小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

7月12日







粋「あーあっちい
晴れてるのに外出る気しねえ 精神やられるっ」だらーん


千様「あら?じゃテオ君みたいに家の中で趣味の事したら?楽しそうよー?」のほほーん

粋「そっか。テオは元々日光当たれねえもんな
何してんの?」ひょこっ


テオドール「最近の暑さは照り返しで灰になりそうになります故
前々から考案しておりました作品を完成させようかと」ちまちまちまちまちまっ

粋「うん。作成途中なのに何か解るそのシルエット
懐いてるのは知ってるけど ちっさい兄貴作ろうとすんのやめてくれる?」ドン引きっ

千様「ちなみに出来たらアタシも1体貰う約束したわ」どやあっ


粋「Σやめろ!マジでやめろ!肖像権の侵害だから!!
つか身内のそう言うのはマジで嫌だああ!!」ひいいっ

テオドール「Σ何が嫌なのでございますか!?
そんなん言ったら奈良の大仏さんの御家族とか グッズ出まくってるのにやってらんないじゃ御座いませんか!!」

粋「Σお前にとってうちの兄貴は奈良の大仏と同等なの!?」ええっ


テオドール「まあ 信仰の対象に御座いますし。」真顔っ

粋「ちなみにそれ完成したら「1日3回拝みます。」キリッ



小太郎「なんでそんなにあの破壊神に心酔出来るのかなあ」わおんっ

千様「懐いた相手が神様でしたって話でしょ?
仮に白君が一般人でも 自分から下僕してたと思うわよ この子。」





家康「あの そのお宅の神様。居間入ろうとしてそーっと襖閉めて立ち去ったんだけど」苦笑。

テオドール「Σ何故に!?」がーん。

粋「制作途中の仏像有るからじゃねえ?」

小太郎「まあ重いよな」うん。




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つつじ「物によっては 芝居小屋の方で売れるか思ったんやけんどなあ」うーん。

テオドール「Σ何処から嗅ぎ付けて来れられたので御座いますか!?」ひいっ

皐月「で、なんでアンタは何でも怖目の西洋人形風に仕上げてまうん?」人形べろんっ

テオドール「Σそう言うのしか知らないので仕方御座いませんでしょう!!」むかっ




粋「兄貴モデルでコレは」うわあ。

小太郎「最早怖いな」わんっ



皐月「なんやろ 上手いって言えば上手いんやけどなあ
つくづく勿体無いわー」うーん。

テオドール「出来た所で量産は無理に御座いますし」ふんっ

つつじ「つーかこんな物作ってどないする気やったんどす?」
テオドール「普通に神棚に飾るので御座いますが?」


皐月(普通 か? )

つつじ(本人そこおんのに それやる意味有んのか?)ええー。




白「ま、いっか
似てなくて何かホッとしたし」うん。

テオドール「Σ怪我の功名!?
お気に召したのならよろしゅう御座いましたっ」おおっ

皐月「アンタはいったい何がしたいねん。」引。




つつじ「ともあれ お仕事関係にはなりそうに有りまへんなあ
帰りますどすか」苦笑

皐月「せやな暑いのにまたあの階段か

ん?」



コマ『緊急事態発生。
先程のにわか雨で敷地内に泥田坊 大量発生しました。』筆談びらっ

粋「Σいきなり生えんの!?」えええっ

コマ『基本泥ですし』筆談書き書きっ



白「じゃ乾燥させれば良いのか?
暑いからほっといたら乾くと思


家康「Σあああ洗濯物がー!」ひいいっ

皐月「ほっといたらこの家の洗濯物壊滅すんちゃう?」

テオドール「人数多う御座いますからねえ」うわあ。




家康「雨で濡れたから頑張って洗い直したのに」しくしくっ

千様「もっかい干したら良いんじゃないの?」

家康「Σ不衛生でしょ!?」えええっ


皐月「何や アンタあんなんにまで恨みでも買っとるん?」

白「この家の地下に色々ヤバいの封印されてるから 何もしなくても妖怪呼んじゃうらしいぞ」

つつじ「難儀やなあ。
うっわわらわら居るし帰られへんやん
やるしかおまへんか。」刀ちゃきっ


テオドール「つつじさんってお強いので?」おや?

皐月「そら元アサシンやからな。」うん





つつじ「おりゃおりゃ バラバラになりとう無かったら脇退きや!!」

スパーン!


コマ『退かせる気ゼロ』筆談っ

粋「相変わらずはっえええ」 ひええっ



皐月「じゃ私もちょい手伝

Σうわ!?」


テオドール「Σ皐月さん!?」ひいっ



小太郎「Σぎゃいんデカ泥田坊!」ぎゃいいんっ

千様「あーそう言えば挿音が 玉ねぎ植えるからってめちゃ土耕してたようなー」あらー。

テオドール「Σどんだけ植える気に御座いますか!?」えええっ



皐月「こらー!離さんかいっ!!」じたばたっ


家康「Σ皐月さんちっさいから暴れても届かない!「Σ喧し最近3ミリ伸びたわ!!」むかっ



粋「兄貴!」

白「俺等がやると皐月も燃えかねないし どうしよ。」炎ぼぼぼっ



小太郎「Σはっ つつじ!今こそ良い所見せるチャンス
Σ木に絡まってる!!」ぎゃいんっ

つつじ「Σあだだちょ! 庭木の手入れちゃんとせえや あだハゲるっ!!」いででっ


皐月「まあ。アサシン時代はほっかむりしとったからなあ」あーあ。

粋「まあうん。役者業してると見栄え重視になるもんな」あちゃー


皐月「もうエエわ アホらしから早う下ろして。
大人ししとったら あいつ等も危害加えへんやろ」

千様「あーまたつつじ君の好感度がダダ下がってるー」あらあらっ


皐月「ん、あれ?聞いとるか?
おーい。下ろして言うとるねん
アンタの為やで もしもーし?」


がぱっ!

皐月「Σえ」



テオドール「Σ泥田坊って人を食うので御座いますか!?」ひいっ

白「他のは知らないけど あれはそうみたいだな 」火の玉ぼぼぼぼっ


粋「Σうお危ないって!皐月どうにかして降りろ!」ひいいっ



つつじ「何さらしてくれとんねん。」

ひゅぱっ


一同「Σえ」




泥田坊ばらっ

どしゃあああ!!


つつじ「お怪我有りまへんどすかー?」にっこにこ。

皐月「いやアンタ 髪の毛
つつじ「髪はまた生えますやろ?」しれっ




白「よし。泥田坊乾燥してくる」炎ぼぼっ

小太郎「念入りになー。」わんっ




千様「うわ。躊躇なくバッサリいったわねえ」あらあらっ


つつじ「夏やしちょうどエエんとちゃいますのん?
切り揃えよ思たらギリ行けるやろし」にこにこっ

家康「あそこまでキッチリ伸ばしてたのをんなアッサリ」ひええっ



粋「お前 たまに すっげえたまにカッコいいよな」おおおおっ

つつじ「あんさんに感激されてもなあ」むう。






テオドール「あの、此処まで愛されて 何処がそんなに嫌なので御座いますか?」困惑っ

皐月「・・重い?」うーん。

テオドール「Σデジャヴ!!」ぐはっ


小太郎「世の中 ままならないよな
」わおんっ








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