小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

8月3日

 

 

 

石燕「あー 早朝の朝風呂最高っすねえ

寝てる間の肩のコリがほぐれるっす」とたとたっ

与一「不健康過ぎて 何を言ったら良いか解らん」ふよふよっ


石燕「与一さんもトシ食や解・・
霊ってトシ食うんすか?」

与一「そもそも体が無いんで 肩こりの感覚すら忘れたぞ」

石燕「Σえ。何すかそれ羨まし


Σぶっ!?」

ずべしゃーー!

 

 

与一「Σ石燕んんんーーっ!!

何事Σうお蒼月なんだいきなり!闇討ちとは卑怯なっ


蒼月「勢い余ったごめん悪かった!マジですんませんっ
だから助けて俺と言う存在の尊厳の為に力つか目玉貸してええええ!!」うおおおっ

石燕「Σうおお何すか 妖怪目玉置いてけ!?
ちょ 怖誰かああああーーっ!!」

 

 

 

 

間。

 

 

 

粋「その何?つまり」えーっと


千様「好みの子を見付けてちょっかいかけようとしたら 
お嬢様の連れてた 可愛い可愛いワンちゃんが逃げ出して
お嬢様に殴られ蹴られ 今日中に捜して来ないとそのー」

 


テオドール「去勢されると。」ほー

蒼月「Σまっすぐこっち見ながら言うな!!」涙目っ

 


石燕「いやアンタ蛇っしょが。
本性に戻ってりゃ見付け様がないっしょ」ほんとにもー。

 

蒼月「甘いよ あのお嬢様の鬼の形相。
俺知ってるもん あの手のタイプはたとえ姿変えても海外に逃げても草の根分けて捜し出しに来る」がくぶるっ


与一「なんでそこまでヤバい経験積んでて 更に女にちょっかい出せるんだ」困惑っ

 

 

粋「この際蒼月はどうでも良いけどよ。
ほっといたらその犬が可愛そうだよな

そんだけ大事にされてたんなら野良生活出来るワケねえし
そりゃ飼い主怒るっての」はーやれやれ。

 

テオドール「わんこ捜しするので御座いますか?」

粋「おう。あっついし
箱入り犬なら 急がねえとヤバいだろ」

 

 

与一「良かったな。
お前はどうでも良いが犬は哀れだそうだ」

蒼月「この際見付けてくれたら何でも良いよ」ずーん。

 

千様「あら。あの与一さんが生ゴミ見る様だわー。」あらあらっ

石燕「あん人はまだ自我持って2年そこら
つまり微妙に知恵付いた2歳児みたいな物っすからね

いらんフィルター抜きで 素直に最低なのは最低って感じるんすよ」

 


蒼月「Σ俺バチボコ過ぎない!?

つか アンタのその目なら犬1匹捜し出すくらい
石燕「その犬 人面犬とかなんすか?」

蒼月「Σへ?」

 


千様「石燕さんが感知できるのは妖怪だけよ?
普通のわんちゃんなら 霊視スルーしちゃうから捜せないわー」

蒼月「Σはああ!?

だあくそ低姿勢になって損した 役にたたないなクソモヤシ」けっ。

 


石燕「役にたってやる気ねえっす
大人しくちょん切られろ。」すたすたっ

蒼月「Σ!」ぞわっ

 

 


与一「・・人手は多い方が良いと思うんだがなあ」うーん。

粋「だな。
今日中にはどうか解らねえけど犬見付けてやんねーとな」

 

テオドール「まあ蒼月さんがどうなろうと知ったこっちゃ無う御座いますし

我が主がおられましたら 確実にワンちゃん保護に ・・って
あの方どこに行かれました?」おや?

 

 

 


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白「小太郎 どうした?」あれっ


小太郎「あーいや
なんか俺の犬小屋に知らない奴が

ほらほら怖がらなくても大丈 Σぎゃいん!!」

がぶりっ

 

 

白「二足歩行の犬ヅラ男は 犬でも怖いと思うぞ

えーと。 猫の煮干し食べるかな」ごそっ


犬「わんっ!!」しっぽふりふりっ

白「よしよし。なんだ懐っこいな」なでなでっ

小太郎「Σ態度の差!!

あ。犬か!犬だもんな」ぎゃいんっ

 

 

彬羽「Σうお お前その犬何処から持ってきた!?」ぎょっ

白「落ちてた。変な顔の犬だろ」

彬羽「Σいやそう言う種類てか 超高級犬種だそりゃどこの犬だ!!」えええっ

 

 

 

 

 


粋「獣道知ってる兄貴が居たら楽なんだけどなー
犬、犬が好きなのって何だ 其処らに骨ぶらさげとくとか?」茂みがさごそっ。

テオドール「虫が寄ってくるだけに御座いません?
それより 1度帰ってお茶に致しませんか?」あっつー。

 

 

蒼月「Σお願いだから真面目に捜してよ!!」半泣きっ

 


与一「で、これがその狆って犬の特徴らしいんだが。」

シロ「石燕の絵であろう? 実物より怪物寄りになっとるのではないか?

こんな鼻の潰れた犬は見た事無いぞ」ええー。

 

 

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