小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

12月9日

 

 

 

 

蒼月「お金貸して魔王様。」にこっ

白「バカラス 夕飯は蛇の蒲焼きで
蒼月「Σうおお冗談冗談!!
ごめんなさいごめんなさい冗談だからっ!」ひいいっ

 

 

白「あのな。
返す気無いのを借りるって言わないんだぞ
よく覚えとけ」な?


粋「いや、そこ言わなくても解ってると思うんだけど」

白「ここまでだと 本気で解ってないのかな?って」むう。

 

 

千様「白君ちょいちょい お兄ちゃんが出るのよねえ」あらあらっ

テオドール「基本は面倒見の良い方に御座います故。」うんうんっ

 

 

蒼月「ちえー 駄目か
あーあ。 他に持ってそうな奴は」ちらっ

 

彬羽「借さねえぞ
一二三の将来の為の貯金だからな」ギロッ。

蒼月「うん。子守りガラスに言う程馬鹿じゃないよ」

 


千様(子煩悩パパ。)

家康(血の繋がりも無いのに凄いなあ) しみじみっ

粋(貯金額凄そう)


テオドール「何故肩を落とされるので?」おや?

粋「いや、そういや俺とカラス、タメくらいだったなあって」ずーん。


家康「Σまた劣等感に潰されかけてる!」ひいっ

 

白「凹んでる暇があったら動け
そう言う所だぞ」むっ

粋「この兄貴だから更に凹むんだよなあ」どよーん。

 


彬羽「お前も日がなゴロゴロしてるだけだろうが」怪訝っ

白「こう言う時ってああ言う渇入れるんじゃないのか?」あれっ

 

 


蒼月「うん。借りれる雰囲気じゃなくなっちゃった

寒いけど江戸城行ってジジイの助手バイトしてくる」すたすたっ

家康「Σいや初めからそっち行きなよ!!」


蒼月「えー 出来たら働きたくないし」真顔っ

 


テオドール「ほら 真面目に生きてるだけ アレよりマシに御座いますよ。」

粋「うん 嬉しくねえ。」

 

 

 

間。

 

 


一二三「蒼月さん、バイトしてるんなら
なんであんなにお金ねえんだか?」きょとんっ

彬羽「Σぐ、聞かれてたかっ」

 

テオドール「子供の教育に悪う御座いますねえ」

 


粋「すぐ夜の店で使っちまうからだろ?
この前も石燕とモメて とっとと性病でくたばれって吐き捨てられてたし」

家康「石燕ちゃん どんな罵倒を」引。

 

 

一二三「夜のお店で 何の病気

彬羽「手前等 少し黙れ」

粋・家康「ごめんなさい」土下座っ

 

 

 

白「ん?あいつ 店で全然金使ってないぞ。
いつもツケで 家主に払わせろって言ってるって」

テオドール「で、御座いますねえ。
店のお姉さん方が 申されておりましたし」ふむ。

 


家康「ん?なんでお前は そのお姉さん達と

Σあ。うん 忘れてたけど大人だもんね」はっ


白「いや行かない行かない 俺夜寝るし
単に客だ。」

粋「蒼月が入れあげて貢いでる女達は 役者としての兄貴に入れ上げてるって 
有る意味無間地獄だよなあ」うーん。


テオドール「我が主の所で見事に止まるので 無限では無いのでは?」

 


白「で、一二三。
前言ってた人形なんだけどな。」よいせっ

一二三「Σわあ、髪の伸びる市松人形ちゃんだー!」わーい。

 

 

彬羽「Σ子供になんて物を買い与えてんだ手前!!」ひえっ

白「妖怪横丁で安かったから「Σわざわざ買うな こんな物!!」

 

 

テオドール「まさかの入れあげ終着点 一二三さんで御座いました。」うわー。

千様「微笑ましいから セーフ?」

粋「Σ微塵も微笑ましくね  Σうおお市松人形こっち見たああ!」ひいっ

 

 


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【夕方】

 


蒼月「よっしゃ! ノルマ達成!」伸びっ

魄哉「助かりましたが

君、また即遊びに使っちゃうんでしょうねえ」金一封。


蒼月「遊びじゃないよ失礼だなー

俺はいつでも本気だし。」ふっ

魄哉「待ちなさい 何に使う気ですこらこっち見ろ小僧。」

 

 

蒼月「嫌だね。言ったらまた小言じゃん
じゃ!まいどー
また金が要る時に手伝ってやるよ!」たたっ

魄哉「Σあ!こらっ」

 


挿音「ほっとけ親父
あのガキ また女待たせてんだろ。」天井からぶらんっ

魄哉「Σはい!?」ええっ

 

挿音「あいつが金使う事なんて他に有るかよ
なんでもよ

女と逢い引きする時は 金は全部だす派なんだとよ。
そりゃあんだけ遊んでりゃ 即金も無くなるわ」キセルふーっ

魄哉「律儀なのかアホなのか どっちですかあの子。」

 

挿音「アホじゃね?
毎度カモられてるだけだし
徳川忍の情報網なめんなよ」

魄哉「忍軍も何調べて
あ、もう良いです

・・なんか、色々とやれば出来る子には違いないんですが

 

 

マジでいっぺん性病でくたばれば良いのに」ふっ。

挿音「僧侶の台詞じゃねえなあ。」ああうん。

 

 

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