小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

4月28日








挿音「おうコラ馬鹿殿 まーた何処ぞで正体バレるよな真似したそうじゃねえの?」 ゴゴゴゴゴゴっ

家康「Σっぎゃー!!ごめんっごめんなさい!
以後気を付けますっ!」

足元にクナイぶっ刺さりまくりっ




シロ「どちらが上司やら」やれやれっ

白「家康なんかやったのか?」

彬羽「その何だ
何かのトラブルに首突っ込んだ際、関わったからにゃ仕方無え 行く宛無いなら江戸城に連絡しろと手前の印籠渡してたらしくな」

シロ「Σあれか!!」はっ

粋「何?知ってんの?」

シロ「うむ。お前らが留守なので俺が片付けた件だ
忘れておったわ」あちゃー





千様「大丈夫よお。 殿がそんだけしたげるって事なら悪い人じゃ無いだろしー」

挿音「そいつに悪気無くても コレが家康だってバレ倒したら面倒な事になんだよ
隠してても多少は漏れんのによ 警護の立場にもなりやがれってんだ」けっ


白「警護が一番攻撃してる気するけどな」

挿音「本気で殴ってねえからセーフ」すたすたっ


テオドール「忍に殴られるので御座いますか?」えええっ

家康「結構ね よく頭小突かれます」うん。

彬羽「威厳も何もあったもんじゃねえな」うわ




蒼月「仮にも将軍がそんなんで良いの?
ボスって下の奴等に舐められたら終わりじゃん?」

家康「いやー なんやかんやでもう私は一線退いてるしね
天下さえ統一出来て 乱世収まってのんびり暮らせるなら後は別にトップじゃなくて良いし」

粋「マジで権力とかその辺どうでも良いんだな「ぶっちゃけめんどい」うん。




シロ「しかし あやつも容赦ないな
普通はもう少し主を立てそうな物 いやそもそも育て親からしてアレだしな」

千様「魄哉も日常的に殿足蹴にしてるしー

しゃーないっちゃしゃーないかもね」うんうん




家康「ま、昔いっぺん本気で暗殺されかけてるし
それに比べりゃどうって事無いけどねー」あっはっは。


一同「Σえ」

家康「Σあ。 言ってなかった!?」はっ




彬羽「ちょっと待て。
そもそも挿音の奴は 魄哉がお前の軍師になった時一緒に10歳其処らで忍として徳川軍に加入してるはずだろ

という事は」冷や汗っ

シロ「まさか 味方で暗殺だなんだとなったのか?」うわ


家康「えーとその うわ、困ったなあ
ついポロッと」ひええっ




粋「姉ちゃん?」ちらっ

千様「うん。アタシ知ってるわ」遠い目。

テオドール「さすがに御座います!
で、何故に御座いますかっ!」

千様「えー。
アタシが言ったとかバラさないでよー?」





ズガッ!!!


柱にクナイぶっ刺さりっ


ぱらぱらっ







千様「・・やっぱパスで。」ひええっ

白「だな。」うん。


シロ「Σテオこら ビビるなら何にでも興味持つでない!!」

灰こんもりっ。





彬羽「まあしかしだ
この家の奴等はほとんど何ぞやらかしてるからな
主君暗殺未遂くらい居てもまあ 納得行くと言えば行くか」ふむ。

シロ「いや そこは納得してはいかん気がするぞ」


蒼月「つかバカラス お前自分が元テロリストだからって そっち方面のハードル下げんなよ
人には厳しい癖に自分に甘過ぎー」やーい。

彬羽「Σぐ」



粋「まあ俺も 昔は なあ?」ちらっ

白「どてっ腹に穴開けられたのは気にしてないから気にするな 面倒臭い」きっぱり。

一同(お前は少しは気にしろ。)



白「でも蒼月も人の事言えないよな?」

蒼月「Σへ?」



鏡子「朝方 綺麗な人がお二人玄関先で修羅場ってられましたからねえ」
鏡の中でひゅードロドロドロドロっ

蒼月「あの鏡子ちゃん。怖い怖い怖い怖いっ」ひいいっ


家康「結婚詐欺でもしたの?」

蒼月「Σ詐欺なんてしてない! 皆平等に可愛いから好きなだけだしっ!!」

粋「皆って事は他にも居るのかよ」うわー。



彬羽「現在進行形でヤバイのも居たか」引。

シロ「コイツは分類が違う気もするが?」



千様「そもそも家主の魄哉からしてー 故郷爆破してその隙にトンズラしてるし
アタシもそれに便乗して逃げたけどー」おほほほっ

白「石燕も色々出来るようになったの最近だからやってないだけで
もちょい早く絵の具現化とか出来てたら 人間なんて大量殺戮してたとか言ってたな」ふむ。


粋「何このヤバイの屋敷。」わお



彬羽「何だろうな 破壊神の肩書き持ってるお前がマトモに思えてきた」ため息

白「うやまってへつらえ「前言撤回。」


テオドール「白さんはちゃんと破壊力セーブしてらっしゃいますもんね

しかし、やはり日本に来る前に予習したアレは本当に御座いましたか」ざらざら復活っ

粋「ん?アレって?」



テオドール「日本人は 拳または刀を交えてマジでやりあって初めて友になれる種族である。

に御座います」キリッ

シロ「それ聞いた時は否定したが 今となるとあながち間違っとらん気がして来たな」うーん。


粋「お前も元々兄貴の命狙ってた来たもんな」ふむ。

シロ「一撃でのされたがな」けっ




白「で、 お前なんで挿音に殺られそうになったんだ?」

家康「Σうおう 話流れるかと思ったのに!!」ひいっ

白「俺は1度興味持つとしつこいぞ」にやりっ





彬羽「挿音に勘付かれて爆薬投げ込まれる前に 話して逃げる方が得策だぞ 」真顔。

家康「Σいや私下手すりゃもっぺん暗殺されそうになるよね!?」えええっ

彬羽「被害は最小限で「Σ結局お前も聞きたいだけだよね!?」



千様「彬羽君 珍しい」あら。

蒼月「カラスって好奇心旺盛な生き物だからね」あーあ。



家康「うう 話さないと終わらなそうだし
けどやだなー 絶対怒られるよなあ」ひええっ


テオドール「はい?
命狙われた家康さんが怒られるとは?」はて。

家康「Σあああどんどん興味持たれてく!!」

蒼月「自らどんどんボロばら蒔いてってるからだよ 馬鹿殿。」





千様「あーもうめんどい

理由は『平和主義の親父様を無理矢理戦場に引きずり込んだから』よー


ほら、アタシは殿助けただけよ。
怒るならアタシじゃないでしょ 脅しでも人に刃物向けんじゃないわよ」

挿音「・・ちっ!」クナイぽいっ


一同(Σ速い!!)ひいっ





粋「・・えっと。 つまり?」

家康「元凶居なくなりゃ 天海が戦場出る事も無くなるって思ったんだよ
まあね。年齢的に反抗期だったしそう思われてもしゃーな Σだっ! なんでぶつの!?」

挿音「べらべらべらべらと。 んっとに軽い口だな」けっ

家康「Σ昔っからでしょ ごめんね!!」





シロ「それで主君暗殺未遂まで行くか?」えええっ

テオドール「いえでも 解る気は致します」ふむ。

粋「Σ解るの!?」えええっ

蒼月「あーうん。あのジジイ物騒だし無茶苦茶だけどさ
殺戮とかマジで嫌いだもんね。 その辺だけは僧侶だよ」うん



千様「それに加えてあの性格だし
コイツにとっちゃ父上で有ると同時に過保護なオカンだものねー

万年反抗期だけど基本孝行息子なのよ」お茶ずずーっ


挿音「おう。お前もその辺にしとけや」青筋っ

千様「何よ 誉めたげてんでしょ」ふふんっ





彬羽「成る程な。で、その件は得意の揉み消しか?」

家康「被害者出なかったしねー」へらっ

粋「お前 あんなんに襲撃されて生きてたのかよ
凄えな」うわ。


家康「いや 天海に気付かれて
2人まとめて狙撃されて それどころじゃ無くなったよ」ふっ

挿音「ありゃマジで怖かったな」遠い目。

家康「何が怖いって 今より数段性能劣るあの頃の銃で
頭の真横ギリギリにぶっぱなすあいつが1番怖いねえ」思い出しぶるっ



蒼月「Σ馬鹿殿被害者なのに撃たれかけたの?」えええっ

家康「しょーもない喧嘩してたから両成敗って事で
2人共怒りました。はい問題無し で身内に公表したからね」うん。

シロ「それで納得する徳川軍もおかしいと思うが」うわ

家康「味方陣営で喧嘩の仲裁に銃ぶっぱなす僧侶に文句言える奴なんて居ない居ないっ」手ひらひらっ

テオドール「そりゃそうで御座いましょうね」ひええ




家康「で、2人揃ってお説教食らっておしまい

いやー 怖かったなあ」あっはっは。




粋「家康終始被害者じゃねえの?」えー。

彬羽「こいつ自身 戦場に引きずり込んだ自覚は有ったんだろ」

蒼月「ジジイが乱入しなきゃマジでヤバかったよねそれ」うわあ。



家康「ま、その一件が有ったから 自分の意思で天海やってます!てビシッと言ってくれて
お互い色々スッキリしたんだから結果オーライだよね」へらっ

挿音「いや アンタは少し怒れや」頭抱えっ

家康「Σあれ?」




シロ「この性格の違いも 揉めた原因の1つで有りそうでは有るな」うむ。





白「けど意外だな、
お前 そんな思い詰めるタイプと思わなかったけどな」へー。

挿音「うっせえよ
俺だって色々考えんだよ」ふんっ

テオドール「お優しいのは良い事に御座いますが
煮詰まっておられたので御座いますねえ」しみじみっ



千様「まあ、アイツはアタシ達と違って
人工生物って言ってもキメラだしー
その辺でしょ?」にやにやっ



白「あ、鳥は自由に空飛んでこそって奴か」手ぽんっ

蒼月「Σぶはっ!!」吹き出し

テオドール「Σ成る程!!」おおっ

粋「ごめん。 意外とロマンチストで気持ち悪い」うっわー

挿音「シバくぞガキ共」





彬羽「よくそこまで解るな お前」びっくり。


千様「アレでも昔は可愛かったのよー
なんであんなんなっちゃったのかしらねー」ふかーいため息っ

シロ「ああ。昔ターゲットだったのだな」引。

千様「アタシ基本未成年しか興味ないから
今は無理」お茶ずずーっ



魄哉「それ犯罪です。」きっぱり。



鏡子「あら。もうお体よろしいんですか?」

魄哉「しっかり休んだのでスッキリですよ。ご心配おかけしました

さーて。 では2日ぶりの江戸城行って来ますかねえ」伸びっ


家康「うん。そりゃー良かった

けど、その前に息子さんどうにかしてくんない?怖くて止めらんない」ひええっ

魄哉「え?また2人まとめて撃ってほしいんですか?」

家康・挿音「Σいつから聞いてた!?」えええっ





千様「カゴ開いてるのに 自ら中に入るとか。
物好きな鳥よねー」

彬羽「江戸城はカゴなのか」
千様「堅苦しくて むしろ檻じゃない?」

魄哉「嫌になったらまた爆破してトンズラしますんで
さーて。では行ってきまーす」すたすたっ



蒼月「マジでいつから聞いてたの」ええー。







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