小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

7月6日







家康「カイコちゃん もっふもふなのに暑くないねえ
虫って体温無いのかな?」あははー

カイコもふもふ撫でられうっとり。




襖すぱんっ!

シロ「出掛けるぞ。」くわっ

家康「癒しのひとときが一気に暑苦しく
てか何で私誘うの?」ええー。



シロ「おのれは最近よく狙われるからな
1人でウロチョロさせるなと言われておる」うむ。

家康「Σそれで此処の所気遣ってくれてるの!?」ちょい感動っ

シロ「うむ。でもって此方が今日の買い出しだそうな
警護なら任せよ」買い物メモっ

家康「・・あの、んな狙われてるなら 家で大人しくって言わない?普通」




シロ「言ったであろう!
お前を狙って来る奴が多いのだ!!」鬼切すちゃっ

家康「Σ完っ全に私をエサにしようとしてるよね!?
実戦経験積むチャンスとか思ってるよね!?」

シロ「安心せい! お前なら頭吹っ飛ばされん限り死なん!!」びしっ

家康「ああもう自分の身は自分で護るよ!!
買い出し行ってきまーす!!」ヤケクソッ

蒼月「行くのかよ」えええ。

家康「メモに 買い出しした人に夕飯の献立決める権利って書いてるんだもん!」どちくしょおおっ

千様「あらあら頑張ってねー」ごーろごろっ




コマ『誰も心配しない辺りよ。』カタカタっ

石燕「まあ シロさんも大概オーバーキルな人っすから」苦笑。





間。




粋「最近カイコが遊んでくれねえんだけど」むすーっ

白「他所に男でも出来たんじゃ無いのか」猫といちゃいちゃっ

粋「真顔でやめて兄上。 つか虫だから あんなデケエ虫他に居ねえから」



彬羽「お前 この暑いのによくんな毛まみれになって」うわ。

白「暑くても猫の方から来るしな
な、猫?」

猫「んなーん。」ごろごろっ

粋「うっせえバカップル」けっ


彬羽「お前 ペット相手にそんなな」うちわパタパタッ

粋「そのペットに浮気されてる男ですが何か?」けっ

彬羽(想像でやさぐれてやがる)面倒くさっ



一二三「カイコちゃん そういや最近あんまし粋さんにベッタリしてないだな
前は頭に乗ってるの良く見ただども」あれ?

彬羽「そうか?
俺はちょくちょく見るがな
大概生体エネルギー吸ってる時だが」ふむ。


蒼月「もうエサとしか見られてないんじゃない?
倦怠期なんじゃないの?」

粋「Σリアルな言い方すんな嫌すぎる!」ひいっ

蒼月「だってカイコちゃん 蚕蛾の化け物でしょ?
妖怪じゃん?見た目カイコ蛾だけど知能高いし 俺等とそんな変わらなく無い?」

粋「Σ言われてみれば!」はっ


白「確かにカイコ賢いな
俺より字読めてるし」うん。

彬羽「お前は頼むからもう少し学習しろ」
白「1個覚えたら今脳ミソに有るのが1個消えるぞ」

一二三「脳ミソに入る量少ねえんだべな」ああうん。




粋「兄貴は良いなあ 猫が普通の猫で」とほほっ

白「言い出しといて何だけど
なんで カイコに愛想尽かされたって決まってるんだ」むう。

粋「むしろ何処に愛想尽かされない要素あるよ?」ふんっ


彬羽「相変わらず自己肯定感低いな」うーん。



猫(私も密かに化け猫にゃんだけどにゃ。)目そらしっ

白「?」



彬羽「まあ何だ。
この暑さだ 熱量高いお前の頭に乗ってるのがキツいだけかもしれん
動物ってのは鬱陶しくすると逃げる物だ どんと構えとけ」

粋「熱量高いか? 腹壊しやすいから夏でもステテコ履いてんだけ「そこは知らん」きっぱり。




蒼月「暑苦しいし んな情報要らないっての」けっ

千様「そうねー。粋君寝相悪いものねえ」のほほーん。


粋「あの、姉ちゃん なんで知ってるの?」

千様「さあー?」おほほほほっ




彬羽「一気に涼しくなったな。」背筋ひんやりっ

蒼月「何処で何観察されてるか解らないもんねー。俺は良いけどさ」ふふんっ


白「うん。涼しくなったとこだけど
また暑苦しくなるぞ」

一同「Σ!」ぴくっ




コマ『侵入者複数探知。
ランチャー 発射します』がこんっ




石燕「Σコマさんストップ!それ家康さん

どむっ!!

石燕「Σ家康さーんんんっ!!!」ひいいっ



煙もうもうっ



シロ「Σうおおまさかの安全圏からフレンドリファイア!!」ひいっ

千様「ちょっと殿 生きてるー?」あらあらっ

家康「あー死ぬかと思った」けほっ

蒼月「普通死ぬだろ」うわ。




コマ『うっかりうっかり。』あちゃー

石燕「ちゃんと相手見てから撃ちやしょうね」あーもう



彬羽「で、侵入者複数 と言う事はだ」

白「連れてきたな?」むう

シロ「Σし 仕方あるまいっ
数が多かったのだ こう言う時は家康の安全最優先で動かねばなるまいて!」

蒼月「バカ殿焦げたけどね」うん。



粋「よし。皆避難避難」一二三抱っこそそくさっ

千様「はいはーい。 あんまお家壊さないでねー」いそいそっ




白「暑くなる前にやっちゃうか」よしゃっ

彬羽「火はやめろよ 火は」

白「ん?じゃあ扇子か?
あれ?そういや今日テオ何処だ」きょろっ

家康「あー。お前テオちゃんの番傘借りれば一撃で複数薙ぎ倒せるもんね」銃じゃこっ




白「暑くてちまちまやるのダルいし

バカラス ちゃぶ台やっちゃえ」指差しっ

彬羽「確か予備が有ったしな」片手でひょいっ



曲者軍団「Σええええっ!?」びくうううっ





シロ「やはり あやつ等には遠いか」たそがれっ

蒼月「向き不向きがあんじゃない?
そもそもアンタ氷のヒトでしょ?
うちのボス炎じゃん? 勝てないでしょそんなの。」あっさり

シロ「Σぐ!」ぐさあっ

石燕「だから剣術の腕磨いてんでしょが。
意地悪言うんじゃないっすよ」ほんとにもー

蒼月「剣術でそこまで力の差埋まる?
つかお前手伝わないの?」

石燕「あんな物下手に手伝ったら 巻き添え食うっしょ」





彬羽「Σあ 手元が狂った」

壁ばきゃっ

曲者「Σ壁に腕刺さってる!!」ひいいっ



テオドール「Σぎゃああ手ええっ!!
なな何事で御座いますか!?」ひいっ

白「あ、お前の部屋か」

テオドール「で御座います! 日本の夏に体力持ってかれたので仮眠を取っておりました

Σて 思い切り襲撃っ!!」うわああっ

白「そっか。起きたなら調度良い
傘貸してくれ」平然っ

テオドール「はあ。
つくづく鈍器として使いやすいので御座いますねえ」





ドコメシャッ! ドカグシャアッ!!

粋「毎度無表情で殴り倒し こっえええええ」ひええっ

テオドール「毎度お見事に御座いますねえ」感嘆っ

粋「寝起きにアレ見て感激出来るお前も怖えわ

つか よくこの暑い中寝れ Σん!?」

カイコ「Σ!」はっ






彬羽「あらかた片付いたか」ふむ。

白「だな。
やっぱ暑 Σん!?」びくっ



粋「手前が間男かあああ!!」くわっ

テオドール「Σ何の事に御座いますかああ!?」ひいっ





彬羽「Σそうか。テオの部屋は日光当たると不味いから日陰っ」はっ!

蒼月「あー カイコ蛾って冷暗所で飼えって言うよね」ああうん。




白「こら落ち着け。涼んでるだけ
粋「Σ解ってるけどムカつく物はムカつくんだよ!!」くわっ

テオドール(Σ微妙に勾陣化してらっしゃる!!)灰ざらあっ



家康「あのー
あ もう良いか。今回生き延びたし」苦笑

千様「殿の価値観って 基本生きてりゃオッケーよね」ひょこっ

家康「実際そうでしょ?
後はどうにかなるな Σはっ!」ぴくっ



シロ「甘いわああ!!!」 居合いしゅぱっ!!


銃弾パカッ ころんっ

一同(Σ弾丸斬りっ!?)えええっ




シロ「ふん!」峰打ちっ

曲者「ぐはあ!!」ばたーん。




家康「あの、 シロ?」ひええっ


シロ「まだ遠い!!」くわっ!

家康「Σお前はいったい何処目指してるのかな!?」えええっ




彬羽「お前 アレ出来るのか?」

白「火で溶かすのなら?」うーん。


蒼月(あのガキ とっくにこの人と並んで戦えんじゃんかよ) ひええっ




テオドール「あのっお取り込み中申し訳御座いませんが助けて下さいませ!!」ひいいっ

粋「お前まさかカイコに餌までやってねえよな!?餌付けしてたらさすがに怒るぞ!」うがあっ

テオドール「私なんぞが餌付けなんて!んな生体エネルギー吸われたらとっくにミイラに御座います!!」




コマ『で、ほんとの所は?』カタタッ

カイコ「・・・。」そっぽ向きっ

石燕「あ。コッソリちょっと吸ったりしてたっすね
微妙に浮気してたんすね」あちゃー。





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