小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

5月30日





彬羽「手前こら馬鹿大将!
ボスが騒ぎ大きくしてどうするんだこら聞いてんのか!!」くわっ

白「聞いてる聞いてる
お前声でかいってば」耳じんじんっ




千様「荒れてるわねー」あらあらっ

家康「ここのところジメジメムシムシだし。
彬羽暑いのダメだからイラついてんだろうねえ」苦笑。


彬羽「全く 瓦版の方も記事書かねえといけねえのに考えまとまらねえし」ちっ

白「それ俺のせいなのか?「手前がいらん悩み増やすからだろ。」




テオドール「それに加えて割烹の方も全力投球に御座いますしねえ」

粋「板前が手抜き出来ねえのは解るけど
色々背負い込み過ぎてんだよな あいつ。」うーん。



一二三「べくしゅ!
お布団蹴って寝てたら風邪ひいたべー」鼻ぐしゅっ

彬羽「まず鼻をかめ
風邪のひきはじめは生姜湯か ちょっと待ってろ「甘いのが良いだよ」

彬羽「蜂蜜大根にしてやるちょっと待て」


粋「うん。全力子育てもあったわそういや」ああうん。

一二三「わーい。蜂蜜好きだー!」ひゃほうっ

白「だな。鼻かもうな」ちり紙ほれっ

一二三「ちーん!」ぶびーっ



家康「お前も以外と面倒見良いよね?」

白「手のかかるのが居たからな」ちらっ


粋「すんません。記憶にありません兄上」

白「お前鼻もだけど良く寝しょんべん垂らして「Σそれ3歳くらい時の話だよな!?」 ひいいっ

千様「こう言う事はよく覚えてるわよねー」しみじみっ




彬羽「蜂蜜大根出来だぞ
Σん!? お前それ」 はっ

白「へ?」




瓦版の原稿 一二三の鼻水でぐっしゃぐしゃっ

白「Σあ。」

家康「Σそれ原稿用紙だったの!?」ひいいっ








【離れ (石燕の仕事部屋)】


石燕「なんか。彬羽さんの怒声が」おや。

与一「こんな所でまで一語一句ハッキリ聞き取れるとは どんな声帯しとんのだあいつ。」うわあ





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白「悪かったってば」

耳キーン。



彬羽「煩え!また書き直しだ
部屋に籠るからしばらくトラブル起こすなよ!!」くわっ



粋「うわー怒ってる」ひええっ

テオドール「忙しすぎてキャパオーバーなのでは御座いませんか?」

白「んー。よし

なあなあバカラス ちょっと待て」ちょいちょいっ

彬羽「今度はなんだ」イラアアッ




白「お前、今日1日 俺の復官休め。」

彬羽「Σはあ!?」

白「俺の補佐やるのめちゃめちゃ疲れるんだろ?
じゃあ今日1日 それ無しで
な?それなら気分楽だろ?」

彬羽「あ、いや
それやると色々ヤバい事にならないか?」冷や汗っ

白「じゃあ代わりにコイツに補佐やらせよう」がしっ

シロ「Σうおお秒で捕まった!!」ひいっ


粋「あー確かに
カラス来る前は主にシロがツッコミポジションだったような」はいはい

シロ「Σ俺に再びあのポジションに戻れと!?
アホか胃袋持たんわ!」くわっ

白「今日1日今日1日
彬羽の胃袋の代わりしてやれ」

シロ「Σう
そういう事かっ」くうっ



家康「あの、白が変な事しなきゃ誰も胃袋傷めないんじゃ?」えーと。

白「その辺自信無いし」しれっ


千様「あーこりゃ胃もヤバくなるわ」ああうん。




粋「って事で1日のんびりしろよ
兄貴言い出したら聞かねえし」肩ぽんっ

彬羽「むしろ不安が増したんだが?」





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【割烹春一】





庵「で、落ち着かなくて職場に来たの?」

彬羽「瓦版の方書くのも此処でやればいいしな」

ひな「ひょっとして 凄い寂しん坊さんですか?」えー。

朱禅「こらひな。しーっ」




彬羽「しかし何だな
やらんでいい考えんで良いとなると それはそれで物足らんと言うか」うーん。

庵「え。ワーカーホリック?」

彬羽「いや どちらかと言えば
常に悩まされていただけに それが無くなると以上に体が軽くて落ち着かんと言うか」うーん。


ひな「御布団が軽すぎると落ちついて寝られないみたいな物ですかね?」

彬羽「似たような物かもしれん」困惑っ



庵(やっぱワーカーホリックじゃ?)ええー。

朱禅(動いてないと死んじまう マグロやカツオみたいな体質なんだな) なる程。



ひな「けど、今回のは良い事だと思いますよ?
言ってみたら彬羽さん年中無休なんですし
雇用主からお休みあげようって考えてくれるのは凄く良い事じゃないですかね?」にこにこっ


彬羽「そもそも俺は元テロリストの前科のせいで 半強制で一生あいつの副官契約させられた様なもんだからな。

自業自得とは言え ある意味超絶ブラックというか悪魔との契約だぞあんなもん」


朱禅「ああ 逃げようがねえんだ。」うわあ

庵「てか選択か無いとは言え その性格で良くそんな契約したよね?」

彬羽「その辺の誑かし方は マジで悪魔だあの白髪っ」思い出し怒りっ



ひな「まあお役者は人誑かしてナンボですからねー

でもひょっとしたら 少しは楽になるかもしれませんよ?」

彬羽「ん?」

ひな「ほら 彬羽さんがとっ捕まる前は シロさんが白さんのツッコミ担当してたんでしょ?
なら今後 副官は2人でって事になったりするかも?」




庵「彬羽凍りついたんだけど。」うわ

ひな「Σなんで!?」えええっ

朱禅「なんとなく解る気はするな」うん。



彬羽「ちょっと散歩に言ってくる」入り口がららっ

朱禅「はいよ。いってら」



庵「確実に様子見に行ったよね?」

ひな「ですね。
何がそんなに嫌なんでしょう?」あらー。






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ちんぴら「おうこら何ぶつかってくれとんじゃ骨折れたろが治療費寄越Σがはあっ!!」

白「ああごめん
ぶつかって来られてビックリしたから殴っちゃったな
で、治療費くれるのか?」
ちんぴら「Σすんませんでしたあああ!!」しゅぱっ




シロ(Σいらん所パワーアップしとる!!)ひいっ

白「ベタだよなあいつ等」しれっ

粋「うん。普通 躊躇無く鼻骨に拳来るとは思わねえもんよ」ああうん。


白「ん、じゃあお前なら「みぞおちに蹴り。」

シロ「Σ兄弟揃ってやめんか物騒な!!」



テオドール「物騒には更に上手の物騒が一番手っ取り早いので御座いますよ」にっこり。

シロ「Σお前ら よくこのメンツでつるんで死人が出んな!!」ひいいっ






彬羽(さして問題なくいつも通りだが
むしろシロが置いてきぼり食らってねえか?) 物陰っ




一同(なんか居る) うわあ。


粋「あの 兄貴?」えーと

白「あいつ自分がでかいのイマイチ解ってないよな」見ないフリ

テオドール「目立つ方なんで 身を隠されても周囲の視線でバレバレなので御座いますよね」苦笑。


シロ「ん?何の事だ?」

粋「お前ひょっとして天然?」

シロ「は?」

白「精進しろって奴だ」
シロ「Σんなっ!?」かちーん。


白「さて そんなやってる間に

また変な事になってるぽいな」




町民「Σ妖怪だー!!」ひいいっ


迷子の土蜘蛛(推定体高50メートル)「しゃぎゃー!!」

家屋破壊メキメキメキッ!!





一同「」



テオドール「ど、どう致します!?
本日彬羽さんもおられませんのに!」ひええっ

白「あれなら別にバカラスいらない」しれっ


物陰の彬羽「Σ!!」なんかショック!




粋「え?え?どうすんの!?」わたわたっ



白「こうする。

あ、シロ 氷の壁で避難してる人間の援護頼んだ」

シロ「Σう、うむっ」







間。








シロ「その。大した物だとは思うのだが」




テオドール(バンパイアモード)「Σぎゃっ! ちょ粋さん尻尾噛まないで下さいませっ!!」うわああっ

粋(勾陣)「がうっ!」しゃああっ



白「な? この2匹なら土蜘蛛くらい軽い軽い」どやっ

土蜘蛛「」きゅうっ。


シロ「お前の腰巾着どちらも化けるのだな そう言えば」わお。


テオドール「それより粋さんどうにかして下さいませ!
噛み癖が Σうわっ!」ぼむっ

シロ「お。戻った」

白「ほらお前も戻れ」頭ぺしっ

勾陣「Σぎゃんっ!?」ぼんっ!



白「化物は強いのが正義だからな
土蜘蛛は起きたらさっさと山帰れって案内したら問題ないし

よし、一件落着だ」あくびっ


シロ「本気で手慣れとるな 魔王」うわ。


白「今回は頭使わないで良かったし

俺が下手に暴れると皆死んじゃうけど
その分コイツ等が暴れればいいしな」うん。

テオドール「私もあまり加減は というか実戦経験乏しいので不安では有りますが」苦笑。

粋「ん?何かあったの?」へ?

シロ「おい。また記憶飛んどるが コイツは大丈夫か」冷や汗っ





白「まあ、そんな心配する事無いってあいつも解っ あれ?」

粋「へ?何?」



白「バカラス居なくなってるな?」あれっ

テオドール「おや そう言えば」おやまあ。

粋「へ?へ? なんで?」きょとんっ

シロ「うむ。とりあえずお前は周りをよく見よ」

粋「周り?
Σうっお何あのバカでかいクモ!!」ひいっ

シロ・テオドール「Σそこから!?」えええっ






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彬羽「妖怪名簿 未収録分改訂版!
出来たぞ頭に入れておけっ!」くわっ

白「妖怪なんてどんどん増えるから適当で良いって 「煩い総大将なら把握出来るのは暗記しとけ!!」ちゃぶ台ばんっ!




テオドール(まさかの 御自分で仕事探して来られました。)うっわー


粋「あいつ今日は副官やんなくて良いんじゃなかったっけ?」

シロ「何があったので有ろうな」うーん。




彬羽「全く こっちが考えてやらねえとこの程度も片付かねえ
もっと魔王の自覚を持て自覚を」ふんっ

白「うん、それは良いけど今日休みの自覚は「煩いお前のせいだ」けっ。



白「?」首かしげっ





テオドール「居場所が無くなったらどうしようとか思われたので御座いましょうねえ
気持ちは解ります」うんうんっ

粋「いや。あいつ居ないと学問とか知識面ヤベえのしか居ないんだけど。」ええー


家康(寂しん坊だね)
千様(寂しん坊だわ)うん。




白「冗談でクビとか言ったら凄い事になりそうだな」にやりっ

一二三「絶対吐血するからダメだべ」きっぱり






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