小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

3月2日

 

 

 

【倉庫】

 

石燕「Σうっお!凄いホコリが」けほっ

与一「Σ表に出ろ表に!咳き込んだらまたアバラにヒビ行くぞ!」ひいっ


一二三「またって 事は」えーと。

コマ『前に逝ってました アバラ』カタタッ

一二三「石燕さん ホント体鍛えねえと日常生活で死んじまうだよ?」真顔っ

石燕「Σついに幼女に言われた!」がーん。

 


シロ「最近寒いからとまた走り込みもサボっとるだろ。
走れとは言わん せめて歩け」荷物よっこらせっ

千様「あ?有った?」

シロ「うむ。おそらくこれだと思うのだが」けほっ

一二三「わーい。おらの雛人形ー!」

 


石燕「しかし珍しいっすね
明日が雛祭りなのに まだ雛人形飾って無かったとか」

千様「ぶっちゃけ 皆まだ2月感覚なのよねー」うん。


魄哉「2月は逃げる 3月は去ると言いますし
ボーッとしてたらあっと言う間に年寄りですよ

すみませんねえ。3日になる前に気がついて良かったです」ほっ


家康「うん。寝てて天海
ぎっくり腰でしょ?」

 

一同(あ。オカンが大人しいから忘れてたのか) 納得。


魄哉「いえこれくらい大丈夫ですよ
冬場は体がガチガチになってしょうがな あ、殿ちょっと立つの手伝って Σあいだあっ!」びきっ


一二三「おら自分で飾れるから大人しく寝ててけろ」

魄哉「す、すみませんっ」ううっ

 

 

千様「まあね。今年は彬羽君も胃に穴あけてたし、白君はそもそも日付解ってなさそうだし しゃーないわ」うん。


コマ『パピーが参ると 皆麻痺るんで大人しくしてましょう。』めっ

魄哉「・・はい」ずーん。

 

 

粋「お?雛人形出すんだって?
そういや明日か これ結構でかいし手伝おっか?」ひょこっ

一二三「器用な助っ人ゲットだべ」よしゃっ

 

白「なんだなんだ?
あれ雛人形
一二三「白さんは 桃の枝の用意頼むだよ」

 

白「桃?
そっか 雛祭りには要るのか
探してくる」すたすたっ

テオドール「あっお供致します!」たたっ

 


石燕「さりげに物壊すのが得意な人を遠ざけたっすね」わお。

与一「幼児にしておくのは勿体ない」おおっ

 

 

 

間。

 

 


家康「へーっぷしょい!!」ちくしょうめっ

 

千様「あら殿

何 あいつ腰痛に負けて羽でも出てるの?」

家康「いやこれは鳥アレルギーじゃないから
天海今回はそんなギックリ酷くないし」鼻ちーん。

 

蒼月「汚いなあ。

て事は「花粉。」


千様「殿も色々大変ねえ」うわー。


蒼月「軟弱だなあ。
医者カラスにでも薬貰ってこいよ」

家康「この手のは軟弱関係ありませーん
んー。わざわざ診療所行くのも てか花粉の中外出たく無いってのもある
あ、目痒い」ごしごしっ


千様「辛そうねえ」うわ。


家康「ちなみに前に天海に検査して貰ったのだと
もう何の花粉でも反応しちゃうレベルらしいよ
花粉自体が無理 体が拒否する

もう其処らの山全部ハゲ山にしてやろうかって思うよ」ため息っ

蒼月「将軍が言うとシャレになんな「結構本気。」

 

 

彬羽「やめとけ。 木が無くなると洪水地滑りその他で人間も住めなくなるぞ」

家康「うわ。真面目に諭された」わおー。


彬羽「手前はパッパラに見えて何するか解らんからな
ほれ 花粉症の薬。これは毎食後
こっちは症状のキツい時に早めに飲め」薬がさっ。

千様「あら さすが。」

 

蒼月「何? 可愛いお嬢様の雛人形の事忘れて おっさんの花粉の薬貰いに行ってたの?」

彬羽「ん?雛人形

Σはっ!!」

 

千様(Σまさかの忘れてた!?)

 

 

彬羽「Σ家康 餅はつけるか!?」

家康「今だと鼻水混入 「良し 買って来る」だっ!


蒼月「あいつ一二三ちゃん絡むとキャラ変わって面白いよねー。」あははっ


家康「はー でも薬助かる
これで山の木々が守られたよ」薬ごくんっ

千様「あ。本気だったのね」

 


茨木童子「そんなんしたら さすがに全力で花咲かせて抵抗するけどな。」むすーっ

家康「Σああ!思わぬ人の地雷踏んだ!?」ひいっ

 

千様「あら いらっしゃい」

茨木童子「意志疎通が下手なだけで 植物も生きてんだぞ殿様?」

家康「ううっ! 山と同化してる人に言われるとっ」


蒼月「下手っつか
意志疎通出来るの アンタくらいじゃないの?」

茨木童子「そうでもないぞ?」ほらっ

 


魄哉「おやおや良い枝っぷりですねえ
やっと少しは寒さも和らいで来ましたしねえ」にこにこっ

蒼月「ジジイ。盆栽に話しかけんなよ」うわ。


千様「てか 大人しく寝てなさいってば」よいせっ

魄哉「Σああっ!ちょ引っ張らないで下さ痛い痛い痛いっ!!」ひいいっ

 


茨木童子「な?結構その気になれば意志疎通

あれっ」

家康「べっくしょーい!!」

 

蒼月「Σあ、この盆栽 ヒノキだ」

 

茨木童子「ひょっとして 盆栽の山に囲まれ過ぎて花粉症になったんじゃ?」

家康「あり得るね」鼻ぶびーっ!

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 


白「咲いてる桃が無かった」むすーっ

テオドール「蕾がついててもまだ固いままの物しか御座いませんで。
町の花屋もそんな感じに御座いました」とほほっ

 

一二三「ありがとさんだべ これで充分だよ。
まだまだ寒いだからなあ」桃の枝っ

 


粋「ん? そんなら茨木に頼めば?調度来てたし」

白「成る程」おおっ

 

魄哉「はい。こちら呪い返しの御符です
桃1本分くらいなら 対価でケガする事も無いかと。」よろろっ

茨木童子「うん。ありがたいけど寝てような」

魄哉「動いてないと生きてられないタイプです」あだだっ

蒼月「マグロかカツオかよ


おりゃっ」どすっ!

魄哉「Σぐはあっ!」かはっ

家康「Σ天海いいいいーーっ!!」ひいいっ


蒼月「大人しく寝てろよクソジジイ」ふんっ

 

茨木童子「何であの蛇は普通に年寄り労れないんだ」うわ。

千様「そう言う子なのよ。」あーもうっ

 


茨木童子「あ、いつもの事なんだな

じゃあ供養の為にも桃を開花な 了解。」よいせっと。

 

千様「Σあ。ちょっと待って!」

茨木童子「へ? Σあっ!!」はっ。

 

 

家康「ぶええっくしょーい!
へくしっ!べくしっ いっくしょおおおおっ!!」

 

白「家康 うるさい」

家康「Σごめんね! べくしゅっ!!」ああもうっ

 

茨木童子「やっちゃったか」あちゃー。

彬羽「なんだこの騒ぎ ・・ああ。」だいたい察し。

茨木童子「相変わらず理解が早い」

 

 

 


シロ「おい、倉庫の中にこんなのも 
ん?なんだ魄哉こんな所で寝るとはらしくないな」おや。

千様「寝てんじゃなくてー。まあいいわ
何その箱?」

 

シロ「うむ。雛人形の奥に有ったのだがな
また何ぞボロい箱だし この家の物なら封印とかが解けたら またまずいのではとな。」

粋「あー 定期的にヤバイ物発掘されるもんな」ああうん。


シロ「うむ。しかし家主がこれでは
晴明辺りに頼むか

そして家康、煩いぞ」むう。

家康「Σ花粉でズビズバの所にホコリの塊持ってくるからでしょ!?

ふえっ べっくしゅん!!」


ぼむっ!!

 

ランプの精「何でも1つ 願いを叶えよう」ずもももももっ

家康「へ?」ずびっ。

 

 

茨木童子「この家って、ホント何でも有りだなあ」ほー。

粋「Σ納得すんなよ!
さすがにアレはねえわ!!」ひええっ

 

彬羽「成る程 くしゃみで召喚されるタイプのランプの精霊か
確かにこんなの其処らに転がしてたら 争いの火種になりかねん」ふむ。

粋「Σお前も冷静に分析すんな!」

 

 


家康「えっと。
じゃあ 花粉症の症状軽くして」頭ボーッ

ランプの精「心得た。」

杖しゃらんらっ。

 

 

 

 

 


魄哉「Σえ。そんなの願ったんですか!?」ぎょっ

家康「うん。頭スッキリー

まだムズムズはするけどね 助かっちゃったよ」あははっ

 


千様「普通 あそこでそんなの願う?

願い何でもよ?」えー。

蒼月「バカ殿だし 勿体ないなあ」ため息っ

 

 

コマ『ちなみにこちら マジで万能ですが 百年に1度しか召喚できないアイテムです。

下手すりゃ百年後この世が終わります』カタタッ


石燕「召喚しちゃったのが家康さんで良かったっすねえ」冷や汗っ

 

 

 

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