小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

10月29日

 

 

 


蒼月「寒いいいいっ」こたつにしがみつきガタブルっ

家康「大丈夫?「大丈夫じゃないいいー!」

 


千様「今年は1段と凄いわねえ」あらまあ。

魄哉「例年はなんやかんやで秋があって徐々に冷えてきますから。
今年みたいに いきなり冷えると体が慣れないんでしょう」

シロ「ふむ。蛇には辛いかもしれんな」うん

 


白「コタツに入ってても寒いのか?」猫乗っけ

蒼月「あ、暖かい」ほわっ

粋「お。緩んだ緩んだ」おおっ

蒼月「柔らかくて暖かいもん
タツもさ 火が入ってるけどもちょいフワフワだったらなあ」猫に頬擦りっ

ねこ「にああっ」迷惑っ

白「少し我慢してやれ。死んじゃうから」

 


魄哉「コタツの中は炭ですからねえ
フワフワのなんて入れたら火事になりますよ」うーん。

※江戸時代のコタツは炭火イン。


シロ「それも問題だが
お前 仕事は良いのか?」

魄哉「行きますよ 僕が登城しないと政務がストップしますんで。
ただ 今年の蒼月君は生物的にヤバそうなので気になって

 

蒼月「あ。リラックスしたら眠くなってきた」うとっ

テオドール「Σちょ 起きて下さいませ!脈拍がめちゃめちゃゆっくりに!!」ひいいっ


魄哉「今日は休みます! 誰かお湯沸かして下さい!!」くわっ

シロ「Σこの国大丈夫か!?」ひええっ

 

 

 


間。

 

 


蒼月「だからって普通熱湯かける?」ぜーぜーっ

魄哉「熱いお風呂は目が覚めま「Σ確かにシャキッとしたけどさ!妖怪じゃなきゃ大惨事だよ!!」うがあっ

 

千様「相当焦ったわね」

家康「だねえ 熱湯は怖い怖い」ひええっ


白「蒼月 湯気上がってるな
ホカホカだ。」猫避難だっこ。

粋「気がついて良かったけどさ 」うーん。

 


シロ「気温が低いのだぞ。
早く拭かんと更に命にかかわらんか?」

蒼月「Σぎゃああダイレクト湯冷めしちゃう!」ひいいっ

 

白「バカラス。」

彬羽「これくらい手前の足で行けってんだ」ひょいすたすたっ

 

がららっ

ぽいっ

 

ざぶーん!

 

 

一同(Σ躊躇無く風呂に投げ込んだ!!)


彬羽「ったく こちとら小豆焦がさねえ様に見てるのダルいんだ

しょうも無い事で呼ぶな」台所戻りっ


千様「いい匂いがすると思ったらっ」きゃーっ

家康「ぜんざい?寒いもんねー。
ん?あれ 彬羽って甘いの駄目だったんじゃ?」ありゃ?


白「駄々捏ねた」どやあっ

粋「うん。今回は寒がりいるから結果オーライか」あーもう。

テオドール「あの方、和風スイーツも作れるので御座いますねえ」感心っ

 

 

魄哉「今日そのまま浸かっときます?」

蒼月「だね。 その方が安全かも」ちゃぷんっ

シロ「ふやけたからと脱皮するで無いぞ。」

 

 


更に間。

 

 


蒼月「のぼせた。」ぐたりっ

家康「うちのお風呂 温泉から直でひいてるからね」あーあ。

 

一同(お馬鹿) あーあ。

 

蒼月「Σうわ寒い寒い寒いっ
冷やしすぎ冷やしすぎっ」ひいいっ

シロ「Σ喧し 加減が解らんのだ!」冷風びゅおおっ

 

魄哉「今日は気温低いんで 常温で程好く冷えると思いますが?」

シロ「Σはっ!」


蒼月「凍るよ馬鹿!!」がたぶるっ


白「仕方ない もっかい湯船に。
バカラス「Σやめてよ 低温調理になっちゃう!!」ひいいっ


粋「つか 毎度カラス呼ぶのやめてやれよ
ぜんざい焦げるっての」

彬羽「問題ない テオと交代した」はーやれやれっ

粋「Σいつの間に!」はっ

彬羽「俺は甘臭いのから解放されたい あいつは主の嗜好品を作れる様になりたいで利害が一致したんでな
レシピ書いて渡してきた」晴れ晴れっ


千様「何語で?」

彬羽「あいつは日本語読めないだろ もちろんドイツ語だ」あっさり。


シロ「そこまで嫌なら作らんでも良くないか?」

家康「料理人の意地なんだろうねえ」しみじみっ

 

蒼月「お前のそういう この程度、外国語くらい何でもないですよ的な所マジで嫌い」けっ

彬羽「しばらく死にそうにねえな」ああうん。


魄哉「ですね。思ったより大丈夫そうです」ほっ

 


白「けど、まだ10月なんだよな?

これからまだ寒くなるんだよな?」えーと。

蒼月「Σうっ」


粋「Σこら兄貴 思っても言わねえの!!」しーっ

白「事実だし

蒼月、耐えられそうか?」

蒼月「・・今年こそ冬越せないと思う」ずーん。

 

テオドール「よっし!おぜんざい出来まして御座いますっ
蒼月さん まずは熱々のを「いらない」

テオドール「Σええええ! 蒼月さんが!?」ひええっ

 


彬羽「メンタルまでへし折ってどうする」怪訝っ

白「ホントの事確認しただけだし。
目を反らしてても死んじゃうのは死んじゃうぞ?」

粋「Σえ。そんなヤベえの!?」

白「なんかこう。雰囲気がもうそろそろ寿命の生き物ぽいって言うか」うーん。

 


魄哉「閻魔様脅したら 寿命のロウソク太くしてくれますかね?」

家康「Σ真顔やめて! むしろロウソク取り上げられちゃうから強盗やめようっ
こら鬼門開かないのっ!!」ひいいっ

 

千様「落ち着きなさい
地獄までカツアゲしに行くんじゃないわよ」あーもうっ

 

 


一二三「とりあえず暖かいの着るべ。」どてらばさっ!

蒼月「んー。暖かいけど 短いてか隙間が」さむっ

小太郎「かいまきはどうだ?袖有る布団だぞ?」ずるずるっ

蒼月「お?これ良いかも
タツと合わせたらかなり

あ、ホッとしたら ちゃょっと厠 Σうわ!?」

どたーん!!!

 


家康「うん。体温下がってフラフラだから重くて長いの危ないね」ありゃ。

魄哉「下手に我慢してたら漏らしますね」ああうん。


テオドール「何か暖かくて軽い物 御座いませんかねえ」うーん。

白「んー。」ぜんざいずぞぞっ

 

 

 


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焔「おう孫! 注文の品速攻で出来たぞー」わははっ

 

蒼月「何これかいまき!? 

めちゃめちゃフワフワッ! でもって軽い 暖かい」おおおおっ


焔「頼まれたとおり 猫の毛質基準で注文したがよ?」

白「良いみたいだ」うん。

 


粋「え?え?何これ
何で出来てんの!? 絹? うわ良いなー」おおっ

カイコ「?」首かしげっ

焔「残念。 いわゆるこの世の物じゃねえんだよなー」にやりっ


彬羽「と言うと?

 


白「織姫に特注した。
ほら あいつ等夏以外暇だから」

家康「Σ前にチラッと実在してるとは言ってたけど!!」えええっ

 

魄哉「Σえ。いか程かかりました!?
家主としてそこは僕が払いますよ!」

白「大丈夫だ。織姫甘党だから」

魄哉「はい?」

 

 

テオドール「鍋1杯のぜんざいで足りたで御座いましょうか?」

焔「おう。喜んでたわ
また是非オーダー下さいってよ」わははっ


魄哉「Σまさかの現物至急!?」えええっ

 

白「織姫 お嬢育ちだから甘い物鍋1杯とか食べた事無いらしくて」

家康「うん。普通は無いからそんなの」

白「そうなのか?」えー。

粋「んな物日常的に食ってんの兄貴ぐらいだっての」

 

テオドール「彬羽さんの御指南のおかげに御座います 
我が主のお役に立てまして御座います

ありがとう御座いますっ」わーい。

彬羽「・・そうか。」うぷっ

一二三「聞いてるだけで気持ち悪くなってるべな」あちゃー。

 


蒼月「わーい軽い軽いっ

んーふかふかっ。今年の冬もどうにか越せそう」柔らかさに癒されっ

千様「良かったわねえ 」ほろり。

 


焔「ちなみに 試作品も何枚か貰って来たけどよ
お前等要
一同「要る。」即答っ


小太郎「あれ?シロも欲しいのか?
氷使いなのに」わんっ

シロ「Σこ、氷使いが万一風邪等ひいては格好がつかんのでそのっ」

白「シロ 氷使いだけど冷え症だからな

あ、コレ 柄入れて欲しいな」

家康「お前 何気にお洒落だよね
んー。柔らかっ」ほくほくっ

 

 

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テオドール「ーーと言う事が御座いまして」

水晶玉による定期の母国とのお話中。


ルシファー「ほうほう。それは暖かそうだね
お前も貰ったのかな?」

テオドール「1枚頂きまして御座います
暖かいと心まで柔らかになるので御座いますね」にこにこっ

ルシファー「そうか。それは良かった
日本の冬は厳しいと聞くから 暖かく過ごしなさい」にこにこっ

テオドール「はい! そちらもそろそろ冷えて来ると思われます
ご自愛くださいませ。では今回はこれにてっ」ぺこり。

 


通信ぷつんっ。

 

 


ルシファー「・・毛布に袖つけようか?」ぶるっ

 

お着きの悪魔「さすがにそれは怠惰では「私等悪魔だし 怠惰くらいで調度良いんじゃないかな?」さむっ

 

お着きの悪魔「Σ成る程!早速仕立て屋に依頼致しましょう
さすがはサタン王 これはヒット商品になりますぞ!!」おおおっ

 

 

 

 

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