小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

9月16日

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魄哉「これは」うーん。

家康「ありゃりゃ 凄いね」うっわー




魄哉「彬羽君 絶対うたたねしてましたねコレ」

ちゃぶ台真っ二つっ

家康「だね。ガクンってなってそのまんま頭ゴンッて行ったパターンだねえ」あーあ。


魄哉「・・おそらく今買いに行ってますね」

家康「だね。解りやすい
真面目だからねえ」うんうん





蒼月「いい加減誰か突っ込めよ」引。


千様「えーと。アンタだし壊れない様なの作ったら?」

魄哉「いえ。壊れなかったらさすがにケガすると思いますよ?」

家康「破壊力が自分に返ってくるからねえ」うんうん。

小太郎(それくらいじゃあいつ壊れないと思うけどな)わおんっ





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【大通り】



彬羽「あー情けねえ。 やらかした」ため息

白「うん。ちゃぶ台担いで歩いてるから何かと思った」


テオドール「背丈有りますので目立ち倒しておられましたねえ」

彬羽「そんなにか?」

粋「あーうん。 皆一生懸命目反らしてるからなあ」周り見渡しっ

テオドール「ちゃぶ台って重う御座いますからね」うんうん。


彬羽「しかし、この3人はともかく お前も一緒とは珍しいな」

シロ「む?そうか」

白「今日はシロの竹刀買いに来たんだけどな
なんかこいつ等も着いて来たんだ」

シロ「一寸気合い入れすぎてな 手持ちの竹刀全て大破してしまったのだ」ふっ

彬羽「どんな状況だ。」


テオドール「だって迷子になられては行けませんし!」

粋「そうそう。俺等着いてても一瞬で行方不明になんだろ兄貴はよー」

白「それお前等居ても意味なく無いか?」

粋・テオドール「Σう」


彬羽(拾っても世話はせんが 金銭面は面倒見てやるタイプか)納得。




飛天「あっれ どしたよ団体で。

てか何だこの妖怪ちゃぶ台担ぎ」

彬羽「しばくぞ手前。」イラッ


粋「お?お前は往診?」

飛天「そうそう。 いやー常連の婆ちゃんが寒暖差で倒れちゃってさ
動かしたら危ないしで焦った焦った」ふう。

テオドール「という事はご無事で御座いましたか
それは良かった」ほっ

飛天「ホントにだよ いやー疲れ
ぐーきゅるるるぐるるるるっ


白「腹減りか?」あれ?

シロ「Σお前まさか また有り金全部里に送ってしまったのでは!?」

飛天「いやその あっはっは」目反らしっ




白「仕方ない 春一行くか。」

飛天「毎度ゴチになります」拝みっ


粋「兄貴、こういう所親分だよな」

テオドール「申し訳ないくらい財布のヒモ緩う御座いますよね」うーん。

シロ「稼いどる奴は違うな

ん?なんだお前も行くのか?」

彬羽「いや何か一抹の不安がだな」

粋「いや誰もたかんねーから」




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【割烹 春一】



庵「なんでちゃぶ台担いでんの?」

彬羽「居間のを壊したんで買いに来た帰りに色々あってだな」真顔。

朱禅「他の客がビビるから床に置いてくんねえ?」




ひな「では何に致しましょう?」にこにこ

飛天「安くて量があって早いの「料理名でお願いします」きっぱり


白「じゃ ここからここまで。
どうせこいつ等も食べるし」メニュー指差しっ

飛天「Σおお 豪気っ!」おおおっ



庵「あの、副官として大将の金遣い気になるのは解るけど あれでこの店もってるからね?」冷や汗っ

彬羽「悪いな 今日はシフト入ってねえからここの店員じゃねえんだ」

ひな「店内でどす黒いオーラやめて下さい」むう



粋「いや兄貴もガキじゃねーんだし
お前が気にする事無くね?」

彬羽「ガキじゃねえなら息をする様に迷子になるなってんだ。」きっぱり

粋「Σぐうの音もでない!!」くっ

テオドール「Σうわっ コレ何で御座いますか!?」

朱禅「ん?シャコ知らね?」

テオドール(巨大な虫?)困惑っ

ひな「日本人でもダメな人はダメですからねえ」あら。

白「あれ?外国でもエビとか食べるだろ?
ほら似てる似てる」丸ごと伊勢海老わきわきっ

テオドール「あー 言われてみれば確かに」おおっ


彬羽「待てこら 昼からシャコに伊勢海老てお前は何処の御大尽だ。」

白「いちいち煩いな ほら毛ガニやるから」毛ガニぐりぐりっ

彬羽「Σ贅沢にも程がある!!」



飛天「お前な 人が稼いだ金で何しようが勝手だろ?
そこまで監視する事無いだろ 何怒ってんだよ」げふっ

彬羽「そりゃお前は満足だろうがな!

こっちはこんなのの補佐やってんだぞ
贅沢癖つけて蒼月みたいにあっちこっちでツケ貯められてみろ!下の化物共に示しつかねえしどうなると思ってんだ!」必死っ

朱禅「精神的な苦労半端ねえんだな。」しみじみ



白「安心しろ
役者として売れ続けるから今後も困らない」きりっ。

彬羽「Σその自信どこから出てくるんだ迷子野郎!」


テオドール「こんな感じだから人気なのかもしれませんね」ふむ。

粋「あー 芸風って性格出るもんな
兄貴じゃなきゃあんな傍若無人に出来ねえわ」うんうん




庵「んな心配する事無いって
確かに食べ物と衣装買い取りの値段は派手だけど
その他は周りの下の子等の必需品と猫と一二三ちゃんへの貢ぎ物くらいしか買ってないし 結構質素質素。

ある意味彬羽とそんな変わらないって」あっはっは。

白「なんで知ってるんだお前。」



粋「ストーカーが言うなら安心だろ?」

彬羽「・・だな。」ドン引き納得。


白「じゃちょっと抜けてシロの竹刀買いに行くか」よいしょっと。

シロ「いや 何か流れ的に申し訳無「バカラス 責任取って強制連行な」

彬羽「すまん。そう言う意味じゃ無かった」首根っこ掴んでひょいっ

シロ「Σその持ち方やめい!!」ぶらんっ




ひな「あら?シロさん御自分のバイト代は使っちゃったんですかね?」あら。

テオドール「そこは 居候だからと無理矢理全額魄哉さんに押し付けてしまって後から困っておられた様に御座います」

庵「あー。いい子有る有るかあ」納得

飛天「ほー 俺と同じか」もぐもぐ。


朱禅「案外白のが金銭感覚しっかりしてそうだな」うん。






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挿音「お?ちゃぶ台新しくね?」

コマ『定期的に家具が新しくなりますね?』筆談っ

石燕「そりゃちょいちょい建物も新しくなるくらいっすからねえ」察し。




家康「過ごしやすい時期になると この家事故増えるねえ」

魄哉「しゃーないです。
動くと物壊す子ばっかですし
家が倒壊してないだけマシですかね さて、お仕事お仕事」すたすた。

小太郎「家主も結構壊すから寛容だよな」うん。




蒼月「涼しくなって来たのは良いけどさ
冬やだなあ。
また今年も冬眠しかけて仮死状態とかなんのかなあ」ため息。

彬羽「何言ってんだ
多少寒い方が頭冴えるだろが」

蒼月「そりゃお前は暑がりだもん。言ってる傍から何かやってるし

あーあ。今の内に遊び溜めしとかな Σぎゃー!」

挿音「その前にツケ払っとけよ ほれ請求書の山」どさっ

蒼月「Σ家の中でトラップやめてよ!!」宙吊りぶらーん。




粋「で、お前はまた何やってんの?」

彬羽「いつもの瓦版の奴だな
ネタは有るから書くだけだ」さらさらっ

テオドール「才能に御座いますねえ」へー。

彬羽「あ、それとだ
ほれ この前こいつらの台本のドイツ語訳欲しいとか言ってたろ
多少怪しいかも知れねえが 読み仮名打っといたんでな。これで読み書き慣れろ」ドイツ語版台本ぽいっ

テオドール「Σわざわざ訳して頂いたのですか!?」おおおっ


千様「あら凄い。」うわー

家康「書くって 普通に喋るより大変だよね?」えええ




彬羽「ああ、それとだ

こっちが前から見づらいと思ってた徳川の資料の改定案。こっちがバケモノ名簿の最新版 清書版な。
で、こっちが つつじから頼まれてた台本の案なんだが演者から見てどう思

白「俺の金遣いより お前の脳ミソの使い方のが万倍危なく無いか?」



粋「あの お前疲れたりとかねえの?」恐る恐るっ

彬羽「ん? ああ夏の間常に寝不足だったからか 最近常に眠いな」

テオドール「Σ絶対そのせいじゃ御座いませんよね!?」ひいいっ


千様「苦手な夏が終わってはしゃぐのも良いけどー
一気に無理したら頭の血管切れるわよ?」

彬羽「んなヤワなわけねえだろ
ん?誤字ったか」ちっ




魄哉「ワーカーホリックの素質充分ですねえ」こそっ

家康「あー お前に言われちゃう?」うわあ。


粋「頭良いのは解ったけどよ
使いすぎるとバカになるって言うぞ?」

彬羽「これくらいでなるかそんなもん

ん?何書こうとしてたんだったか・・」うとっ




一同「Σあ」 はっ。




ずるん

ばきゃっ!!



家康「Σ今度のちゃぶ台寿命短っ!!」

千様「あらやだ起きないわ
本人が思ってる数倍疲れてるわねー」あらあら。

蒼月「Σ石頭こわっ!!」ひいいっ




白「起きたら面倒いし このまま寝かせとくか
一二三 」

一二三「はいはーい。 風邪ひかない様に薄めお布団持ってきただよ」ずーるずるっ

千様「あら気の利く幼妻ねー」にこにこ。





挿音「休みで暇だしよ
質より量でちゃぶ台いくつか作っとくか?」キセルふー。

魄哉「お願いします。」即答っ

小太郎「今年は何個頭突き割られるんだろうな」わおんっ





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