小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

5月4日

 

 

 

家康「だよねー 酒は文明が生んだ最高の えーと、何だっけ?」へべれけっ

酒呑童子「文明?猿でも作るぞこんなもん」ひっく

 


シロ「また真っ昼間から 
だらしない大人共め」すたすたっ。

 


酒呑童子「良いじゃねえかよ 細かいガキだな
お?ツマミ切れた」


人魚「え?じゃあ1口食べます?不老長寿になるかもしれませんよ?

傷が治るのは速いですが やっぱ痛いんで 1瞬でお願いします」包丁はいっ。

酒呑童子「誰が食うか」

 


家康「・・あのね人魚ちゃん。
若い子の感覚はおじさん良く解らないけどさ、そう言うの論理的にどうかと思うな」一瞬で酔い覚めっ

 

人魚「どうせ治りますし

人間には食べちゃいたいくらいかわいいって言葉が「Σ実際食べないよ!それでホントに食べてたら牢が偉い事になるよ!?」

 


千様「真っ昼間からすっごい会話ねえ」あらあらっ


粋「そりゃ速攻茨木も逃げるわ

つか、お前等何やってんの?」


テオドール「よっしゃあ! またも勝ちに御座います!!」

ダミアン(コウモリ)「Σハンデが有りすぎやしないか!?」パタパタっ

 


白「なんかな。此処の所の何やかんやで テオ、自分がホントに速いの自覚したらしくてな」


ダミアン「Σ私は昼間だとコウモリでしか動けんのに
お前それ狡くないか!」

テオドール「私は変化出来ません故、
我が主の血を頂いてブーストかけないと日の下では灰になりまして御座います」ふっ


粋「うん。それ 立派にドーピング。」

 

 


千様「要するに駆けっこ?
飛んでるけどー。

何だかんだわだかまり解けてきたのかしら?」にこにこっ

白「純粋にダミアン負かしてスッキリしてるだけだと思う」きっぱり。


粋「うん。昔の恨み此処で晴らしてる感凄え」

白「そこらに五寸釘打ち付けるよりよっぽど良いけどな」うん。

 


彬羽「そしてお前の血液アンプルが無駄に消費されてるって事は
近々また採血か」

白「テオ、ほどほどにな」


テオドール「かしこまりまして御座います!」ぴしっ

 


ダミアン(コウモリ)「五寸釘って。
標本にされるよりマシだが これも大概辛 ん?」

 

小太郎「わんっ!」きらきらっ

ダミアン(コウモリ)「Σぬおおお!
こら馬鹿犬 違う!私は獲物では っぎゃあああーーーーっ!!!」

 

 

 


酒呑童子「・・お前の肉
まだあいつのが必要じゃねえ?」うわ。

人魚「ボランティアではあげたくないですねー。
いったいですし」


家康「そもそも人魚ちゃんて 赤身?白身?」

人魚「半分人型なんで赤身じゃないですかね?
クジラ的な?」えーと。

 


千様「ホント真っ昼間から 偉い会話ね」うっわー。

粋「うん。ついてけねえよ」ドン引きっ

 

 

テオドール「しかし、速さ。
スピードに御座いますか」ふむ


ダミアン(コウモリ)「Σすまん!助けるまでは望まん!少しでも心配してくれんか!?「何故に?」

 

彬羽「こら小太郎
それは餌じゃねえだろ。
 
それ。この前の猪のアバラだ」ぽーい。

小太郎「Σわおおおーーん!」だだっ

 


粋「Σさすが手慣れてる!!」おおっ

 

 

 


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【芝居小屋】

 

つつじ「はあ?
そんで 手合わせせいっちゅーんかいな」ええっ

テオドール「はいっ!最近自信がついて参りましたので。
スピードならつつじさんと伺いました  いっちょお願いしたく存じます!」

 


皐月「いやアンタ 日の下アカンやろ
また血ガブガブ飲んで ドーピングしてドンパチやる気なん?」えー。

テオドール「それは我が主からストップかかりまして御座います

何でも 自力でやってこと何とかかんとかで」えーと。

 


つつじ・皐月( 採血嫌すぎて必死か。) 

白「あれホント痛いんだぞ」むすーっ

 


つつじ「ん?ほな そのまんま、素の状態で1戦言う事かいな?

さすがに無理ちゃうか?」苦笑。

 


テオドール「獲物は手に馴染んだ物が良いと聞きます。
番傘でぶっ叩くのは有りに御座いましょうか?」 番傘ぶんっ!

つつじ「いや何でもエエけどな
なんなんどす このチャレンジ精神」困惑っ

 

白「格闘技は出来ないけど 昔から格闘技観戦は大好きだったらしい」

つつじ「マニアが多少動ける様になって 自分でやりとうなってもた言う事どすか
また面倒な」うわ。

 


皐月「そら 此処等で1発 調子こかん方がエエって教えたった方がエエんかもなあ」ふむ。

 

粋「え?でも最近テオ 本気で強えよ?

耐久無いしどんくさいけど ヘタレの割に実戦になったら意外とビビらねえし
なんなら俺より役に立つけど?」


皐月「あんたは自己評価ひっくいからなあ」

粋「妥当じゃね?」えー。

 

 

つつじ「成る程そう言う事どすか。

ほな 軽くやってみましょか
テオはんがわてに1本でも入れたら勝ちどす。」木刀よいせっ

テオドール「剣道の簡易ルールに御座いますか?」

つつじ「まあそんなもんや」適当っ

 

 

粋「お。マジでやるんだ

当たるかなー」おおっ

白「お前めでたいな。」


粋「え? 兄貴も最近のテオの成長見てるだろ?」

白「んっとな。そう言うのじゃなくてな」

 

 

皐月「ほな さっさと始めよか。
ほい、2人とも準備エエかー?」


テオドール「はいっ!」どきどきっ

つつじ「いつでもエエどす。」

 


皐月「始めっ!」手ぴっ!

 

 

殺気どわっ!!


テオドール「Σへ!?」全身鳥肌ぶわあっ!

 

 

白「お前 昔からの友達なのに つつじが元アサシンなの忘れてたろ」

粋「うん。綺麗に忘れてた」背中ぞわわっ

 

 


テオドール(Σかかか金縛り!?えっ体が動かなっ!?)ひええっ

 


つつじ「ほい。1本」

木刀で頭こつんっ。

テオドール「Σあ」

 

つつじ「あきまへんなあ

雑魚相手ならともかく サシで勝負挑むんなら 相手の殺気に気圧された所で真っ二つどす。

灰になる暇もおへんでしたやろ?」

テオドール「Σ確かに!」ううっ

 

 

つつじ「速さも動けんかったら生かせん
『主様』の役にたちたい言うんなら 精神面と場数を踏んでもっと鍛えんとなあ」のほほーん。

 

テオドール「ご 御指南ありがとう御座いますっ!」ぺこっ

 

 

粋「おお。なんか道場みたいになってる」

皐月「素直にアドバイス受け入れてくれるちゅーんは 教えてて楽しいからな

役者業ではどんだけアドバイスしても 『好きにやるからいい』って奴もおるし」

白「誰だろうな。」しれっ

 

 


つつじ「しかし 速さ勝負とか挑まれたん初やわあ
もちょい場数踏んで タイマンはれる様になったらいつでもおいでやす」上機嫌っ

テオドール「Σうっ、 前向きに善処致します」びくっ


粋「今のの後で また挑むのキツくね?

ん? 誰か来た?」

 

皐月「お? あれ珍しい人が来たな」ありゃ

 

 

挿音「くおらつつじ手前っ

この前お尋ね者かくまってたろ!
此処のオーナーがうちの親父だってのに 良くんな真似してくれたな!!」うがあっ

つつじ「ありゃ匿ってまへん
芸事に興味有る言う人を 見習いとして手解きはしましたえ?

けんど、お尋ね者とは知りまへんどしたなあ」しれっ

挿音「Σいや見込み有るからって 届け出無かったろ! バレッバレなんだよ!!」

 

 

粋「いや 何してんのお前」うわ。

皐月「『知らんかった』しなあ。
しゃーないわ」ふっ。


テオドール(我が主と同じ事を言っておられる) わお。

 


白「よし。

つつじも『知らなかった』なら仕方ないけど、挿音もお役目だし 怒って仕方ない

せっかくだし 1本取った方が正しいって事にしよう」な?

つつじ・挿音「なんでそうなる。」

 


白「知らなかったかどうかとか 証明しようがないし
喧嘩してもらち空かないぞ」な?


つつじ「Σう。正論」

挿音「確かにそうだけどよ
腕っぷしで白黒つけるってのも違くね?

そんなんでしょっぴいてもなあ」キセルふー。


つつじ「あ?あんさん何や
勝つ気でおりはんの?」カチンっ

挿音「あ゛?
手前 元何だか知らねえけど あんま人なめてんじゃねえぞ?」イラッ

 


皐月「ほんじゃちゃちゃっと 本日2枚目のカード。

神速の元アサシン VS 徳川忍頭 当代服部半蔵

れでぃごー!」

 

粋「Σ判断早すぎ Σうおおお殺気怖っえええっ!!」ひいいっ

テオドール「Σ圧がっ!双方の圧がっ! てか速あっ!!」ひええっ

 

 

白「2人とも直接やり合ったら 結構スッキリして落ちつくタイプだし」うん。

皐月「やな。
傷薬がいくら有っても足りん奴等よなー」やれやれっ

 

 

テオドール「すみません!調子こきました!こんなん無理に御座います!!」ひいいっ

粋「そりゃ無茶しなくて良かった!Σうおこっええええ!!」

 

 

 

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