小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

7月17日








千様「白くーん。暑いでしょ
降りてらっしゃいよー」

白「此処結構涼しいし」木の上で足ぶらぶらごろーん。


家康「遠目で見たらネコ科の何かの動物ぽいよね」のほほーん

粋「大型猫科肉食獣な
獰猛な奴。 ・・大型?」あれっ


シロ「下駄を投げるな下駄を!!」

白「外れたか」ちっ。

粋「Σ当たってたら大ケガだろ!!」足元に下駄しゅううっ

テオドール「お気にされてるのに今のは失礼に御座いますよ
中型くらいは御座いますよね!」うんうんっ

白「・・そうだな」ああうん。


家康(フォローが見事に追撃になってる)うわあ。



千様「あら不貞腐れた」あらあらっ

粋「いい加減俺のが不貞腐れたいんだけど」むすっ





千様「全く 蚊に食われるわよ」あーもうっ


飛天「あーいやいや そこはさすが魔王」ずいっ

家康「あれ?来てたの?」

飛天「お宅の軍師から神経痛が辛いって連絡受けて
魄哉「Σ飛天君!しーっ!!」わたわたっ

家康「ありゃ今年多いねえ」苦笑。




家康「家の改築工事や何やではしゃいでたもんね」ああうん。

千様「そりゃあちこち痛くなるわよ」あーあ。



シロ「で、何がさすがなのだ?
確かに木陰で日除けにはなっておるぽいが?」

飛天「ヒント。蚊取り線香ってのは 園芸で普通に育ててる花から作られる」

家康「あ、あの木 それ系統の木なんだね」なるほどっ



テオドール「さすがの運動神経に御座いますよね
私ならまずよじ登れませんし」紅茶ずずーっ

飛天「そもそもアンタは日向に出れないんだから 昼間木登りとか自爆行為だろ」苦笑。



彬羽「大して羨ましがる物じゃねえぞ
要は煙と何とかだしな」きっぱり。

テオドール「あの彬羽さん。
カラス天狗に御座いますが高い所とかは「足場が壊れる。」


一同(2メートルの悲しみよ) うわあ。

飛天「お前 鳥族なのに重さめちゃ有るよな?
前も屋根の修理してて踏み抜いてたろ
同じカラス天狗として理解出来ないんだけどな」うーん。

千様「筋肉の量じゃない?」


彬羽「あのアホ怒鳴るのは腹式呼吸だけでなく全身運動だからな」遠い目っ

飛天「声帯吹っ飛ぶぞ」引。

シロ(そのアホ これ聞きながらあくびしとるしな) うわあ。



テオドール「しかし、1度は夢見る事では御座いませんか?
アレですよ!童話有る有る木の上で小鳥と小動物とキャッキャウフフに御座いますよ!?」びしっ

粋「Σう。ちょっと憧れる!!」おおおっ


家康「この子等 見事に頭メルヘンだよねえ」うわあ。





粋「つかよ兄貴
昼から芝居小屋出だからな? そろそろ用意してくれよー」

白「あれ?もうそんな時間か」足ゆーらゆらっ

テオドール「お寛ぎの時間は帰ってきてからで「夕方さすがにムシ暑いしな」





一同「・・・」






彬羽「静かに駄々こねんな。降りてこい」

白「もうちょいダラダラしたい」
彬羽「お前は常にダラダラしてるだろが。」



白「ふっ。落とせる物なら落としてみろ
言っとくけどこの木倒したら この辺の虫避け無くなって 居間に蚊やら蜂やらカメムシやらどんどん飛び込む様になるぞ」どやあっ

彬羽「Σく! 卑怯な真似を」



家康「あの ほっといても降りてくると思うよ?何だかんだでプロの役者なんだし」

千様「魔王と副官がじゃれてるだけなんじゃないの?」えー。

飛天「うちのイトコ ガチで青筋立ててんだけど」あーあ。



彬羽「ふっ。そうかこんな事もあろうかとな」

白「?」



彬羽「前回 某家庭内害虫対策に特注した駆虫剤!
高い所に逃げた虫には持ってこいだろが!!」火付けしゅばっ

飛天「Σ虫以外に使うんじゃねえっての!!」ひいっ

魄哉「Σ彬羽君落ち着いて こんな所でそんなの使ったら!」




虫どさどさどさどぼとぼとぼとおおっ!!!

一同「Σぎゃああああっ!!」鳥肌っ





白「虫等何もしてないのに酷いぞ バカラス」けほっ

彬羽「す、すまん頭に血が上ってた」 血の気引きっ



飛天「あー大丈夫大丈夫
俺製だし コレ閉じ込めて使うタイプの奴だから虫等もすぐに復活するって」へらっ

千様「コレ うぞうぞ歩き出すの?」うっ

家康「雨戸しめとこか」ひええっ




白「よし。バカラスからかうと怖い事になるし仕事行くか」

粋「うん。はた迷惑だからマジでやめような」



シロ「まあな メルヘンな前に虫のが多いからな どう考えても」うむ。

魄哉「夢壊れちゃいましたかねえ」あーあ。


テオドール「」灰っ






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皐月「Σちょ!アンタクモの巣だらけやん! 衣装に着替える前にとりあえず拭いて拭いてっ!!」ひいっ

つつじ「あーもう!またどこの隙間入り込んだんどすかこの人はっ」ほんまにもー!




粋(何処行ってもネコ科の動物扱いなんだな)うん。


皐月「はい!じっとしいっ
ちょいブラッシングすんで!!」


つつじ「あんさんもボケーッとしとらんと手伝っておくれやす!」きいっ

粋「ああうん。虎かなあやっぱ
出会い頭にタイガークローかまして来る奴」

つつじ「は?」

皐月「あーめんどい!頭から水ぶっかけて洗ったろか」ちいっ

白「Σ!」ぎくっ


粋「Σあ。水嫌いなのそういう事!?」はっ

つつじ「どういう事なん?」はい?





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