小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

5月19日






白「今日暑いな」扇子ぱたぱたっ


家康「だねえ。
元気に彬羽も伸びてるし」苦笑。



一二三「この時期暑がりには辛いだなあ」氷嚢乗っけ

彬羽「いっそ夏になればいやもっとキツいか今の無しだ」ぐったり。


蒼月「うん。微妙におかしな事になってるね」あーあ。



千様「一二三ちゃん手慣れてるわねー」あらあらっ

一二三「んだべ。内助の功だべ」えへんっ


白「ないじょのこうって何だ?」

テオドール「申し訳御座いません。難しい日本語はちょっと」えーと。



彬羽「御前はそう言うの何処で覚えて来るんだ?」怪訝っ

一二三「えっとー 蒼月さんに貸りた御本とか



蒼月「やばっ」しゅばっ

彬羽「待てこら手前はガキになんて物見せてんだ!!」どたたたたっ!





白「暑い割に元気だな」

家康「いくら蒼月でも女の子に年齢制限の有る本は見せてないと思うけどね。」うわあ






間。






蒼月「ちえー。 怒らなくてもいいじゃん
言う程刺激的なのは見せてないよ」ちっ

家康「当社比でしょ
御前のは洒落になんないからねえ」

蒼月「んな人をエロの権化みたいにさあ
テオドール「違うので御座いますか?」きょとん。




蒼月「・・俺ってそんなイメージ?」真顔。

一同「うん。」

蒼月「Σマジかよ!」がーん。


千様「自覚無かったのね」あらあら

蒼月「いや待てよ でも健康な男ならそれって正しい姿であって、つまり俺って物凄くオスとして有能って事になんじゃない?」

家康「秒で自己肯定に変換したね」わお。




シロ「全く自堕落な 嘆かわしい奴だ」すたすたっ

千様「あら?朝練終わったのー?」

シロ「うむ。ついでに玄関前の掃除もしておいたぞ
あれくらい気がついた者がやらんかだらしない」ふんっ



蒼月「ね? こんだけガチガチなのも不健康じゃん?」

家康「んーまあ それはね」苦笑。





彬羽「手が回らんですまん。」ぜーぜー

シロ「Σいや御前には言っとらん!てか大丈夫かっ」ひいっ


一二三「暑いのに蒼月さんとおっかけっこしたんで瀕死なんだべ」

シロ「Σ何をしとんのだ御前は!
冷却冷却っ!」冷風びゅおおっ


彬羽「すまん。そのまましばらく冷却頼む」ぐったり。

シロ「Σ本当に大丈夫かああっ!!」ひいいっ



白「今年もシロが重宝する時期だな」へー。

シロ「Σ夏期しか使い道が無いみたいに言うな!!」

テオドール「そもそもまだ5月なので御座いますがねえ」うーん。





千様「今年確かに暑いわねー
台風とか大変そう」

家康「あー挿音も 野菜の苗植えるタイミング掴めないとかぼやいてたねえ」うんうん


彬羽「と、なると野菜の値段が高騰の可能性有り か。」ふむ

蒼月「まいってる割に冷静な分析だよね」

彬羽「いや ただでさえ経営ヤバイのに割烹持たねえんじゃねえかとな」

シロ「切実だな」うわ。


テオドール「茨木童子さんに相談されては?
あの方植物属性に御座いますし なんなら大江山でお野菜作って頂ければ買い取りますよ的な契約されてはいかがでしょう?」

彬羽「Σなる程!」おおっ



白「鬼印の京野菜か」へー。

家康「鬼達がどんどん農家の兄ちゃんになってくねえ」わお




白「けど、バカラス程じゃ無いけど俺も夏はあんま好きじゃないな
空気むわってするし暑苦しい」扇子ぱったぱた


彬羽「いや御前はそれ そんだけ着込んでたらそりゃ暑いだろ」

白「ん?」

家康「あー確かに
てかお前それ何枚着てるの?」

白「何枚だっけ?」えーと。




千様「あらあら大変っ
熱中症ってジワジワ来るのの方がヤバイのよー
ちょっと脱いだ方が良いわね はい。お姉さんが手伝ってあげましょ」おほほほほほっ

白「Σ!」びくっ


テオドール「Σちょ 誰かああ!白さんがっ主様が襲われてますっ!
勝てる気がしません誰か助けて下さいませえええーーっ!!」ひいいっ

粋「Σ襲われてるって何!?
うおお姉ちゃん!? ちょ兄貴ぎゃああ何事っ!?」





間。






千様「ごめんなさい。楽しかったわ」真顔っ

彬羽「人がまいってる時に 破廉恥な真似辞めろ!!」ぜーぜーっ




家康「うん。暑さに負けてても安定の大音量怒声」耳じーん

蒼月「うっさいよ」鼓膜しびびっ





白「あれ?でも何枚か減ったら快適だ」おおっ

テオドール「Σ逞しい!!」




鏡子「あらあら 白さんも十二単着られるのですか?」どろんっ

白「さすがに12枚は着てないぞ」



家康「確かに 12枚は行ってないけど凄い着込んでたんだねえ」

一面散らかる着物っ

千様「ねえ。ひっぺがしながらマトリョーシカかと思ったわー」うんうんっ


シロ「そもそもこれだけ着込んでよく動けたな」うわ。




白「ん? 普通じゃないのか?」

粋「Σへ

あーほら 兄貴は仕事柄着込み過ぎてるくらいじゃねえと格好つかねえだろ?
だから多目に着ようって言ってんだよ」

白「さすがに暑いぞ」

粋「あーうん。そんなら 枚数と風通し良いので何か考えるから 悪い悪い」あっはっは



白「?

ま、いっか。
体軽くなったしその辺ウロウロしてくる」たたっ

小太郎「お。散歩か?俺も行くーっ」わんわんっ






一二三「あれ? 粋さんが衣装決めてるの 芝居小屋のだけでねえんだか?」あれ?

シロ「あやつは放っておくと 全てにおいて適当極まりなくなるからな
仮にも芸能関係者なのだから 身内が普段着にも気を付けておるのだろう」

粋「いやその それも有るんだけど」

家康「?
他にもこんな着込ませる理由が有るの?」はて。



粋「着物ってさ 着込んで厚み増すとガタイ良く見えるんだよ」目そらしっ

蒼月「なんで兄ちゃんの身長コンプレックスにまで気を遣ってんだよ」

粋「いやその あんだけプライド高い俺様魔王かのに
弟の俺が微妙に見下ろしてる罪悪感って言うか何と言うかさ」しどろもどろっ



テオドール「まあ 身長ネタで弄られると拗ねられるので解る気は致します」苦笑。

千様「言う程小さくないのにねー」あらあらっ

家康「うん。本人の前で言わない様にね」






彬羽「俺なら身長減って涼しくなるなら数十センチ減っても良いがな」真剣っ

一二三「2メートルが言ったら嫌味なセリフだと思うだよ」うちわぱたぱたっ





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