小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

7月11日

 

 

 

テオドール「Σ大変で御座います!
彬羽さんが味噌汁の蒸気に負けまして御座います!!」あわあわっ

粋「Σ暑さに加え湿気か!!」

 


蒼月「今ので解るって凄いなアンタ」うわ。

粋「Σ毎年の事じゃねえかよ!
え?ぶっ倒れた!? 味噌汁って火傷とかは!?」


千様「救急箱要る?救急箱Σいだあ!?」スネがいんっ!


粋「Σケガ人増えるから姉ちゃんは大人しくしてて!!」ひいっ

 


テオドール「あ。大丈夫で御座います

台所でつまみ食いされておりました我が主が
ビビってとっさに庭の池におりゃあ!と」

蒼月「あの人自分がカナヅチの癖に 容赦ないな」うわ。

 

 

家康「いやー。暑さで気分悪いんなら適切な処置じゃない?
彬羽だから簡単に壊れないし」てくてくっ

千様「Σあ!殿
彬羽君大丈夫なの!?」スネじんじんっ

家康「うん。池の水がぬるいって文句垂れてた
てか大丈夫?「見ての通り自慢の美脚が紫よ」

 


テオドール「シロさんがバイト早出だと 大変に御座いますねえ」うーん。

蒼月「あのガキ完全に冷房装置扱いだよねー
千ちゃんの足も冷やした方がいいんじゃない?それ」じーっ

家康「蒼月 近すぎ
やめなさいっての。」

 


粋「そのシロを早めに出勤させてるのも
カラスがぶっ倒れるの対策らしいけどな。
飲食店て暑いし

つか。火傷してねえ?」


彬羽「熱湯ごときでなるかそんなの」ずぶ濡れびちゃびちゃっ

白「池の藻だらけでドヤるな暑がり

今日はバイト休め。」

彬羽「Σえ゛」袖絞りびしゃしゃっ

 


白「無理して職場でもう1回倒れられる方が迷惑だぞ」くわっ。


粋・テオドール(Σ此処で出た 魔王の圧!!)ひいっ

 

 

彬羽「・・・正論だな」目そらしっ

テオドール「あ。先に目を反らされました
敗けを認められた様に御座います」おおっ


蒼月「アンタ等猿かよ。」

 


粋「しゃーねえって
板前留守でもどうにかなるなる
店長要るんだしさ」わははっ

彬羽「いやしかし
解っちゃいるが あいつ等この暑いのに結構生ゴミ捨て忘れてたり 
あ、仕込みの数微妙に変えた方が良いの忘れて

 

白「そりゃっ。」


膝に蹴りっ。

彬羽「Σあ」


再びばしゃーん!!


粋「Σ絞った所なのに!!」

 


テオドール「お見事な膝カックンで。」わお。

白「頭使うな また倒れるぞ」すたすたっ。

 

 

 

千様「白君は暑くても元気よねー」あらあらっ

蒼月「今年の暑さは変温動物でもぶっ倒れそうだけどね
やっぱ魔王は違うや」ちらっ。


粋「あのーカラス?

兄貴行ったし上がってももう落とされねえと思うけど?「いやぬるいが案外水の中のが快適かも

粋「いやカラスじゃなくて河童かよ。生臭えだろ」ええー。

 

 

 

間。

 

 

 

魄哉「なんです?コレ」うわ。

蒼月「おかえりー
バカラスがウロウロしない様に 魔よけ結界張っとけって言われたから アンタのお札勝手に使ったよ」せんべいばりぼりっ

 

魄哉「ああ、彬羽君の倒れる時期ですか」成る程っ

彬羽「Σ納得するな!
そして蒼月 手前本気で結界張りやがったな!!」襖べきっ

蒼月「ちょっと家壊すなよ
魔王様のお達しなんだから三下は断れないだろ」あーもう。

 

魄哉「いえ。部屋閉めきって閉じ込める方が暑苦しいですから」


蒼月「Σあ。ひょっとしてお前が怒ってるのそっち!?」

彬羽「当たり前だ!!」くわっ!

 

 

魄哉「はい 動けないのは辛いですね。

ならウロウロしないで下さいね

無駄に動いてるの見かけたら呪いますよ」にこっ。

 

 


蒼月「・・風通しは良くなったけど
実質部屋から動けないね」うわー。

彬羽「おい。夕飯は誰が作「久々に僕が作ります

いやー お仕事早く終わって良かったですよ」すたすたっ

 


蒼月「ま、色々と怖いから大人しくしときなよ」

彬羽「いや 何か気が引け「そんなだからぶっ倒れんだよ馬鹿。」

 

 

間。

 

 


テオドール「とか 人の事申せませんよね

袈裟ってそれ見るからにくっそ暑う御座いますもんね」うわ。

魄哉「つ、通気性の良い素材にしたんですが」ぐったりっ。

 


家康「Σいや無理でしょ限度が有るでしょ!
今日ジメジメジトジト凄いんだよっ!」うちわばっさばっさ!

魄哉「ああ。それで彬羽君も「彬羽は池に向かって背負い投げされたからです!!」ばっさばっさ!

 


粋「おーい飛天来たぞー。」襖がらっ

千様「暑い中往診頼んじゃってごめんなさいねー」


飛天「いや大丈夫大丈夫。
毎年近所の爺さん婆さん倒れるから慣れてるし

ただあの 鬼みたいな石段はキッツイなあ」汗だくっ

 

テオドール「・・烏天狗なのですから
飛べばよろしかったのでは?」うちわぱたぱたっ

飛天「Σあっ」はっ!

 

魄哉「あの。君も大概大丈夫ですか?」冷や汗っ

飛天「瀕死の坊さんよりかは?」えっと。

 


家康「って事はあんまり大丈夫じゃないんだね?」

飛天「いやいや医者がそんなん言ってらんないから

とりあえず 冷たーい井戸水貰える?」

粋「大丈夫かよ
ちょい待ってろ」たたっ

飛天「大丈夫大丈夫。
俺等烏天狗は頑丈なのが取り柄だから。

とりあえずアンタも水と一緒に塩分捕って」えっと

 


粋「ほいキンッキンに冷えた井戸水!
冷やすのに要るだろし大目に汲んで来たけど
飛天「Σよっしゃ助かった!!」ぐびーっ


千様「Σちょっ!そんなの一気飲みしたらっ!!」ひええっ

 

 

 

間。

 

 

 

白「で、腹減りに冷えた水一気で 胃袋キューってなったのか。」うわ。


飛天「」ぐったり。

 

 

粋「まさかアレ全部行くとは思わなくて」とほほっ

千様「気にしなくても誰も思わないわよー」あーあ。

 

 

飛天「だ、大丈夫大丈夫

もう落ち着いたしっ」よろろっ

魄哉「すみません。具合悪い所にショッキングな事されるとトドメになるんで大人しくしてて貰えますか」

飛天「Σううっ」

 

 

家康「お医者業のみマトモにやってる飛天にゃ酷だねえ」苦笑。

飛天「ホントに落ち着いたのに

あ、じゃあせめてうちわでパタパタって」えーとえーっと

 

粋「何かしてねえと落ち着かねえの?」

飛天「そこはやっぱ 患者に何もしないってのは

テオドール「Σぎゃ!飛天さんそれはっ!」
飛天「ん?」

 


烏天狗の扇(突風効果付) ばさっ!


びゅごおおおおおっ!!!

 

魄哉「Σっぎゃーっ!!」ごんごろごろごろっ!

家康「Σ天海いいいーーっ!!」ひいいっ

 


飛天「Σやばっ 暑さで頭ボーッとしてて間違えた!」はっ

粋「Σやっぱお前大人しくしてて!!」うわああっ

 

 

 

 

 

 

どすどすどすどすっ。

 

彬羽「・・ん?」

 


襖がらっ!


彬羽「Σうお何だ!?」ぎょっ

 

ぽいっ

飛天「Σあだっ!」べしゃっ

彬羽「Σ!?」

 

白「出たら燃やす。」


襖すぱんっ!

 

すたすたすたすたっ

 

 

彬羽「・・お前いったい何をやった」嫌な予感っ


飛天「・・1種の医療ミス?」えーと。

彬羽「Σはああ!?」ぎょっ。

 

 

飛天「いやお前が思ってるみたいなのじゃないから

てか、籠って何してんの? 暑さで参ってるとか聞いたけど」あれっ

 


彬羽「いや出たら呪うと言われててだな。」困惑っ

飛天「俺は燃やされるらしいけど。

・・え?此処 鳥かごか何か?」ええー。

 

 


ーーーーーーーーーー

 

 

白「全く 1人倒れると皆バッタバッタって」むすーっ

家康「お前は元気だねえ」わお。

 

テオドール「当たり前に御座います!
我が主は暑さなんぞに
Σあ。気持ち悪」くらっ

粋「Σお前もお前でんなカッチリ着込んでるから!!」ひええっ

テオドール「下僕として最低限の身だしなみは大事 Σえ。あの」

 

どっぱーん!!

 

 

蒼月「本日2匹目の 池に強制ダイブだね」うわ。

魄哉(白君の前で倒れなくて良かった) 心臓ばくばくっ

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

【夜】

 


挿音「ったくどいつもこいつも情けねえっ

ちゃんと食って鍛えりゃ暑さなんかにゃ負けねえんだよ!!
オラ 残したらヤキ入れんぞ根性無し共がっ!!」

何か色々煮たり焼いたりしたのどんっ!!

 


家康「見た目は何だけど 結構美味しいから凄いよねお前」わお。

挿音「おう。食える物入れりゃ食える物が出来るかんな。」

 

魄哉(夏バテにこれ完食は辛い とか言ったら本気で殴りに来そうですねえ) うぷっ

彬羽(水飲みすぎて食う気がしねえ
とは
料理人として言えねえな。)くっ

テオドール(ニンニク 入っておりませんよね?)怪訝っ


石燕「あの、普通に多すぎ
挿音「却下。」

 

 

飛天「久しぶりのマトモな夕飯」じーん。

小太郎「美味しい美味しいっ」がつがつわんわんっ!


挿音「ほれ。コイツ等を見倣えよ」ったくよー。

蒼月「見倣うの そこでいいの?」

 

 

 

玄関がららっ

 

一二三「ん?」ぴくっ

千様「あ。シロ君帰ってきたわ」

 


シロ「いやすまんすまん。
今日は蒸し暑かったのでな

春一の店内が暑くてしゃーないとなかなか帰して貰えず ん?どうしたお前等。」

 

コマ『ブリザードでお願いします』筆談っ

シロ「なんだまた誰ぞ具合悪くなったか
毎年飽きんな」冷風びゅおおおっ

 

一同「Σおおおーっ!!」ひんやりっ

 

 

 

飛天「この家は冷房機具があって良いなあ」ほっ。

彬羽「逆にこれに慣れたせいで暑さに弱いってのもあるがな」はーやれやれっ

蒼月「いやお前は特殊

Σつか寒っ!」ぶるっ

 

 

千様「あら? そいや白君は?」きょろっ

一二三「疲れたから早く寝るって言ってただよ?」

 

 

 

 

粋「Σうおっ。廊下のすみに兄貴落ちてる」びくっ!

 

テオドール「あ。寝ておられますね
我が主はひんやりする所を御存知に御座いますからねえ

てか、大概暑かったんで御座いますねえ」あちゃー。

粋「皆 ガンガン倒れるから気張ってたんじゃねえの?
兄貴 おつかれさん」苦笑。

 

 

 

シロ「ん?こっちも冷やすべきか?」びゅおおおっ

白「Σ寒い!」びくっ

 

粋「Σ温度差温度差! 心臓発作起こすって」ひええっ

 

 

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