小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

4月15日

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家康「しつこい寒の戻りかなあ?」さむっ

千様「ねえ。 やーね風邪ひいちゃうわー」




粋「Σやべ。寝る時腹巻きしねえと!」はっ

小太郎「冬場してるのか?」わんっ

粋「寝相悪いんだもんよ
布団蹴っ飛ばして腹痛とか格好悪いだろ?」

家康「いや、夏は夏でステテコ履いてるよねお前」

粋「腹壊したら嫌だし」真顔。



蒼月「腹下してなくてもカッコ悪いだろ
何だよ腹巻きステテコってだっさ!有り得ないねー」ははんっ

粋「どてら着込んでモッコモコの奴に言われたかねえわ」けっ

蒼月「Σうっさい!俺のは腹弱いとかじゃ無いし!
蛇なんだからしゃーないの!一緒にすんなっ」がうっ


彬羽「同じ蛇でも朱禅の奴は 今日冷えるなとか言いながら普通に井戸水で洗い物してたぞ

お前等本当に双子か?」怪訝っ


蒼月「Σいやいやあいつは何で平気なんだよ!
普通身体動かなくなるんだけど!?」えええっ


千様「店長の責任感?」

蒼月「責任感で体質変わるの?」えー。


粋「今日もお勤めお疲れー」食器拭き拭きっ

白「お前は寒いと元気だよな」
彬羽「夏は好かん。」久々にしゃきっ



蒼月「いや 早く暖かくなれよ4月だよ?
ったく どこぞの吸血鬼は すぐに火鉢出して参りますとか言っときながら帰ってこないしさあ。さむっ」ぶるっ




彬羽「ああ 物置の前の灰の山
あれやっぱりテオか。

火鉢の灰でも溢したかと思ったんだがな。」

家康「Σしまった!物置色々詰め込んでるから!!」ひいっ

千様「Σえ 雪崩!?物置の中身雪崩て来て灰になったあの子!?」ひいいっ


粋「いや 回収してやれよ」

彬羽「もしテオなら半端に灰移動させたら復活出来ないだろ」お茶ずずーっ

白「雪崩に埋まったまんまでも元に戻れないけどな。」やれやれすたすたっ




一二三「皆寒いと仲良いだな」のほほーん。

石燕「仲良し過ぎて室内で事故起きてるっすねえ
回収手伝いやすか」やれやれ。





間。





テオドール「失礼致しました。倉庫の戸が固いので よいしょっと両手で持ちましたらトゲがぶっすり刺さりまして」苦笑。

小太郎「トゲに負けて灰になってたのか」うわあ。


テオドール「めちゃめちゃ痛う御座いました。」ふっ

粋「消毒しとけよ ほれ」救急箱っ



千様「何も落ちてきて無いのに灰になってたから 誰かに襲われたのかと思ったわー」

家康「うん。くせ者どんだけ入り込んでても不思議じゃないからね
主に私のせいで。」あっはっは



白「くせ者じゃなくても襲いそうな奴居るけどな」

家康「へ?」






襖がらっ!


シロ「ふはははっ!気温が低いっ!低いぞおおっ
まだまだ俺の季節だ 覚悟せい!!」竹刀すちゃっ

白「寒さ戻ったせいで 氷属性がめちゃめちゃ元気だ」ちっ

シロ「Σため息をつくなため息を!!」


テオドール「シロさんが勝ちたいのは白さんで御座いましょう?
私が襲われる事は御座いませんって」

白「こいつ 鍛練とか何とか言ってちょいちょい傍迷惑な失敗するし
うっかり巻き込まれたら氷浸けだぞ」

テオドール「Σうっかり怖っ!!」ひいっ




シロ「ぬかせ!年中節操無く炎ぼんぼん出しおって!
こちらは冬以外結構キツイのだぞ!!」

白「それ俺悪くないし
氷にこだわらないで水でも出せば良いのに
水芸ウケるぞ」

シロ「Σ喧しわ! 出せるかんな物っ
だいたいそれはそれでお前困るであろうが
このカナヅチがっ!!」びしっ





粋「はいはい。皆避難しような」一二三抱っこ。

一二三「ケンカはほどほどにだよー?」手ふりふりっ



彬羽「お前等 やるなら外でやれ外で」ため息っ





シロ「ほう。ようやくやる気になったか」ふっふっふっ


白「泣かすぞ チビガキ。」ぼぼぼっ

シロ「抜かせ お前も大して変わら「びんびんに泣かす。」


彬羽(どんぐりの背比べ か。)





シロ「先手必勝!
この気温なら全方向油断出来んぞっ!」くわっ


霜柱どむっ!!

家康「Σちょ 畳と床板吹っ飛んだああ!!」ひいっ


白「まとめて燃やせば問題ない」

ぼじゅわっ!!

千様「Σ室内で火遊びやめてえええ!!」きゃああっ!





石燕「2人とも危ないっすよー
晴明さんに貰った防御符で簡易結界作ったっす
ほら避難を」手招きっ


蒼月「あああせっかく火鉢暖まって来たのにっ!」霜柱で冷えびえっ

小太郎「Σ言ってる場合か!避難しないと寒いし熱いぞ!」ぎゃいんっ





シロ「ええい鬱陶しい!
霜で駄目ならこれでどうだ!!」くわっ

氷柱ずどどどどどっ!!

蒼月「Σっぎゃーーーっ!」


一同「Σ蒼月いいいっ!!」ひいいっ



白「お前ちょっと傍迷惑「喧しい!夏になったらマジで剣術でしかやりあえんのだ! とにかく不利なのだ大目に見ろ!!」

白「ワガママか」うわ




コマ『大概にせえや。』

内臓ランチャーずどむっ!


シロ「Σぐはああっ!!」



コマ『おうちを壊すとパピーが悲しみます

はい。どうぞ』襟首掴んでびろんっ

白「白目剥いてるぞ」



蒼月「ったく このクソガキ

冬の名残か知らないけどクッソうざいっ!
」よれれっ


粋「あ。生きてた」

蒼月「氷柱ぶっ刺さったのはどてらの所だけだよ
あースマートで良かった

とにかくホントの春まで夢見て起きんなクソガキっ!!」

蛇眼くわっ




白「ん? 蒼月の蛇眼て失神してても効くのか?」はて。

彬羽「眼球から視神経を通して脳に催眠叩き込む荒技だからな。
目さえ開けさせられればかかる と言う辺りか?」ふむ。






千様「どんな幻見せてるのー?」おそるおそるっ

蒼月「起きたら屈辱で悶絶しそうな悪夢」にやりっ

家康「相手は子供なんだから 下系はやめなさいね?」嫌な予感っ

蒼月「・・ちょっとかけ直すか」ちっ

粋「おい。」




テオドール「しかし シロさん腕をあげられましたね」灰からざらざらっ

白「うん。霜柱で畳と一緒に飛び散ってたな。

だな 前は凍らせるだけだったのに氷柱とか。
毎日鍛練って何してるのかと思ったらこう言う事か」壁に刺さった氷柱ずぼっ

粋「よっぽど兄貴に一矢報いたいんだなあ」うわー。



彬羽「ま、こいつ自身もまだまだ勝てるとは思っちゃいないだろうがな
少しでも腕の上がった所を見せて認めさせたいとかそんな所か」やれやれ

千様「熱血ねー」






白「片付け大変だからやめて欲しいけどな
氷とか このまんまだと溶けて家の中水浸しだろ」むう

テオドール「あー 外に捨てないとヤバい事にってもう充分ヤバいですが」室内見渡しっ



粋「じゃ片付けっか
寒いのに氷やだなあ」うっわ

白「裏庭で良いよな?」よっこらしょっと

彬羽「だな。置いときゃ溶け Σちょっと待て!」 はっ

白「ん?

Σえ」

つるすてーん!!!



粋「Σうおおよく見たら土間凍ってる!!」

家康「Σいった! 凍った石とか痛あああ!!」ひいいっ




彬羽「成る程
事前に凍らせておいて ここに誘い込む気だったか
やるな。」ほう。

コマ『薄暗いのでパッと見解りません』筆談っ





白「そいつ今すぐ起こせ
やっぱ泣かす」後頭部じんじんっ

蒼月「今のは痛いよね」うっわー。




家康「色々工夫したり腕あげるのは良いけど
これはちょっと危ないねえ
知らずに誰か通ったら大変だ」うーん。

石燕「いやでも 土間から入るヒトってそんな居ないっしょ?

皆玄関もしくは縁側から入るっすしそこは配慮したんじゃ


挿音「うお寒っ
やべえわ夏野菜の苗やられちまうわ
とりあえず春もん霜でやられる前に採って来
Σうおおお!?」ずるんっ



一同(Σ一番アカン奴がひっかかったーー!!)ひいいっ






白「やっぱ起こした方がいいな
寝てても問答無用で殴るぞあいつ」うわ。

蒼月「Σえ。ちょ いきなり解除とかむずっ!
ほらガキ起きろ!般若がっ マジもんの般若が居るううううっ!!」ひいいっ







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