小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

11月2日

 

 

 

 

 

江戸城

 

魄哉「海賊船?」はい?

侍「はい! 外見から察するに外国の船と思われます  
離れ島の人里を襲っているとの話に御座いますっ」

魄哉「おや おかしいですね海の護りは Σあっ」

侍「? 天海殿?」

 


魄哉(海外から御借りしてたクラーケンさん まだあの事件で食われまくってから足生えて来て無いんでしたっ) 冷や汗っ


侍「あのー?」おそるおそるっ

魄哉「えーと その。

その襲撃を受けた方々には こちらの怠慢で申し訳無い事をしました
今すぐ対処致します」

侍「Σおお! さすがお早い!」ほっ

 


魄哉(とは言え 人間の足だと移動だけで時間かかりますし
なる早なら またあの子達にお願いしますか)ふむ。

 

 

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【海】

 

 

粋「うおお波凄えええっ!!」おおっ

テオドール「この辺は波が荒 Σうわっ!」ずるんっ

彬羽「落ちるなよ
こんなんにハマったら海の藻屑だぞ」首根っこ掴んでひょいっ

テオドール「たっ 助かりましたっ!」ほっ

 

彬羽「特に手前 聞いてんのか?」

白「なんでこの寒いのに海ばっかり」ぶつくさっ

家康「先生 不貞腐れて聞いてませーん。」はーい

 

石燕「しゃーないすよ 白さん水が苦手 Σうお 海風寒っ」ぶるっ

粋「あれ?お前も来たの?」

石燕「朧車さんに乗せてくれるってんでつい。」さむさむっ

テオドール「マニアに御座いますね」

 

千様「石燕さんさっきから風に煽られてフラフラしてるじゃない
突風で飛ばされて海にジャバーンとかやめてよー?」

石燕「あっしは凧かなんかっすか」

シロ「む?与一はどうした?」きょろっ

一同「Σあ。」

シロ「ん? Σはっ!!」

 

石燕「Σあん人また風に飛ばされたんすか!?
ったくなんで幽霊なのに煽られるんすか 
ちょいそこらの木にひっかかってるかも知んないんで Σうおおお!?」

風びゅおっ!


白「お前も引っ込んどいた方が良いと思うぞ?」

 

粋「Σあだだだ!ちょ 兄貴っ
風で髪の毛ペシペシ痛い痛い結んでっ」ひいいっ

 

彬羽「お前等もうまとめて帰れ」

 

 


間。

 

 

 

シロ「で、その海賊船と言うのは夜に出るのか?」

彬羽「だな。
西洋のは日本の海賊船と違い 高さがある
そしてそこから小舟を下ろして下っぱ共が と言う事だが」ふむ。


粋「Σげ。夜だとお前目がダメじゃんかよ!」

彬羽「一応鳥だしな
なんで今回は後方支援に

テオドール「Σえええ!盾不在に御座いますか!?」がーん。

家康「Σぶっちゃけお前1人で片付くから楽々ーとか思って来たのに!!」えええっ

彬羽「Σ仕舞いにゃ本気で怒るぞ!!」くわっ

 

 

粋「え。でも不味くね?
身体能力なら兄貴も頼もしいちゃ頼もしいけどさ」チラッ

シロ「陸ならな。

さて。戦の基本は頭を潰すだが。
その母船がよじ登れるくらいの大きさなら良いが」ふむ。

 

彬羽「石燕 さっきのを」

石燕「はーい。こっちが良く見る屋形船。その隣のが海賊船(予想)っす。」図解っ

粋「Σ解りやすい!」おおっ

シロ「Σサイズが違いすぎる!!」えええっ

 


彬羽「そりゃ向こうは海越えて来てるからな
こんな島国の船とは比べ物にはならんだろ」困惑っ


粋「コレよじ登んの無理じゃね?」うわ。

家康「だねえ。 あー挿音連れてくりゃ良かった
夜目が利いて侵入出来そうなのって テオちゃんくらい?」うーん。

彬羽「西洋の奴等は性能の良い銃持ってるぞ」


テオドール「Σうっ!は、灰さえ回収出来れば幾らでも甦りますゆえっ
彬羽「銀の弾丸撃ち込まれる可能性も有るぞ」

テオドール「Σううっ!!」冷や汗どばあっ

 

千様「って事でー。
身体能力考えたら白君が適任なんだけどー?
ほら夜も目光るしー?」にこにこっ

白「海の上なんだよな?」怪訝っ

 

粋「落ちられたら それこそ浮いて来なさそうで怖いんだよなあ」うーん。

白「・・・。」ちら見っ

彬羽「いらん所でいらん事言うな」

粋「Σあ。」はっ

 

 


テオドール「私達も全力援護致しますからっ」どうどうっ

白「確かに俺は銀の弾丸くらいどうって事無いけど」むう

シロ「どうって事無いのか」うわ。

白「避ければ済むし」


家康「うん。やっぱ魔王だよお前」ああうん

 

 

 

彬羽「良し このバカが海に落下しない様 夜目の利くのは全員でサポートしろ
少し策を練ってみ   ん?何だこりゃ」

粋「へ?寒そうだから適当に持ってきた防寒具  Σあああ!!」

 

 

 

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【夜の海】

 

 

島民「出たぞー!海賊船だあああっ!」

村人「逃げろ!女子供を隠せーっ」ひいいっ

 

 


粋「お。マジで来た来た」

テオドール「島の方のお話の通り 凄い篝火に御座いますね」おおっ


家康「夜襲かけるのにわざわざ篝火かあ
フェイクだねえ。
沖のアレに気を取られてる間に小舟隊はもうそこまで来てるって奴か」銃じゃこっ!

千様「あら、 さすが将軍」

家康「伊達に戦国生き抜いてないよー」のほほーん

シロ「いや 将軍が前線出るのやめてくれんか?」困惑っ

 


彬羽「まずは相手の出鼻を挫くぞ

与一」

石燕(与一)「うむ! 揺れる的を射るのは久々ぞっ」弓ぎりりっ

 


白「かっこつけてるけど
そこの家の屋根で 飛ばされた洗濯物みたいにバタバタなって
石燕(与一)「Σ喧しい!集中が途切れる!」

 


矢しゅぱっ!!

 

 

家康「Σお!さすがっ」

 

篝火がしゃん!!

海賊「Σ!?」

 


石燕(与一)「全て壊せば良いのだな

すぐに片付く お前は先に行け!」矢ひゅぱっ

 

白「石燕の視力凄いな

じゃ 行くか?」


九尾「はあい。だーりん」こんっ!

 

テオドール「まさか 襟巻きに化けて朧車に侵入されておられるとは」

粋「定期的に芝居小屋にも忍び来んでるもんなあ あのストーカー狐」複雑っ

千様「それを寒いからって お兄ちゃんに身に付けさせたりしてる粋君も大概だけどねー」

 


九尾「よいか。わちの首の毛をしっかり掴んでおくのじゃぞ?
あのデカイ船の真ん中にふわりと降りてやるでの?怖くないぞえ?」うふふふっ

 

家康「幸せそうなのが何か怖いなあ」うわあ。

 

九尾「では。

行くぞよ」くわっ!

ごうっ!!!

 

テオドール「Σ風圧ーっ!!」吹っ飛ばされ灰ざらあっ!

粋「Σ力み過ぎ力み過ぎ!
兄貴落っこちるううう!」ひいいっ

 

彬羽「・・九尾単品で突撃させて良かったな」ぼそっ

一同「Σあ」

 

 

 

 

【海賊船】

 

海賊A「うおお!何だ 何故灯りが消えた!?」※英語

海賊B「たいまつを!
何だ!?何が起こっ Σぐはあ!」※英語

 

 

九尾「ほうら もう付いたえー?」闇夜から巨大狐ぬうっ

海賊軍団「ΣNooooooo!!!」

 

 

白「お。ホント早いな
さすがだ」よいしょっ

九尾「やーん、褒められたぞえっ」きゃっ


海賊A「Σな!なんだお前は!?」ひいいっ

 


白「外国語解らないからごめん。」

ばきゃっ

海賊A「ΣOh!」げふっ


海賊達(Σコイツ あかん奴だ!!)ひいいっ

 


海賊C「くっ!船は一旦捨てろ
島に逃げて体制を立て直  Σえ。」

 

 


家康「おー。明るい明るい」

粋「俺も着火くらいは出来るもんよ」炎ぼぼぼぼぼぼぼぼっ

 

彬羽「明るくなりゃこっちの物だ」手ぱんぱんっ

下っぱ海賊達「」死屍累々っ


シロ「敵前逃亡とは情けない」ふんっ

逃げようとした下っぱ海賊氷漬けっ

家康「海まで凍ってるねえ」わおー。

 

 

 

海賊軍団(Σ逃げ場無し!!)絶望っ

 

 


九尾「えーと。何て言うんじゃこう言う時はえーとえーと


ほ? ほーるどあっぷ?」


海賊軍団「「「オネガイシマス!!」」」ずらっ

 


白「なんだ 日本語出来るんじゃないか」

 

 

 

 


千様「あら?もう終わったの?」もぐもぐっ

石燕(与一)「Σ姿が見えんと思ったら!」

千様「やっぱ貝は冬の海よねー。」げふっ

テオドール「あの、まさかこの為に着いて来られました?」

千様「えー?だって か弱いアタシに何か出来ると思って?」おほほっ

 

シロ「本気で何しに来たんだってのがおったな。」うわ

 

 

 

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