


彬羽「今更じゃないか?

今日は鍋だぞ。猪の「頂きます。」

 

 


一二三「西洋の魔王様って
女の趣味すんげーだな」うわ。

コマ『子供の教育に悪いですね』カタタッ

 

 

 

 

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サタン「ジルケ、さっき通信したら
テオドールが偉く余所余所しいんだけど?」嫌な予感っ

 

 

ジルケ「あっはっは。サキュバスジョーク!!」だはははっ

スケープ「また やらかしたんですか」あーあ。

 

 

ジルケ「いやー。日本の人達素直だから
見事に騙されて あはははははっ!」お腹抱えっ

サタン「そりゃ余所余所しくもなるか

大概にしなさいね お前は。」頭こつんっ

ジルケ「はーい。

だよねー。西洋ならこんななのにね」あははっ

 

スケープ「サタン様が甘やかされるからですなあ。」やれやれっ

 

 

 

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