小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

2月2日

 

 

 

 

千様「粋君てー

表情筋よく動くわよねー。」よいせっ

粋「ふぉひゃひゃひふふふぉふぁひぃいひゃけ


家康「なんて?」

千様「えー?白君と比べなくても 表情コロコロ変わって面白いわよー? 」頬っぺたひっぱりっ

蒼月「千ちゃん なんで会話出来てんの?」

 

一二三「『そひゃ兄貴と比べりゃ』とかなんとか言ったんだべな」うん

 


大嶽丸「確かに。
人間共よりはコイツ等に近いな あの魔王」ヤモリのしっぽぶーらぶらっ


蒼月「何? アンタ何で最近当たり前みたいに居るの?」

大嶽丸「煩い。 鍛えるにはお前等と一緒の方が手っ取り早いだろうと毎度母上に叩き出されるんだ。

と言うか お前も蛇の癖に表情筋豊かと言うか 何だその嫌そうな顔は」


蒼月「野郎に用はないもん 
せめて母上様付きで来いよ」ふかーいため息っ

粋「いや 人妻人妻」おいおいっ

 

蒼月「えー 今は旦那居ないんでしょ?なら何も問題ないじゃん」しれっ

大嶽丸「Σ問題しかないわい!!」フシャアアッ!!

 

一二三「ヤマネコと蛇ってどっちが強いんだべか?」

彬羽「体格にも寄る」ゴゴゴっ

 

家康「Σあああほらほら!幼児の教育に悪い事ばっか言ってるから 保護者がお怒りだああ!!」ひいっ


蒼月・大嶽丸「Σ!」びくっ

 

 


小太郎「ちなみにカラスは 人間が思ってるより怖いぞ
子犬や子猫くらいならもりもり食べるし」わんっ

千様「小太郎君 よく平然と言えるわね」うわ。

 


大嶽丸「待て待て待て待て!俺は何も悪い事 Σあ。しまった」ヤモリちょろろっ


蒼月「あー、せっかくの獲物に逃げられたー

カラスのせいー。」やーい


彬羽「Σえ゛」

 

 


魄哉「おや今度は何の騒ぎ
Σうお大嶽丸君!? 戸棚倒れます倒れます!その隙間は無理ですこら前足突っ込まない ちょ何事!?」ひええっ

 

一二三「大嶽さん。種族と顔カミングアウトした途端、 猫丸出しだべ」あーあ。

 

 

 

間。

 

 

白「物凄くびっくりした」たんこぶっ

粋「うん。 落ちてくる皿は避けたのにな」あーあ。

白「戸棚モロは痛い」うん。


千様「逆によくたんこぶで済んだわねー」あらあらっ

 

 

テオドール「こんのドラ猫がああっ!大概にしないと本気で三味線に致しますよ!!」襟首引っ掴みぎりぎりぎりっ

大嶽丸「Σうおおデジャブ!!すまん悪気はなかったんだああ!!」ふぎゃああっ!

 


白(最近 こんなのばっかの気がする)うーん。

 

シロ「情けない。 お前もあれくらい避けんか」

白「寝起きだったし 殺気の1つも無い所で 色々降ってきた後 戸棚倒れて来るとか誰が避けきれるんだ」むう。

 


千様「あら? そもそもなんで戸棚倒れたんだっけ?」えーと。

粋「確か 兄貴の表情筋が仕事して無いって話から
ヤモリに似てるとかって 大嶽丸が獲物持ってきて」えーと。

 

白「やもり。」

 

 

テオドール「我が主に 重ね重ねなんと失礼な。」 

大嶽君「Σうおお吸血もしてないのに目の色が!光ってる光ってるっ!!」ひいっ

 


家康「テオちゃんどうどう

間違ってないから
あの子は基本爬虫類で間違ってないから」どうどうっ

テオドール「ん?

Σあ、そう言えば」はっ

大嶽丸「へ?」

 

 

魄哉「この子 血筋的には竜神様なんですよ
親御さんの片方は人間ですけど」

大嶽丸「Σそういや種族知らなかった!!」はっ!

 


白「ん?それ 爬虫類なのか?」あれっ

魄哉「・・多分?」


蒼月「フワッとしてんな。元陰陽師

魄哉「その手の生き物は分類が難しいんですよ
んー。うにょうにょしてますし、水の眷属ですし やっぱ蛇の進化版って事で良いんじゃないですかねえ」


小太郎(それなら鰻やアナゴでも良いんじゃないかなあ。)わおんっ

 

 

白「だそうだ。

だから別にヤモリでも気にしない」うん。

大嶽丸「すまん。気にしたのか」うわ。

粋「顔に出ないから解りにくいよな」ああうん。

 

 

一二三「でも頑張れば ちゃんと表情筋動くだよ?
お役者さんだから 営業スマイルとかちゃんと訓練してるべ」

白「金取るけどな」どやっ


大嶽丸「やらんで良い 怖い」

 

 

魄哉「はい。と言う事で、
暇な人は裏庭で畑のお手伝いお願いします
挿音が大根ばんばん引っこ抜いてて山になってるんですよ」はーやれやれっ

家康「あ。天海は休んでてよ
最近また激務でしょ
私やるし」よいせっと。

魄哉「・・また3日後ぐらいにどこが痛いここが痛いと騒ぐんですか?」

 


シロ「仕方有るまい 手伝おう」すたすたっ

小太郎「俺も俺も」わんわんっ

一二三「力仕事なら彬羽さんだべな?」

彬羽「お前は汚れるから手を出すなよ」すたすたっ

 

どやどやっ

 

 


しーん。

 

 

大嶽丸「Σえ」はっ!

 

白「?」遅い朝御飯もぐもぐっ

 


大嶽丸(どうしよう 出遅れた!
ぶっちゃけ俺 コイツ苦手だ!!)冷や汗どばっ!

白「?」もぐもぐっ

 

大嶽丸(他の奴等が気さくなんで 結構平気で居られたが!
そもそもコイツが 人間に手を出すなって言ってるのに反抗して これでもかと京の都焼いたり何やかんやっ

気まずいすっごい気まずい
だけどっ!)ちらっ

 


白「? ?」


大嶽丸(このタイミングで黙って離席とかそれこそ心象最悪じゃないか!?
さっきの戸棚と言い 下手すりゃ鈴鹿山の存亡に関わりかねないか!?

こんなんでも魔王だぞこのタクアンぼりぼり爬虫類っ!!)   

 

白(何か知らないけど 顔色変わりまくって面白いな) タクアンぼりぼりっ

 

 

 


粋「あのテオ?
俺 兄貴に味噌汁持ってきたいんだけど。」

テオドール「しっ!
これであのヤマネコがまた何かやらかしましたら そこをひっ捕まえて出禁に出来るやもしれません」こっそりふふふっ

粋「Σどんだけムカついてんの!?嫌な姑みたいになってんだけど!?」えええっ


テオドール「何で御座いましょう、
なんかこう
悪気は無くとも 我が主にケガさせまくる上、何故か叱られないあの方はマジで嫌いで御座います」ふんっ

粋(ヤマネコだろうと 猫ってそんなもんだからだろ。)ええー。

 

 

 

大嶽丸(Σそうだ 厠は何処だとか聞いてそのまま離席しよう!
そうすれば自然だ しかも咎めらる事じゃない

Σいや待て! 食事中の奴にそれはさすがに失礼では) えーとえーとっ

 


粋(つか この空気で飯って兄貴もキッツくねえ?)

 

 

 

大嶽丸「母上なら グーで殴りに来るな」ぼそっ

白「何か知らないけど お前の母親拳で語るタイプなんだな」ぼりぼりっ

大嶽丸「Σうおう!口に出してた!!」ひいっ


白「大丈夫かお前。」

大嶽丸「Σ何が!!」くわっ!

 

 

 

白(神経質 って奴か?)うーん。

 

 

テオドール「あの、何か我が主まで辛そうなので御座いますけど。お箸を置いてしまわれました」おや?

粋「そりゃあな」うん。

 

 

白「えーとな。
なんか悩みが有るなら聞くぞ?
今他の奴等居ないし」な?

大嶽丸「Σは?」ぎょっ

 

 

粋「Σあ。気まずさに耐えかねた」

 


大嶽丸「い、いやその 悩みと言うか」冷や汗たらりっ

白「?」

 

 

大嶽丸(Σほんっとうに表情無い!何考えてるのか解らん怖っ!!)冷や汗どぱあっ!

白「Σ!」びくっ

 

 


大嶽丸「そそそそっそのっ

すんませんでした!鈴鹿山は勘弁して下さいっ!!」土下座っ

 

白「え?え?
何の話だお前 具合でも悪いのか?」

大嶽丸「ぜんっぶ俺の独断ですっ!
そのですんで 母上や皆は何卒っ」平に土下座っ


白「え?え?」おろおろきょろきょろっ

 

 

粋「あ。凄え。
兄貴のポーカーフェイスが崩れた」わお。

テオドール「お助けしましょう
誰かマジで助けろってお顔されておられます」あちゃー。

 

 

 


蒼月「つか ずーっと居る俺は無視?」こたつに丸まりっ

コマ『毒にも薬にもならんと思われたんでしょうな』カタタッ

 

 

 

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大嶽丸「Σ忘れてた!?」はいいっ!?

 


彬羽「すまん。コイツの記憶力はゾウリムシ程だと思っておいてやってくれ」

大嶽丸「Σせめてミジンコだろ!」えええっ

 


小太郎「どう違うんだ?」わおんっ

千様「ミジンコのが見た目動物ぽい って辺り?」

 


白「そっか。大嶽丸って そういや暴れてた暴れてた」手ぽんっ

大嶽丸「Σうおお自爆!」ふにゃああっ!

 

白「あれ?でもあの時しっかりシメたよな?

ならもう良くないか?」しれっ

大嶽丸「Σ良いのか!?」えええっ

 


彬羽「この通りだ
覚えてないって事は つまりはどうでも良いって事だろ。
気にするな」

白「必要な事も忘れるけどな」どやっ


大嶽丸「大丈夫か。この魔王と副官」 複雑っ

 


千様「良かったじゃない
白君がさっぱりした子で」のほほーん。

大嶽丸「良いのか?良かったのかこれで」うーん。

家康「ずっと粘着質に嫌われて虐められるよりはマシでしょ?」

大嶽丸「それは確かに」ふむ。

 


シロ「ん?どうした テオドール」

テオドール「Σな、何も!?」ぎくっ

 


粋「テオじゃねえけど、兄貴ホント大嶽丸に関しては寛大だよな
俺なら即蹴り倒されてるのばっかだってのに。

やっぱ猫派だから?」


白「ん?

実はな。ぶっちゃけるとな


猫顔の方と 覆面の方の大嶽丸が同じ奴だって繋がって無かった。」ふっ


粋「さすがにそれはどうよ」うわー。

 

 

挿音「おう。芋大量に採れたんだけどよ
お前の母ちゃん鹿だろ?持って帰るか?」

大嶽丸「・・貰おう。」うん。

 

 

家康「あ、しっぽ生えた ピーンて。」おや

一二三「こっちはしっぽで感情モロ見えだべ。」あははっ

 

 

 

 

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