小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

3月6日

f:id:t00c:20220305190330j:plain





家康「あれ?これって」瓦版がさっ

蒼月「んー何? バカラスのコラムコーナーついにネタ尽きて終了?」

彬羽「尽きてねえし終わってねえよ」イラッ。


テオドール「今日の分の原稿もう上がっておられますよね」

粋「どれどれ? へー 家庭で出来る簡単な海外料理?
ネタ元確実にお前だよな?」

彬羽「Σこら!納品前のを見るな!!」



蒼月「有る意味ネタ尽きてない?」

彬羽「Σあ、あれは 定期的にやると評判が良いと言うんで仕方なくなっ」


千様「適当なネタが尽きるとプロが教えるお料理コーナーになるから 最終的にネタ切れにはなんないのよねー」

シロ「偉く自由なコーナーだな」うむ。



与一「で、何が気になったのだ?」瓦版覗きこみっ

家康「んー此処の
殺生石が割れたって奴
パッカーンて綺麗に真っ二つらしいよ」


粋「殺生石ってなんだっけ?」

千様「九尾ちゃんが封印されてた奴よー」

テオドール「確か昔やんちゃし過ぎて石に封印されておられたので御座いますよね?
中身そこにおられますし 問題ないのでは御座いませんか?」指差しっ

九尾「だーりんもう春ぞえ 春だぞえ?
今年こそわちと幸せな家庭築かぬか? ロリでも妖艶でも好きな姿になるし何なら姿日替わりでもリクエスト承るぞえー?」すりすりすりすりっ

白「痛い痛い痛い痛い。」ぐりぐりっ


与一「体格差有りすぎて求愛されとる方がダメージ受けとるぞ」

シロ「頭蓋骨で圧迫されとるな」うむ。




粋「封印されてたとは言え害はねえよな?九尾。
兄貴以外にはよ」

テオドール「あの うちの主様潰れますのでそのくらいで」おずおずっ

九尾「む! 確かにキツネのままでは問題があるな
ではっ」

どろんっ!


一同「Σ!?」



九尾(人型)「どうじゃ!このワガママボディ! これならだーりんも行けるのではないかっ!」おほほほほっ

粋「Σいいから着物をちゃんと着ろおおおお!!」ひいいっ


九尾(人型)「ケッコンするなら良いではないか?」えー。

粋「Σ兄貴がオーケー出してません!
つか即そっち!?「わちキツネじゃもん」


蒼月「へー。意外 免疫無しのガキかと思ったら半裸の女の子目の前にして動じてないや」ガン見っ

粋「中身キツネと思ったら何も感じねえわ」きっぱり。



千様「はいはいはい!テオ君シロ君与一君見ないの!
Σあ!ちょ 与一君すり抜けるっ
コマちゃん1人お願いっ!」

コマ『心得た。』目隠しっ

シロ「Σうおおお!目が 目があああ!!」メリメリメリッ


石燕「はいはい。この人にはコレっす」視界を遮るお札ぺたりっ

与一「Σここまでせんでもんなもん見んわ!
てか元服しとると言うに!!」うがあっ





家康「で、これでもかとアピられてた白は?」

九尾「へ? Σあっ!?」きょろっ

粋「いや探す前に着物着ろや」イラッ


九尾「あああ貴様カラス! 逃がしたな! そこの天袋から逃がしたなっ!!」匂い追跡きいいっ

彬羽「何の事 Σこら手前何か着ろ頼むから!!」


目隠し思春期トリオ(Σめちゃめちゃ気になるっ!)



襖がらっ

一二三「なんだべ?ケンカだべか Σいっ!?」


彬羽「Σ一二三!?」はっ

家康「あ、こりゃヤバい」うわ



蒼月「うわ独身とは言え 保護者が半裸の女連れ込んでなんか密着してるし これは幼女にゃキッツイかも」あちゃー


一二三「Σ彬羽さんの馬鹿! ちちでかマニアっ
おらだって後10年したらそんなの追い抜いてんやんだああああ!!」うわーんダッシュ

彬羽「Σ色々誤解してる上に何言ってんだお前は!!」


粋「Σショックそこ!?」えええっ





清明「やめんか狐族の面汚しめ。」

ぼんっ!

九尾「Σうおっ!? ぎゃ狐に戻ってもたっ!」前足見っ


家康「清明さん」ほっ

千様「あー色々助かったわ」ぐったり。



粋「あの お前も大丈夫?」

彬羽「貞操の危機を感じた「落ち着けキャラ崩壊してんぞ」



石燕「しっかし悪さしてたってのも 富と権力持った人間に取り入って身の安全をってやってたら
勝手に人間がドンパチやって 実はこの女にそそのかされましたー!とかやられてたみたいっすからねえ

コレ見りゃそっちが本当って解るっすがね」苦笑。

九尾「今日も逃げられたわ」しゅんっ



粋「大妖怪には違いねえみたいなんどけどな」うーん。

九尾「わち無駄なケンカせんもん ダルいし」つーん。



テオドール「なんでまた この方が入ってた石が今さら割れたのがニュースなので御座いますか?」

家康「あ、それはね
表向き 九尾ちゃん封印されたまんまって事になってるからだよ」

テオドール「はい?」


彬羽「何処ぞのアホがうっかり殺生石叩き割ってな
清明のゆかりの奴等がかけた封印破っちまったんだ」ふかーいため息

九尾「で、長年の封印のストレスと断食の苦しみ其処らに居たのにぶつけようとして 逆に顔面張り倒されて惚れたわ」きゃっ

テオドール「そういう系統の方なので御座いますね」納得。

粋「テオ、理解すんなー」



与一「他の奴等も この狐の本性知れば恐れる気もなくなるであろうにな。」

シロ「いや むしろ引くだろ」きっぱり。


石燕「ん? ちょい待ち

九尾さんが出てきた時に 白さんが殺生石割ってるんすよね?
何で今頃割れたって騒ぎになってんすか?」

一同「Σそう言えばっ」はっ





白「地元の奴等が騒いだらダメだしって 代わりにうちの漬物石適当に放り込んで来たんだ
適当過ぎてヒビいってたかも」屋根からひょこっ

清明「誤魔化す気有るのか御主は」


与一「どんだけ巨大な漬物石だ」

蒼月「あ。そういやジジイが何個か糠床持ってたね」成る程



九尾「おー!だーりん そこにおったんかえ」おおおっ

白「ケッコンしないぞ「内縁の妻でも なんなら3号さんまでなら問題無いぞえ?」

千様「九尾ちゃん 押し過ぎると逆効果よ?」どうどうっ



清明「なんじゃ玉藻 発情期か。
私には来るなよ」うっわ

九尾「お前にだけは行かんわ尻の青い小僧
だいたいわちはお前のオムツ代えた事あるんじゃぞっ」けっ。



白「なんか解らないけど 鎮火したぽいな」ふむ。

粋「偉い歳いったコブ付き感凄いよな」ああうん。




千様「えーと。じゃ今巷で騒ぎになってるのは」

彬羽「ただの割れた漬物石だな。」うむ

蒼月「仮に本物でも害無いけどね」うん。




>サイトトップに戻る