小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

6月27日

 

 

 


魄哉「えーと。ドイツ語表記だと これはこうなりますね」書き書きっ

テオドール「Σ成る程!
では此方はっ」

魄哉「・・もう1冊丸ごと訳しましょうか?「お願い致します!」おおおっ

 

 

家康「出勤前にササッと本1冊ドイツ語訳って お前の頭どうなってるの?」ひええっ

魄哉「言葉自体は頭に入ってるので 書く労力だけで済むんですよ。
若い頃向こうに居ましたし」訳さらさら書き書きっ

家康(同時通訳みたいな物かな

彬羽と言い 鳥系妖怪の頭どうなってるんだろ) 

 

蒼月「毎度よくやるよねー

つかあいつ 何の訳頼んできたの?」ひょこっ


魄哉「門外不出の陰陽道 禁呪とそのシステムについて。

ですが?」きょとん。


蒼月「アンタはまず日本語学び直したら?」

 

 

家康「あの天海?
門外不出なら 陰陽師でもないテオちゃんに読ませちゃまずいんじゃないかな?」えーと。

蒼月「そうだよ、だいたいアイツさ。」ちらっ

 

 

テオドール「はい?水晶玉の通信?また国からで御座いますか
別にお話する事御座いませんのに」ええー。

 


蒼月「あの無駄にキラッキラした国の主様に全部話されたらヤバいんじゃないの?それ」怪訝っ

魄哉「確かに下手すりゃ国の1つ2つドーンといくよな あれやこれや書いてますが
そんな心配しなくても」あははっ

家康「Σごめん ちょっとは警戒して!
てか陰陽道こわっ!!」ひええっ

 

 

蒼月「あのさジジイ。
パッと見じゃ 他人の腹の底までは解らないものだよ?

あのヘタレ あんな感じでボケて見えるけどさ 国防とかに関わる事は天海サマとして気を付けた方が良いと思うよ」

魄哉「?

嫌に警戒してますねえ
君らしくもない」おや。

 


蒼月「だって。吸血鬼ってコウモリだろ。

どっち付かずとかスパイの代名詞じゃん」大真面目っ

魄哉「んな事言ったら君は要らん事吹き込む象徴の蛇ですからね?
その法則で行くなら この話も耳を貸して誑かされたら終わりですからね?」

蒼月「Σあ」はっ

 


魄哉「一見頭が切れる様に見えますが まだまだ甘いですねえ」苦笑。

家康(どの辺が?)困惑っ

 

 

魄哉「てか やたらテオ君とは打ち解けない と言うか、そもそも極力関わろうとしない理由それですか?
え?あの子が日本に来てもう 2、3年経ちますよね?」

家康「Σひょっとして年単位で疑り倒してたの!?」

 


蒼月「しゃーないじゃん。
皆 警戒心無さすぎなんだもん
海外の化物って この国の以上に力は正義なんだよ

更に言うと 人間との関わり方が国家の裏側と契約してーって感じだから 下手打ちゃアンタ等の大事な人間の方の国も攻められる可能性有るんだよ」

 

家康「そう言われると 怖いけど

そんな疑心暗鬼なのもねえ」うーん。

 


魄哉「いやー。読んでもテオ君では半分も理解出来ないと思うんで問題ないと思いますがねえ」悪気なしっ

家康「天海 なにげに酷い」

 


蒼月「え?じゃあ俺なら?」

魄哉「危ないんで読ませられません。」

蒼月「なんだ。解ってんじゃん」どやっ

家康「Σ一気にキゲンが良くなった!!」おおっ

 

 


蒼月「まあ そのボケっぷりさえ演技って可能性も有るから 俺はコウモリ野郎に油断しないけどね」ふんっ

魄哉「君ねえ。
そんなだからあっちやこっちとギスギスするんですよ

 

信じねば 相手も信じてくれませんよ?」にっこり。

蒼月「仏スマイルやめろ。
こう言う時だけ坊主らしくすんなよ 騙されそうになるから」

 


魄哉「少しくらい騙されときましょうよ。

成る程 その辺滲み出てるから
テオ君も 蒼月さんはエロ最優先で節操無いわ口だけ達者な割に言う程深い男じゃないむしろ浅いとかボロカス言われんですねえ」はーやれやれっ

 

蒼月「俺そんな言われてんの?」は?

家康「Σ天海ストップストップ!どんどんギスギス悪化する!!」ひいいっ

 


魄哉「仮におかしな事になったとしても こっちには あの子の大好きな東の魔王様がついてるんです どうにかなりますよ。
はーい。テオ君 訳し終わりましたよー」すたすたっ


蒼月「ったく。それも演技だったらどうすんだよ」ちっ。

 


魄哉「だから大丈夫ですって。

あの子は 僕以上の人タラシの化物タラシですから」

 

 


蒼月「・・・・まあ。そこは信用出来るけどさ。」うん

家康「あの子周り 基本タラされたのばっかだもんね」ああうん。

 

 

 


ーーーーーーーーーー

 

 

テオドール「と言う事で
魄哉さんに訳して頂いた秘蔵書と格闘してきたので御座いますが」よろろっ


粋「顔赤いけど 知恵熱出てねえ?」ええー。

テオドール「難解過ぎて脳がついてかないので 根性でフワッと
何となく上部だけ理解しまして御座います」よろろろっ

 


千様「吸血鬼ってスマートなイメージだけどー。
テオ君って なんやかんやゴリ押しよね?」

彬羽「基本足りない分は 粘着力と執着で突っ走るな 確かに。」ああうん

 


粋「で、そんな執着するよな何が書いてんだよそれ。」

 

テオドール「えー 色々書いて御座いましたが
私が知りたかったのは ぶっちゃけ

我が主は八百万の神様認定『破壊神』に御座いますが
場合によっては種ごと滅ぼすって物理的にどういう事なので御座いましょうかと

彬羽さんに聞いても教えて頂けませんし。」ちぇー

彬羽「具体的にそんな物教えられると思うか?」

 

 

千様「あ。言われてみれば確かにねー

白君て破壊力はヤバいけどー
腕力なら彬羽君のが上なわけだし」あら?

粋「兄貴なら国くらい滅ぼしても不思議じゃねえわくらいに思ってたけど 確かに。」ふむ。

 

 

テオドール「そこで思ったので御座います。
そして こちらの文献を呼んで確信致しました

 

我が主は 大地を巡る龍脈よりエネルギーを吸い上げる事が可能に御座います

そしてその龍脈は 定期的にエネルギーを吸ってやらねば膨れ上がり火山の噴火等災害を引き起こす

そしてそれはこの国だけの話に御座いましょうか!」びしっ。


粋「Σえ 
あ、そっか 海の外にも巡ってる方が自然なのか龍脈」はっ!

 

 

千様「あらあらー?それってひょっとして?」

 

テオドール「その気になれば
あの方、国どころか 世界全てを龍脈パワーでドーンと吹っ飛ばす事も可能なのでは御座いませんか?」じっ。

彬羽「・・ノーコメントだ。」目そらしっ


粋「Σあ。マジだこれ」背筋ぞわっ

 

 

テオドール「やはり間違っていなかった!!
さすが 我が主! その御心1つで世界の存亡さえ思いのまま さすがで御座いますっ!!」きらきらっ


粋「Σちょい落ち着け
熱凄いんじゃねえのお前!顔真っ赤!フラッフラ!!」ひいっ

 

 

彬羽「立場上、間違いとも正解とも言えんが
普通ビビる所じゃないのか?」


テオドール「我が主は気軽にかような真似なさる方では御座いませんし
何よりドーンとされたら ドーンと行かれた方が悪いの確定なので問題御座いませんっ

もちろん自分がドーン!とされても納得の裁きと受け入れる所存でごじゃひみゃ」くらくらっ

彬羽「解った。頼むからちょっと寝ろ」

 

 

 

蒼月(んな歩く最終兵器相手に
なんでそこまで信用出来るんだよ あいつ。)えええー。

 

家康「さすがです 敏腕タラシ」うん。

白「?」寝癖っ


蒼月「まあ この人なら大丈夫感有るのは認めるけどさ

・・まあ 信用してやるか」ちっ。

 

白「俺が寝てる間に何があったんだ?」はて?

家康「色々とね
蒼月なりに気を使ってたと言うか 皆を護ろうとしてたと言うか。

てかもう昼だよ。」はいはいっ

 

 

 

 

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