小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

8月23日







つつじ「ホンマに 最近のにわか雨どじゃーやめて欲しいどすわ」髪ふきふきっ

皐月「せっかくの休みやのにたまったもんや無いわな」ため息っ



家康「ん? せっかくの休みに うちに何の御用だったの?」手拭い追加っ

つつじ・皐月「世間一般の遊び方知らんもん。」

千様「うちは遊べる所って認識なのね。」ああうん



シロ(そういえば 二人揃って元は孤児の上、つつじの方はそこからアサシンをして生計を立てておったのだったか。
そりゃ一般の生活なんぞ解らんか。)ふむ。

つつじ「せやで、お仕事出てる間に皐月はんになんかあったらアカンわって事で
おなごでも出来る様なアレやコレや教えたら うっかりわてより危ない御人になってもて焦ったわなあ」遠い目。

シロ「Σうお 何故考えて居る事が解った!?」ひいっ

つつじ「ぼん。大人なめたらアカンで?」にやっ



家康「大人って
てか皐月ちゃんのがつつじより年上なんだよね?そう言えば」

シロ「Σそうなのか!?」えええっ


皐月「私のが1個お姉ちゃんやで。」どやっ



白「何回言われても信じられないよな」うん。

粋「反対なら納得行くんだけどな」うんうん



テオドール「と言うか
御二人が 下手にその辺ちょろちょろ出来ないのは
この前パパ活と間違えられて同心から職質受けたからでは?」えーと。

つつじ「Σしーっ!テオはん しーっや!!」しーっ



千様「Σえ。つつじ君 そんなのと間違えられたの!?」えええっ

つつじ「誰がオッサンやねーん!!」思い出しきいいっ! ※180cm

皐月「しゃーないからとっさに お兄ちゃん虐めんといてー。て演技したったわ
うわ思い出してもサブイボ出るわ」※140cm代童顔っ


一二三「あー合法ロリって奴だべな
皐月さんは可愛いからセーフだべ」よしよしっ

皐月「何がセーフなんか解らんのやけど。」

つつじ「ちゅーか。アンタ等子供になんちゅー言葉教えとんのどすか。」引。


一同「そこはごめん。」




人魚「あらあらあらあらっ
凸凹カップル素敵ですねー」きゃーっ

粋(Σなんか生えた!)




つつじ「ああ。あんさんが酒呑童子はん所の人魚はんどすか」

人魚「あらっ!御存知で?」

皐月「アイツたまにうちでバイトしとるもん。
よう愚痴っとるわ」うんうん


人魚「やだもー。 私の居ない所でそんな 噂話なんてっ」きゃっ

シロ「相変わらず凄まじくポジティブだな」うわ。



皐月「成る程 こら逃げたくもなるわ」うん。

粋「Σあれ 酒呑童子の奴ひょっとして
皐月「この子の求愛に耐えかねて山から降りて来とんねんて
初めモテ自慢か思ったらガチ目に愚痴られたわ」



人魚「で?で? つまり御二人は幼馴染みさんなんですよね?」わくわくっ

つつじ「せやなあ
姉弟みたいに育ったせいで 身近になりすぎて相手にして貰えんちゅーか。」うーん。

テオドール「つつじさんも大概オープンに御座いますね」わお。



人魚「あらあら。それは中々難しい問題ですねえ」ふむ。

つつじ「そうなん?」

人魚「ですよお。 相手が近くに居るのが当たり前 とか思ってる間にポッと出の人に持ってかれるケースって多いんですよ

恋愛物の幼馴染みが当て馬にされやすいのはそう言う


皐月「せめて私のおらん所で話してくれへん?」

薙刀畳にぶっさり。

つつじ・人魚「Σすみませんでしたあっ!!」ひいっ



家康「あーまたうちの畳が。」

白「今更だ。」お茶ずずーっ




人魚「と言う事で
お互い頑張りましょう。」ぐっ

つつじ「はあ。 なんかあんさんの話聞いとったら 頑張ってエエんかって気にもなるけんどなあ」

人魚「何言ってるんです!
私は緑に囲まれた素敵なお家で 2人の素敵な旦那様と執事が待ってる幸せ新妻ですよっ
参考にして損は無いはずです!!」くわっ



つつじ「・・・」ちら。

粋「いつもの脳内変換だな。」うん。




白「緑ってのは 山奥か」えーと。

テオドール「旦那様は酒呑さんと茨木さんですね
そもそも片方しょっちゅう逃走してますし、片方人型の方には興味が無いはずに御座いますね お可哀想に。」うーん。

シロ「誰か執事にも触れてやらんか」





つつじ(まあ わては今のまんまヌルいんでエエんやけどな) 平和主義っ



人魚「良いですねー。この世は愛に溢れてます」うっとり


千様「人魚って皆こうなの?」

白「皆は知らないけど
たまーにこう言うのが 人の男追っかけて陸に上がって伝説作る生物だってバカラスが言ってたな」

家康「行動力の凄い生き物だねえ」わお。



テオドール「まあ、なんだかんだで追い出され無いなら嫌われては

ん?」

シロ「む?あのコウモリは」






どろんっ!

ダミアン「ああ!やっぱりここに居たのか人魚殿っ」


人魚「あら執事さん。」

ダミアン「Σその様な物になった覚えは無いぞ!?」



茨木童子「あの、すんませーん。」

酒呑童子「うちの山のアホ人魚来てね あ、居たわ」



千様「あら?皆揃ってお迎え?」あらあらっ

皐月「へー。愛されとるってのはホントらしいな」ほう


人魚「うちの人魚だなんて! 人前ですよっ」きゃっ

酒呑童子「うちの『山の』な?」うんざりっ



茨木童子「あーホントすんません。
あんまりこっちの都合考えないんで叱りつけたら 泣いて飛び出して」ため息っ

ダミアン「鬼の怒り方は迫力有るのでな 人魚殿にはショックだった様なのだ」

家康「あー。成る程ね」




皐月「アンタ 人にアレコレ言える立場ちゃうやん。」ジト目っ

人魚「迎えに来てくれると信じてましたからっ」じーん。

酒呑童子(海に帰してえな。)イラッ



茨木童子「ほら帰るぞ 傍迷惑も大概にな」

千様「何も言ってないのに何があったかだいたい解ってるぽいのが凄いわー」

茨木童子「学習した」きっぱり。



人魚「わーい。帰りましょ帰りましょ!

皆さんまたねー」手ぶんぶんっ


粋「あ。ああうん」

シロ「疲れた。」ずーん。


白「何が凄いって 全部色恋に繋げるのと
全部良い方に考えちゃう事だな」

粋「ある意味強えけど、どんな思考回路してんだろな
俺も疲れたわ」ふう。



テオドール「そう言えば グラミーと言う種類の魚は
水槽内にオスメス居るとツガイになって
常に一緒で相手が死ぬまでべったり離れないそうで御座いますよ?」


白「あ、人魚って 魚の種類毎に居るとか聞いたな」えーと。

家康「Σえ。じゃサバの人魚やアンコウの人魚とかも!?」

白「居ると思う」うん。





粋「あの姉ちゃん そのグラミーって魚の人魚なのかな。」えーと。

シロ「そもそもその魚 日本におるのか?」ええっ










人魚「思うんですけどー。
兄妹や親子じゃなく パパ活に間違えられるって
相当仲良く無いと難しいですよねー」

茨木童子「ん? また何の話だよ?」


人魚「んー。殿方には説明が難しいです
けど、幸せの予感ですねっ」ポジティブっ





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