小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

8月19日

 

 

 

家康「・・・へ?」


一二三「んだからー

おらの彼氏が挨拶に来たいって言ってるだよ

ほんとは家主の魄哉さんに言わなきゃなんねえだども 昨日から江戸城泊まり込みでお仕事みてえだし
代理で家康さんで

家康「Σごめんなさい荷が重い!!」ひえええっ

 

 

 

小太郎「え、えっとそういうのはまずその

あ、保護者!彬羽とかには言ったのか?」わおんっ

一二三「もちろんだべ。
お出迎えの用意しねえとって言ってただ」にこにこっ

 

 

家康「Σうおお嫌な予感しかしない!!
彬羽はやまらないでええ!!」どたばたっ

 

 

 

 


千様「はやまらない方が無理有るのよねえ」あらあらー。

彬羽「最近のガキは心底ませてやがるな。」
しゃーこしゃーこっ


蒼月「ねえ。なんで刺身包丁研いでんの「板前が仕事用具の手入れをして何が悪い」

 

蒼月「このタイミングでかよ。
お前 前にプロが仕事道具をそう言うのに使っちゃダメ的なの言ってなかった?」ひええっ

 

 

 

粋「つか一二三もなんで急に彼氏とか。
この間も大きくなったらカラスの嫁になるとか言ってたのによ」ええー。

コマ『幼児の言葉を真に受ける 貴方の方ががどうかと思います』筆談っ


粋「Σうぐっ! いやそりゃそうだけど!!」

 

石燕「女心と秋の空っすからねえ
でもってチビッ子となりゃそりゃその時のテンションで言う事も変わるっしょ

まあ、女っ気のないあっしにゃ関係ないっす」すたすたっ

与一「いっそ清々しいな」うわ。

 

 

シロ「おい。挨拶との事だが
これは大人共に任せて俺は引っ込んでおいた方が良いか?
それとも大人共の暴走を止める為 隣にいた方が良いのだろうか?」真顔っ

千様「そうねえ

・・とめられるかしら?」

 

 

 

酒呑童子「おう。急に呼び出して何の用だよ魔王サマ

しかも何だ 暴れる用意して来いって 閻魔にでも喧嘩売るのかよ?」わくわくっ

茨木童子「あの世なんて取って何になるんだよ
考えられる所と云えば せいぜい西洋辺り いやそれとも何処ぞ本気で滅ぼす気とか?」ふむ。

 

庭から溢れる古今東西の妖怪わっちゃわちゃ

 

 


シロ「Σ何召集かけとんのだお前は!!」ひええっ


白「いや滅ぼすのは1人だ。
けど油断するな 俺がここまで警戒する相手だ。


骨の一辺も残らず全力で叩き潰せ」くわっ!

シロ「Σやかましわ!その玉座何処から持ってきた!!
いかにもな魔王オーラ出すな下僕呼び寄せるなこんな事で!!」

 

 

 

鏡子「彬羽さんはもちろんですが
白さんまで可愛い1人娘持ってかれる気分なんでしょうかねえ

微笑ましいですねー」あらあらっ


粋「庭がバケモンで溢れ帰ってる時点で微笑めねえよ」うわ。

 

 


大嶽丸「ふむ。戦はどうかと思うが

なんだかんだであいつの事だ 避けては通れん争いなのだろう。
状況は解らんが 全力で手を貸そう」キリッ!

テオドール「あー そうで御座いますねえ」棒読みっ

 

 

山本五郎左衛門(我は何故 こんな奴と式神契約してしまったのだろう)ずーん。

 

白「手加減したら解ってるな?」ギロッ

山本五郎左衛門「Σ手加減してもしなくても何かを失う地獄!!」

 

 

 


九尾「だーりん荒ぶっとるのう
つか人の子1人にこの数
一瞬でミンチになるぞえ」こんっ。

 

蒼月「ん?九尾ちゃんも来てたの?」

九尾「そら 日本中の戦闘出来る妖怪全てに召集かかっとるからの

まだ幼児と油断しとったのも有るのか だーりんブチギレぞえ。」ため息っ

 

蒼月「あ。かなり本気でお怒りだね。

まあ、あんなちっさい子に彼氏、しかも親に挨拶ってどんな腐れマセガキだろとは思うけどさ」

九尾「いや 子供ぞ?
普通にごっこ遊びじゃろうが」

 

蒼月「んー・・


ま、どっちにしても 俺の縄張りでメスに手出しするってんならガキでも容赦しないけど」
腕に鱗びききっ!

九尾「お前もか。」うわ。

 

 

 

テオドール「本気で地獄みたいになって参りましたねえ

一二三さん 魔性の幼児に御座います」苦笑。

粋「いや笑ってねえで どうすんだよ!
このまんまじゃマジで悪魔の宴始まるぞ!
その彼氏っての保護した方が良いんじゃねえの!?」

テオドール「甘う御座います

我が主を何だと思ってるので御座いますか?
んな事したら 私達もまとめて血祭りにされるだけに御座いますよ」ふっ。

粋「Σお前が兄貴を何だと思ってんの!?
そこまで血も涙も無くねえよ 多分!!」

 


テオドール「よしんば 我が主が思い留まって下さっても あちらが」指差しっ


彬羽「で、その

 

・・お前の友達は いつ来るんだ?」

一二三「そろそろのはずだんべな?」

 

 


粋「おい。頑なに彼氏呼びしねえよ
何あれ 殺気バリバリ怖えよ」ひええっ

 

テオドール「いつもはブレーキになられる方がこれに御座います。というか率先してアクセル全力で踏んでおられるので 
もうその坊っちゃまには贄になって頂くしか 「Σ他所のご子息をんな簡単に!」

 

テオドール「今回の贄は魂の一欠片も残りそうに御座いませんねえ」ふっ  

粋「Σ頼むから諦めんなああ!!!」ひええっ

 

 

 

一二三(んー。

この前の女子会で あえて焼きもち焼かすのも手としては有り。とかって杜和ちゃんが言ってたから 彼氏とか言っちまっただども

なんか大事になっちまっただ。)あちゃー


コマ『あの、一二三さん?
さっき 粋さんのお前どんだけ女に騙されやすいんだよ的発言を聞いてて思ったのですが


ひょっとして 話盛りました?』筆談カタタッ

一二三「Σえ!?

あ! そのっ 間違ってはねえだよ!だってほら おらを頂きたいんで挨拶って言うからそのっ!」あわあわっ

 


白・彬羽「「頂きたい だ?」」

 

 


粋「Σうおおお業火に 火薬投入!!」ひえええっ

テオドール「Σつか頂きたいって何に御座いますか!?
え!日本ではトシ1桁で結婚される方もおられるとは聞いておりましたが まさかっ」ええええっ


千様「え?嘘っ そう言うのってあったとしても御武家さんとかじゃないの?

まさか御相手って何処ぞの名家のお坊っちゃん?」

シロ「Σいかん!ますますややこしい事になる!

家康 どうにかせんとっ!」

 

 


家康「ほう。所詮子供の遊びと思ってたけど
結婚となると話は別だね」銃じゃこっ!

シロ「Σこいつもダメだあああ!!」うわああっ!

 

 

 

与一「おい。ひょっとしてコレ まずいんじゃないのか?」

石燕「そっすねー ひょっとしなくてもまずいっす
妖怪のヒト等雄叫び上げてるっすし

つかこんだけ異様なら 彼氏さんってのも来るビビって途中で逃げ出しそうなんすけどねえ」

 

与一「霊感無くても解るよなコレは。

上手く早めに逃げてくれれば良いが」うーん。

 

 

 

 

ずずんっ!!


一同「Σ!?」どよっ


粋「Σえ!何 地震!?」ひえっ

 

 

 

一二三「Σあ。彼氏来ただ!」指差しっ

一同「Σえ」

 

 

 

ずしんっ!!

木めりめりめりっ


ずずーん。

 

 

 

 

粋「Σ何あの バカでかい動物!
いや妖怪!?」ひええっ

 

石燕「あの一二三ちゃん?

ひょっとして 何か古い石で出来た祠とか壊して 古代の荒ぶる神様とか 封印といたんすか?」

一二三「実は 転んで勢い余って突っ込んでぶっ壊しただ。」てへっ


与一「Σいや何やらかしとんのだ!」えええっ

 


テオドール「あの、いらっしゃるのは
荒ぶる神様ではなく 一二三さんを頂きたいと言う彼氏さんと言う話では?」えーと。

一二三「頂きてえから 挨拶って言ってただよ?」

 

石燕「あ、それ贄的な意味っすね。
封印が解けた直後ってエネルギー足りて無いんで

手近な妖怪食らって栄養補給したいんすよ」はいはいっ

一二三「・・あー。」納得。

 

与一「Σ待て待て待て頭が追っつかん!
では挨拶とは何だ どういう事だ!?」混乱っ

 

九尾「いただきますと ご馳走さま はキッチリ言うタイプなんではないかえ?」こんっ

与一「Σどんなキッチリだ!!」

 

 

 

 

酒呑童子「こー こりゃ凄え。」ほー。

茨木童子「成る程 封印長くて荒ぶってるなあ
こりゃ 放置してたら俺等も他人事じゃ済まないかも と。
呼び出されたのも納得か」ほうほうっ

 


シロ「Σうお 都合良く解釈されとる!!」

 

 

 


白「なんでも良い。

野放しにして良い奴じゃない 全力で潰すぞ」くわっ!

妖怪軍団「おう!!」

 

 

粋「Σうお皆やる気だ!つかカラス最前列で突っ込んだ!!」ひえっ

テオドール「ま、あれなら遠慮は無用に御座いますね

幼女趣味のド変態 遠慮なくぶった斬らせて頂きます!」血液アンプルぐびっ

 

 

 

 


千様「あら 始まっちゃった。 
どうしましょ」あらあらー。

 

石燕「良いんじゃないっすか?
つか もうやり合わなきゃ収集つかんしょ」あーあ。

与一「良いのか!? こんなんで本当に良いのか!?」えええっ!

 

 

 

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