小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

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9月14日

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【町外れ ボロ屋敷跡】



粋「ここのはずなんだけどな」えーっと

石燕「1人で来ない方が良かったんじゃないすか?危ない物かもしんないんしょ?」

粋「いやまだ噂の範疇だもんよ

マジで怪異なら兄貴に報告しとかなきゃいけねえけど、ほら 今日芝居小屋出だから無駄な時間使わせらんねーし。
一応カラスにゃ言ってきたけどさ」メモ書きガン見っ

石燕(自ら進んで雑用する辺り 下僕根性染み付いてるっすねえ)

粋「つか1人ってお前はよ。」

石燕「あっしの体力で戦力になるとでも?」真顔。

粋「・・中身与一になっても スタミナがな」ああうん。



石燕「やっぱ蒼月さん引きずって来たら良かったすかねえ
一応晴明さんに貰った御札の山持ってきたんすけど いまいち使い方が」ごっそりうーん。

粋「めちゃめちゃ頼りになる気がすんの気のせい?」

石燕「いや使えないんすって、
あっしの場合独自で変な特技身に付けまくったんで 陰陽師として育成し直すには生まれ変わるないしないと無理らしいっす。
言わばステータス振りわけ失敗すね」真顔

粋「Σ際限無く勿体ねえ!!」




石燕「ま、でも見える方に特化してるんで
どっから何か来るかくらい解るっすよ」

粋「へ?どっからって
マジで何か居んの?」ぎくっ


石燕「Σこんだけビンッビン来てんの解んないんすか!?」えええっ

粋「Σいや俺霊感とかゼロだしっ」

石燕「Σ霊感以前っす!バケモンがそれでよく今まで無事だったすね!?
今からお兄さん呼んできた方が良いんじゃ

後ろ高さ50センチ!はい 両足避けてっ」くわっ

粋「Σ地味に高ええええ!!」ひいいっ






前方の木すぱーん。

どさささっ!


粋「Σスッパリ!?」背筋ぞわっ

石燕「飛ばなきゃ足がああなってたっすよ
あー成る程 なんか見た事有る人等っすね」ふむ。

粋「え?何 お前の知り合い?」



石燕「前に辻斬りしてた鎌鼬居たの覚えてるっすか?」冷や汗たらり。

粋「Σお前のせいで家康に狙撃されてた奴か!!」ひいいっ

石燕「あっしは言う程なんもしてないっす!
単に人に化けてた妖怪見破っただけっすよ!」

粋「いやでも それ絶対恨み買ってるだろ!
え?つか鎌鼬って 魄哉と彬羽に連行されてなかったっけ?」



石燕「鎌鼬は基本三つ子で生まれるそうっすよ。」

粋「Σあ、敵討ち?」

石燕「彬羽さんが一緒だったんで命までは取られて無いとは思うんすがねえ」うーん。

粋「Σ魄哉のイメージ酷えな!!」


石燕「政治って 綺麗事じゃ出来ないんすよ?」ふっ

粋「うっ 大人の意見っ」たじっ




石燕「って事で 来る方向はきっちり教えるんで
あっし助けつつ 体力勝負お願いするっす。

はい、お箸持つ方来るっすよ」

粋「Σ普通に右で解るわ!!
うお速ええええっ!!」ひいいっ




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江戸城某所 晴明の結界内】




晴明「お?

ありゃ 妖怪絵師に渡した札間違えたわ
ま、いっか 資料じゃし。
どっちにしても素質のみで扱える物でも無いか」適当っ





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石燕「見様見真似 簡易結界完成っす!」くわっ

粋「お前 ホンット凄えな」既にザックザクッ

石燕「魄哉さんと晴明さんのを記憶頼りにやってみたんす
付け焼き刃なんで強度はあんま期待無しでお願いしま ぜひゅー。」ぜーぜー

粋(体力無さすぎて陰陽師やんのは無理だうん)納得。



石燕「絵を具現化しても相手がこれじゃ捕まんないと思うっすし、
あんま長く持たないんで 出来たら早めに追っ払うなりぶちかますなりお願いしたいんすけど。」ぜーぜー。

粋「ぶちかますって言われてもな 兄貴じゃ有るまいし」うーん。



石燕「勾陣なれば良いんじゃないっすか?」

粋「自分の意思でなれない上に 高確率で記憶飛ぶから色々責任取れねえんだけど」



石燕(あ。仮に化けてもあっしが骨までバリバリ食われるパターンすね)うわあ。



粋「良し!ここまでザクザクなら今更多少関係ねえや
次突っ込んで来た時取っ捕まえてやらあ!!」ヤケクソッ

石燕「Σちょ危ないっすよ「お前はそこ居ろって これでも頑丈さには定評あんだからよ」すたすた。



石燕「いや頑丈とかでなく

鎌鼬は三兄弟だから 2匹居るんすてば!! 」

粋「へ?」







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シロ「今頃起床か
重役かお前は」ため息。

白「寝やすい季節だよな」あくびくわっ

千様「白君は年中すやすやだけどねー」

テオドール「はい、お水汲んで参りました
顔を洗ってスッキリと Σあーっ」


躓きばしゃあ!!


千様「Σぎゃっ 白君大丈夫?」

白「」ずぶ濡れっ

テオドール「Σぎゃー!申し訳御座いませんっ」ひいいっ


シロ「ん? おい。どうした?」

白「えっと、 あのな 俺水苦手だろ?」水滴りぽたぼた

テオドール「はははいっ 本当に申し訳御座いませんっ」土下座っ



白「びっくりしてやらかしたかも。」真顔。

彬羽「何をだ。」嫌な予感っ






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石燕(Σ鎌鼬焦げたっ!!)


鎌鼬兄弟焦げ焦げぷすぷすっ

粋(勾陣)「グルルルッ」うろうろっ


石燕「うっわ 肉食獣みたいな動きを
つか四足歩行て Σあ」

粋(勾陣)「!」




石燕「Σぎゃー!来るなあああ!!」しっしっ!

御札びしばしっ

粋(勾陣)「Σがうっ!?」地味にダメージっ

石燕「Σはっしまっ 半端にダメージ与えると」はっ。


結界ガリゴリッ 炎ぼばばばっ!

石燕「Σだああ蒸し焼きっ 本気で食われるうう!!」ひいいっ



石燕(与一)「何をしとるか馬鹿者!代わるぞっ
己の命がかかっとるのだ加減するな!」どろんっ


結界ガリゴリメキメキっ



石燕(与一)「・・・。」

弓きりきりっ

石燕(与一)「さすがに至近距離で知人の眉間射貫くのはな」うーん。

石燕「なんで即殺害なんすか 引っ込め。」どろんっ


石燕(与一)「Σ馬鹿者!戦場において要らぬ人情は命取りぞ!!」どろんっ

石燕「Σアンタも人情で結局なんも出来ないんしょが!!つか人の体ポンポン乗っ取んのやめろってんしょがい!」どろんっ

石燕(与一)「Σはああ!? なんだ仕留めれば良いのか毒でも塗れば良いのか!?
霊感強いだけの一般人がモノノフに意見するでないわっ!」どろんっ

石燕「一般人は結界張んないっす!!口だけのアンタよりはまだ役にたつっす!」むかどろんっ

石燕(与一)「喧しわ!この状況でお前に何が出来る大人しく体を空け渡せ「人の体で前科こしらえんな 絶対嫌っす!!」

どろんどろん どろんっ!



粋(勾陣)「がうっ?」おろおろウロウロッ





蒼月「この状況でよく1人口ゲンカ出来るなコイツ」うっわー。

石燕・与一「Σえ」



蒼月「ほれこっち見ろバケモン!」 髪の毛ひっつかみっ

粋(勾陣)「Σ!?」



ぐらっ

ばたーん!!



石燕・与一「Σなんで!?」えええっ


蒼月「うわ。マジで効いた」おおっ

石燕「Σ自信無いのに堂々と出てきたんすか!?」

蒼月「いやジジイがさ

俺の蛇眼は格上には効かないのが基本だけど。
暴走モードのコイツなら 精神はただの動物で猿以下だから理論上はいけるって言うからさー」

石燕「それで近付くとか凄い度胸っすねえ」うわあ。


蒼月「近づくってか 走るより速いとかってバカラスに投げられたからね。」全身擦り傷っ

石燕「相変わらずコントロール抜群すね彬羽さん」わお。




蒼月「さて。悪夢見てる間にお兄ちゃんに来てもら

どすっ!ずざざざざざーーっ!

ゴロゴロゴロッ


石燕「あ。同じく投げられて来たっすね」



白「着地失敗。」膝ぱんぱんっ

蒼月・石燕(Σ投げられ慣れてるっ!)




白「あーやっぱ戻ってたか
なんか焦げてるし いい加減自分でどうにか出来るようになれ」頭べしっ

粋「Σぎゃっ!?」ぼんっ


蒼月「あ。戻った」

石燕「伝説の生物の封印って あんな雑っついもんなんすねえ」なんか複雑。





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粋「やっべ記憶ねえ

あれ? 俺そもそも何しにあんな所行ったんだっけ?」

蒼月「そこからかよ。」


石燕「反動で前後のまで記憶喪失なるんすか?」

白「ぽいな。
問題そこじゃないけど」むう。

石燕「へ?」




粋「あ!兄貴 そろそろ出る時間だよな!?
えーと茶菓子なんぼか持ってく?ほら帰りに買って来たし」うきうきっ

シロ「全身ザックザクに刻まれたのに余裕かお前は」うわあ。

白「茶菓子なら芝居小屋にも有るぞ」すたすた。

粋「ちぇー せっかく買ってきたのに」てくてく。




千様「なんか ベッタリ感増してない?」あらあ?


魄哉「封印ってのは 術者による力の支配ですから。
かけ直す度に 対象への術者の浸食度が増しちゃうんですよねえ」うーん。

小太郎「Σえ。それって」


魄哉「元が精神年齢低い子なんで
更にお兄ちゃん離れ出来なくなるんです」

千様「もはや呪いね。」あらー。

テオドール「いい歳してお兄さんベッタリな理由が解りました」うっわー

シロ「お前が言うか」

彬羽「何とも難儀な後遺症だな」うーん。




粋「あ!そだ 兄貴誕生日おめでとう」へらっ

白「もう過ぎたけどな。」困惑っ


蒼月「やっぱ若干記憶もヤバいみたいだね」ああうん。

小太郎「あんま勾陣になりすぎるとどんどんブラコン馬鹿が進行しちゃうのか やだなあ」うわあ。



石燕「封印キツ目にした方が良いんじゃないっすか?」

魄哉「それが ぶっちゃけ晴明さんでも無理らしいですよねえ
その辺はさすが神域の生物と言いますか」うーん。

家康「んー 暴走無ければ多少お馬鹿ブラコンでもいいなかって気も
白「俺がやだ。」げんなり





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