小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

11月16日

 

 

 

 

家康「じゃこれ天海に頼まれてた奴ね」


人魚「きゃー!ありがとう御座いますっ
サプライズ嬉しいっお二人共大好きでーす」きゃーっ

茨木童子「病気予防な 予防。」はいはいっ

酒呑童子「Σいちいち抱きつくな鬱陶しい!」うがあっ

 


千様「頼まれてたって何?」

家康「乾燥イトミミズ。」

シロ「食うのか それを」うわ。


彬羽「まあ魚だしな
川の藻やら何やらだけじゃ栄養偏るしな」

テオドール「化け物にとって食べ物問題って切実に御座いますよね」うんうんっ

小太郎「お前吸血鬼なのに普通に物食べれるだろ」わんっ

テオドール「Σあ」


彬羽「食えないより食える方が良いだろ。気にするな

ほれ九尾 餌だぞ 」鍋カンカンっ

九尾「おおおっ待ちかねたぞえ」どろんっ


一同(伝説の金毛白面九尾の狐に生ゴミ食わすな) ドン引きっ


白「魚の頭ってそんな旨いか?」

九尾「んー。どっちかと言うと野生の欲求かのう?
だーりんも食うかえ?」ばりぼりほほほっ
白「いらない。」

 


粋「お前 時々おかしいよな」うわー。

彬羽「そうか? 向こうが喜んで食ってるなら問題無くないか?」

テオドール「ギブアンドテイク に御座います  かねえ?」うわー。

 

 

 

間。

 

 

 

鏡子「けど、羨ましい話ですねえ」ほうっ

白「お前も生ゴミ好き「違います」

 


家康「あー 鏡子ちゃんてご両親から 良縁こそが女の幸せって言われて育ったんだっけ」ふむ。

千様「時代よねー」うんうんっ

 

鏡子「それなのに、悪縁しか無い上に 仮に良縁が有っても鏡から出られない身と言う」ふかーいため息っ


粋「何か言われてるぞ悪縁。」

蒼月「愛なら無限大なんだけどね」さらりっ

テオドール「そう言う言葉を安売りする辺り 最悪に御座いますね」真顔。

 

鏡子「そう言うの縁遠いか仲間かと思ったら 粋さんも何気におモテになられますし」はー。

粋「うん。毎度俺は取り憑かれてるだけな?」

 

テオドール「毎度災難になるのはある意味才能では御座いませんか?」

粋「うん。そろそろ泣かすぞお前」


彬羽「仕方無いだろ
その辺はもはや血筋の問題だろお前等」


白「代わるか?」※ストーカーホイホイ。

粋「全力で遠慮します 兄上」真顔っ

 

 


彬羽「と言う事でだ
隣の芝は青く見えるかもしれんが その手のに縁が有ってもさほど良い事でも無いぞ」

鏡子「えーでも、彬羽さんだって一二三さんを大和撫子に育てようとしてるじゃないですか

大和撫子って結局日本古来の いわば『良いお嫁さん』の条件詰め込んだ物ですよ?」

彬羽「Σう”」

 


千様「彬羽君 変な所古風だから」あーあ。

家康「安心しなさいって
一二三ちゃん 大和撫子からは程遠いから」肩ぽんっ

彬羽「Σどう答えりゃ正解なんだ!!」

 


鏡子「とにかく 私は人魚さんが羨ましいです
大好きな人が居て全力でそれぶつけられるとか 私には出来ませんし」ため息っ

白「ぶつかったら割れちゃうしな」うん。

鏡子「普通に何かの現場ですよね」

シロ(相手おったら惨劇が起きておったな。) しみじみ。

 

 


間。

 

 


蒼月「てかさー。

俺の扱い酷くない?」むすーっ


魄哉「妥当だと思いますが?
では江戸城戻りまーす」すたすたっ

蒼月「ジジイ手前コラ それだけ言いに来たのかよ」イラッ

魄哉「んなわけ無いでしょうが
飛天君にお願いしてた栄養剤取りに来たんですよ
て、事で 留守中に無体な事したらシメますよ」

家康「うん。今日も泊まりの徹夜だね 
政務お疲れ様です」苦笑。


蒼月「無体も何もコタツから出られないもーん
冬の俺は有る意味鏡子ちゃんと同じ Σってああああのジジイ! 流れる様に破魔札貼ってった!!
うわあ部屋から出られないっ」ひいっ

家康「あ、厠行けないね
えーと 桶でも「Σいや札剥がせよ!!」


千様「居間でやめてくんない?」ドン引きっ

 

鏡子「あのー 私も部屋の大鏡に戻れないのでお札剥がして欲しいんですけど」

家康「ありゃ 今手鏡か。

仕方無いなあ 鏡子ちゃんが困ってるなら剥がしても怒られないだろうし」よっこらせっ

蒼月「俺なら困っても良いのかよ」


白「家康、足元危な

ずるすてん がいんっ!!


千様「Σちょ 殿ーーっ!?」ええええっ

 

蒼月「Σあ。さっき俺が捨てた蜜柑の皮」はっ

彬羽「Σだからゴミはゴミ箱へと言ってんだろが!!」


鏡子「Σ家康さーん!大丈夫ですか!」ひええっ

家康「」きゅうっ


千様「ちょっと打ち所悪かったんじゃない!?
飛天君呼んで来るから動かさないでよ!」だっ

彬羽「Σあ!待て」はっ

 


襖ぴしゃん!

だだだだだだっ

 

 

テオドール「あれ? ひょっとして
今この部屋 妖怪しかおられません?」はっ

白「あ。」

彬羽「Σ俺等も出られないぞ!どうするんだ!!」

 


白「どうするって
俺等に考えさせてもろくな事にならないぞ?」真顔っ

彬羽「それもそうか」くっ


蒼月「パニクんなよバカラス。お前脳ミソと筋肉だけが取り柄なんだからさ」あーもうっ

テオドール「充分では?」

蒼月「うっさいミジンコ吸血鬼。

誰か妖怪以外の奴呼んで剥がして貰えば良いんだよ
モヤシは今日居ないの?」


白「石燕 そういや見てないな?」

彬羽「さっき画材の買い出しに行ったぞ
ちなみにシロは午後からバイトだ。」


蒼月「よし。ジジイが帰って来るまで待とう」ごろんっ

鏡子「蒼月さん 諦め早すぎます」

テオドール「魄哉さん 恐らく泊まりに御座いますよ?」

 


蒼月「・・大将 簡易結界くらい吹っ飛ばせんじゃないの?」

白「出来るけど 吹っ飛ばす前に俺以外の全員燃えるぞ?「ごめん やっぱ無しで」

 

彬羽「手は無いわけではないが」うーん。

鏡子「Σえ。さすが!」

 

彬羽「ただ、此処に居る全員、尋常じゃなく叱られかねんが それでも良いか?」

蒼月「絶対やだ」即答っ

白「だいたい解った」ああうん。

 

テオドール「? ?」はて。

鏡子「大丈夫です。私も解りません」

 

蒼月「ま、千ちゃんに能力無効化して貰ったら俺等も無力化されるし そしたら出られるしさ
気長に待とうよ」

白「そういや家康大丈夫かな?」つんつんっ

彬羽「打たれ慣れてるから大丈夫だとは思うが。
とりあえず置いとけ」

 

鏡子「飛天さんを呼びにと言う事は 千様さん診療所ですよね?
そんな時間かかりませんよね?」

テオドール「だと思われますが

大鏡から出張されてると何か問題が有るので御座いますか?」

鏡子「問題と言うわけではないんですが

その、私はあの鏡に憑いてる幽霊ですので 長く離れてると結構疲れると言うか
ぶっちゃけ 生者の寒気に似た感覚が

蒼月「えーと。バカラ
術系解らないとは言えマシそうだし手伝えよ
さっさと解呪するよ」しゃきっ

彬羽「Σえ」

 

白「お前 女絡むとホント強いな」へー。

蒼月「寒さの辛さは誰より知ってるからねー

あ、間違えたら爆発するから間違えんなよ?」

彬羽「Σなんで爆発物処理みたいになってんだ!」

蒼月「爆発物も結界も似たような物だよ

さーて赤いのか青いの どっちを切るか」ふむ。

彬羽「Σ待て待て どこに赤や青が有る!?」

 


テオドール「あの、私には赤と青 見えないので御座いますが?」えーと。

白「術系特化だと見えるんじゃ無いのか?」適当っ

鏡子「つまり白さんにも見えないと。」

白「最悪吹っ飛ばすし」

テオドール「蒼月さんが失敗されたら色々終わりに御座いますね」ああうん。

 

 

 

間。

 

 

 

蒼月「あ、後1ヶ所っ
やば、 目疲れた バカラスどっち?」よれっ

彬羽「だから見えねえつってんだろが」困惑っ

 

蒼月「あーもう隻眼は辛いんだよ
片目に負担かかりすぎっ

頭いったいなあ」ため息っ


白「そう言う時はノリと勘で行け」

蒼月「うん。俺等だけならそれもアリなんだけどね

もうちょいもうちょい 頑張れ俺」ぐーらぐらっ


テオドール「あの、少し休まれた方が」ひええっ

蒼月「んー大丈夫

けど、万が一の時は恨むなよ。」ふっ

テオドール「Σマジで休んで下さいませ!!」ひいいっ

 


白「蒼月限界ぽいな」ふむ。

彬羽「だな。 どうする?」

白「千様帰って来ないしな。
さっきお前が言ってた奴、家康や鏡子居るのに爆発するより怒られた方がマシな気がするけどな」

彬羽「・・だな。
気が進まねえが」しぶしぶっ

 


蒼月「Σちょっと 人が頑張ってんのに無駄にする様な事しないでくれる!?」うがあっ

彬羽「安全第一だ。 お前もその辺にしとけ 
血管切れるぞ」

鏡子「え、血管?」はい?

 

彬羽「本来見えねえ物を無理矢理可視化して 解呪しようとしてんだ。
いわば自分に幻術かけてる様な物だな。下手すりゃ本気でくたばるぞ」

鏡子「Σへ」

 


テオドール「蒼月さん。
ただの色ボケ蛇かと思っておりましたが
命懸けの色ボケ女好きだったので御座いますね 見くびっておりましたっ」感動っ

蒼月「頭から飲むぞ クソガキ」イラッ

 


白「よし。じゃ全員伏せろ」

一同「Σへ!?」

 


彬羽「壁に貼られた札で閉じ込められてるなら 壁ごと崩せば良いだけの事

ふん!!」壁めきゃっ!


テオドール「Σこれは確かに怒られる!!」ひいいっ

 

 


粋「あれ? 皆何してんの?」

襖がらっ。

一同「Σへ」


粋「ん、何?」きょとん。

 

 

 

白「あれ?お前 結界何とも無いのか?」

粋「そんなん有ったの?
あー 俺人間成分多いからなあ」わははっ

 


テオドール「あの、彬羽さん?」えーと。

彬羽「・・あと五秒早けりゃな。」


縁側半壊っ

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

家康「ま、その辺は私から天海に言っといてあげるからさ」包帯ぐるぐる巻きっ

彬羽「いや 恐ろしいのは修理担当なんだが」

家康「・・あー 挿音にも土下座しとくよ」ああうん。

 

 

 

粋「けど凄えな蒼月

鏡子の為にサクッと命懸けかよ」へー。

白「騒ぎの元の蜜柑の皮も蒼月のせいだけどな。」うん。

 

千様「ねー。見直しちゃったわよねー?」にこにこっ

鏡子「さあ?」ぷいっ


家康(女の子は難しいなあ) うーん。

 

テオドール「今度からは命知らずの純愛野郎と呼ばせて頂きますね」にこにこっ

蒼月「うん やめて。

けどまあ
実際鏡子ちゃんの為ならいつでも命懸けれるけどねー」へらっ

家康「お。軽いけどさすがっ」おおっ

 

蒼月「なんせ俺は全世界の女の子の味方だから
世界の何処かで女の子が困ってたら 命の1つや2つ軽い軽いだよ」ふふんっ

粋「随分軽い命だなおい。」うわ。

 

 

鏡子「・・・何処かに良運転がってませんかねえ」けっ

テオドール「我が主なら 尽くせば決して無下にはしないと思われますが「信者仲間増やしたいだけですよね?」

 

 

千様「世の中ままなんないわねー。」あーあ

家康「なんで毎度フラグ立てては自分でへし折るかなあ」あちゃー

 

 

 

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