小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

1月26日

 

 

 

家康「あ、今日満月だね」瓦版ぺらっ


一同「Σ!!」がたたっ!

 

 


テオドール「ああ。今年初の満月に御座いますねえ」ほー。

 

粋「どんな感じ?」ひそひそっ

彬羽「比較的安定してる様に思うが?」うーん。

 

千様「白くーん、大丈夫みたいよー

ガブッと来ないから降りてらっしゃーい」とーとととっ

 

 


テオドール「あの、私1度も我を忘れて血を求めて暴れた事とか 無いので御座いますけど?」えー。

蒼月「お前は普段から何するか解んない上 精神不安定だから怖いんだよ」きっぱり。

 

 

彬羽「その 何だ。
何が有るか解らんのを恐怖する ってのは 
野生動物にとって 生き抜く為の能力と言うかだな」

テオドール「Σ私もはや恐怖扱いなので御座いますか!?」えええっ


彬羽「Σあ」しまった。

 

家康「まあ。気を抜いてたら 噛まれるかもってのは怖いよね
普通に」うん。

テオドール「Σ私が我が主にんな事するワケ御座いません!
そんなに信用されていないとはショックに御座います!!」うわああっ

 


白・彬羽(でも、サタンの隠し子だしな。

万一 理性が飛んだら そっちのが怖そうな) うーん。

 

テオドール「Σお二人揃って何故に黙るので御座いますかあっ!!」


白「・・子供は知らない方が良い事だ」うん。

テオドール「Σああっ追及しづらい!!」くっ

 

 


粋「つかさ。
兄貴 テオを子供子供って言うけど
見た目的には テオのがでかいからあんま子供感無 Σぐほあ!!」


家康「また、ややこしい時に 地味にお兄ちゃんが気にしてる事言うから」あーあ。

千様「場を和ませようとしたんでしょうけどねー。」あらあらっ

 


彬羽「落ち着け。
西洋産のがデカいのは 当たり前だ」首根っこ掴みひょいっ

白「お前 日本産だろ」がるるっ


彬羽「・・・。」

 

千様「彬羽君
ホンット 口喧嘩弱いわね」

 

 

 


間。

 

 

 

テオドール「」灰っ。

 

蒼月「マジでメンタル不安定だな」


白「俺が悪いのか?」

家康「うーん」困惑っ

 

 


石燕「しゃーないすよ
此処にゃ種族も育ちも違う人等が集まってんすから。

多少解りあえん事が有るのが当たり前っす。
あ、九尾さん あっしの部屋にヤモリが

九尾「Σおお! 今日のオヤツげっとじゃ!」すたたっ

コマ『石燕さん。説得力有りません』カタタッ


石燕「そっすか?」

与一「お前 この家で1番全てに順応しとるぞ」ふよふよっ

 

 


粋「うん。人間が九尾を害虫駆除に使って
からくりのコマと何でか会話できて」

千様「幽霊はべらして テオ君廊下に履きだしてるものねー。」あらあら

 

石燕「畳ざりざりなんすもん。」ホウキでザッザッ

 

白「凄いけど 酷いなお前。」真顔

蒼月「Σ魔王に言われてる!」ひえっ

 


石燕「ま、実質 満月の日は
人間も多少なりとも影響受けるみたいっすけどね。
喧嘩やら何やら多いっす」

粋「そなの?」へー。

 

彬羽「単に 月明かりで夜出歩きやすいから 何なとトラブルが起きやすいだけって説も有るがな。」

家康「妖怪のお前のが 月のパワー否定派ってどういう事?」苦笑。

 


白「月か。
有る意味どっちも正解だろ」

コマ『どちらも とは?』カタタッ

 

白「月夜はうずうずしてうろつく妖怪も多いし
明るいから それが人間に見つかりやすい。」な?

彬羽「いや俺が話してるのは 人間同士の話なんだが」

白「あれっ?」

 


蒼月「この人は満月関係なく絶好調だね」ああうん。

粋「つか妖怪 うかつ過ぎねえ?」ええー。

 


与一「ふむ。生きとる奴等は色いろ有るのだなあ」ふよふよっ

九尾「そら、満月の夜は月の引力が強まるでの

そして、生物の体の大半は水分で出来ておるので血は漲る。

 

で、エネルギーを持て余し 体調不良になる者や、ぶつけ所を探ししょーもない事をする物も出るのじゃよ」もぐもぐっ

与一「なるほど?」えーと。

 


家康「うん。九尾ちゃんもそっち系なんだね 
意外だなあ」わおー。

九尾「わち言っとくけど玉藻前ぞ?
平安の才女才女」こんっ

 

 

白「ふーん。 別に俺 何もたぎらないけどな?」へー。

粋(普段からやる気ねえから 多少変動しても解んねえんじゃねえかなあ。)

 

テオドール「あの、そろそろ誰か 声くらいかけて下さっても」しくしくざらざら復活っ

蒼月「あ。忘れてた」


テオドール「Σこの方嫌いで御座います!」ざらあっ!

石燕「Σあああせっかく掃除したのにっ!」ひえっ

 


千様「少なくとも テオ君はテンション壊れてるわねー」あらあらー。

家康「この子は いつもじゃないかなあ?」うーん。

 


テオドール「家康さん!さすがに失礼に御座いますよっ!
てか人間にも 満月だろうとへいちゃらな方がおられる様に 吸血鬼にも満月あんまり関係ない 鈍っぶいのは居るので御座います!!」くわっ

家康「Σおお 復活した!」おおおっ

 

白「ん?俺にっぶいのか?」あれっ

テオドール「ですから 異変等感じない方がほとんどなので御座います
実は影響を受けやすい方のが少なくて

 

影響が出やすいのは確か 女性?」えーと。

 


千様「え?」けろっ


テオドール「・・まあ、個人差が御座いますし」えっと。

千様「うん。鈍い女でごめんなさいね」

 


テオドール「まあその

月でなんちゃらなんて 迷信で御座いますよ迷信!」うんうんっ

蒼月「さすがに吸血鬼がそれ言うのはまずくない?」えー。


テオドール「別に月からお給金貰ってるわけでも御座いませんし

むしろ 影響が有るとすれば
私達より数倍

ん?小太郎さんは?」きょろっ

 


千様「あー。そう言えば
久々のデートだって 京に向かったわよー」

蒼月「あの犬 生意気に彼女居るからね
しかも人間の。

彼女さんも根性有るよねー」ちっ

 

テオドール「Σえ」


粋「あー、あの
遠距離良く続いてるよなあ」へー。

白「その気になれば 小太郎いつでも京まで走ってくしな」うん。

家康「狼の持久力って凄いねえ」

 

与一「ん?どうした?
犬が逢い引きだと 何かまずいのか?」あれっ

彬羽「あ、いや。
そのな」冷や汗っ

 


テオドール「1月の満月は別名ウルフムーン。

ぶっちゃけ 極寒で飢えた狼が遠吠えする満月と言われておりまして」そのっ

彬羽「更に言えば 繁殖期の狼がメスを求めて月に吠えるとも言うな」困惑っ


蒼月「Σ彼女さん大丈夫かよおい!!」ひええっ

 

 

石燕「えーと。

あれ?ひょっとしてダラダラしてる場合じゃねえんでは?」

与一「最悪 錯乱狼に女が食われ・・っ!」ひえっ

 


家康「こここ小太郎に限ってそんな事っ」ひえええっ

テオドール「いえしかし
いくら小太郎さんが従順なわんわんとは言え
月の魔力は 個体によってはホント抗えない者に御座います故」あわわわっ

蒼月「Σお前 言う事コロコロ変わりすぎ!!」

 

 

 

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大江山

 

 

ダミアン「ーーで、

シバき倒されたと」うわ。

小太郎「うん。なーんか血がたぎっちゃって」きゅーん。

 

 

茨木童子「うんうん。男にゃそう言う事もあるけどさ

そこは自制効かさないと。
後でキッチリ彼女さんには謝ろうな?」うんうんっ

小太郎「多分 ちょっと違うけど
そうだな。」わおんっ

 

 

人魚「意外と情熱的なわんわんですねえ」へー。


酒呑童子「つかよ。

え?なに?
あの犬 あの毛むくじゃら犬面男のまんまで京に?
え? それで殴られたんじゃねえの?」えー。

 


小太郎「あ。そこは大丈夫。
100%犬の姿でも 全然問題ないって言われてるし」わんっ

酒呑童子「Σどんな女だよ!!」えええっ

 


ダミアン「いや。錯乱した人狼シバいて躾る時点で大概恐ろしい女であるぞ。」引。

小太郎「うん。怒られた上、
どっちがこ主人様か理解しろって 首輪つけられちゃった」ほらっ


酒呑童子「Σなんで嬉しそうなんだよ!!」ひええっ

 

 

 

白「あ。根っからの犬で良かった」ほっ

粋「Σ良いの!? 絶対おかしな事になってるけど良いの!?」えええっ

 

茨木童子「おお。犬のお迎え?

いやー。若いって大変だなあ」ふっ

 

 

 

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