小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

2月22日

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ねこ「んにゃーん」ごろごろっ


千様「あら?新しい首輪貰ったの?」

ねこ「にゃんっ」どやちりりんっ



小太郎「あ、そっか猫の日かあ
変な所マメな飼い主だなあ」あははっ

シロ「猫の日か。 語呂合わせが無理矢理な気もするが」


小太郎「俺は犬の日に骨付き肉貰ったぞ」わんっ

シロ「すまん。そうか良かったな」



千様「小太郎君 狼のプライドは「Σしっ!ほっといてやれ!」



九尾「ええのう。狐の日はないのかのう?」

小太郎「無いと思うぞ?語呂合わせしにくいし」わおんっ


ごりっ


シロ「Σ小太郎おおおお!!
」ひいいっ

千様「Σ九尾ちゃんちょっ 小太郎君食べちゃダメえええ!」ひいいっ

九尾「わちもだーりんから何ぞプレゼント貰いたいいっ
犬まで貰っとるのにずるいー!!」きいいっ


石燕「Σうお!何事っすか!!」びくっ






間。





コマ『害獣は駆除致します』ランチャーがこんっ

九尾「くたばったらどうするんじゃこのガラクタ娘っ!」けほっ


一同(Σ耐えた! さすがは伝説の大妖怪)おおっ


九尾「おのれらからくりにどんな躾しとんのじゃ!
人に銃火気向けたらいかんじゃろっ」きいいっ

石燕「うちの犬食おうとするからっすよー
はい。よしよし」小太郎抱えっ

小太郎「ぎゃおわおわおおおおっ」がくぶるっ


九尾「だってだって!だーりんの猫かじったら嫌われるじゃろ!?
その辺わちも気を遣ったんだぞえ!?」

石燕「何であろうと気軽にかじっちゃダメっす」きっぱり


千様「石燕さん 妖怪相手だと度胸凄いわよね」うわあ。

シロ「生まれてから人間と接するよりモノノケと関わる方が多かったらしいからな」うむ。




コマ『白さんからでしたら 私も簪貰った事がございますが 何か』どやっ

九尾「Σなにいいいいい!!」きいいいっ


千様「コマちゃん何て?」

石燕「いやー。 その
あの人意外と手が早いんすねえ」苦笑

シロ「簪の件なら ネジ穴ぶっ壊したんで代わりに捩じ込んでただけらしいぞ」

石燕「Σえ。シロさんもコマさんの言葉解るんすか!?」

シロ「Σ流れ的に適当に言ったのだが!?」



千様「コマちゃん意外と負けず嫌いねえ」あらまあ。




コマ『ターゲットの敵意を確認
これより戦闘モードに入ります』がしょんがしょんっ

シロ「Σおい何か変形しだしたぞ!!」

石燕「Σコマさんストップ! 家が吹っ飛ぶっす!!」

小太郎「Σ知らない間にまたバージョンアップしてるうっ!!」ぎゃいいんっ




家康「んー? 皆どしたのー?
遊んでるならまぜてー」へらっ


コマ『ふぁいや。』


どむっ


小太郎「Σ家康うううーっ!!」ぎゃいんっ

シロ「Σお前何しに出てきた!!」


千様「殿なら死なないわよね。多分」うん。






粋「帰って来るなり何だこれ。」うわあ

蒼月「複雑な愛憎模様がね
ほれ、お宅の兄ちゃんの猫。ケガでもさせたら後が怖い怖い」こそっ

ねこ「にゃんっ」

粋「へ?あーありがとよ。」





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挿音「親父よー。庭の木にでけえ狐が吊るされてんだけどよ?」


魄哉「反省中です。」にっこり



一二三「コマちゃんもなんで廊下で正座だべか?」

彬羽「『私は禁じられた戦闘モードで暴れました。』とかけてる札に書いてあるな。」ふむ。


挿音「からくりに正座させても痛くも痒くも無くね?」



家康「私は痛い。」包帯ぐるぐる巻きっ

シロ「毎度よく生きとるな」うーん。



小太郎(伝説の大妖怪スマキにして吊るす天海坊。
そりゃ徳川軍勝つよなあ)しみじみ。




千様「で?騒ぎの原因の白君は?
今日は一緒じゃなかったの?」

粋「兄貴が原因でランチャーぶっぱて何?

今日は芝居小屋の方終わってから用事が有るとかって先帰らされたんだよなー。
いつも腹減りだから早く帰りたがるのに珍しいよな」

蒼月「え 何? 逢い引き?「んなわきゃねーだろ。」即答っ



千様「あらー 猫の日だしさっさも帰って猫ちゃんといちゃいちゃかと思ったらねー」

ねこ「にゃあん。」むすっ

小太郎「あー。帰り遅くて拗ねちゃったな

ん?」耳ぴくっ





玄関がららっ

白「ただいま。」


千様「噂をすれば ほら猫ちゃ Σえ」





ねこ「フッシャアアアアッ!!!」

白「Σ!」


シロ「Σお前また他所の猫と浮気したのかっ!!」ひいいっ





粋「あ。猫の日にちなんで 猫だらけ茶屋とかなんかってノボリ立ってたな そういや。」あーあ。

一二三「記念日に他所の女といちゃいちゃしてたのバレたみたいなもんだべな。」ふむ。

彬羽「Σ待て! そんなのどこで覚えて来た!!」びくっ


蒼月「一二三ちゃんホントませてんな。」うわあ




魄哉「浮気は程ほどに。
身を滅ぼしますよ」

白「袈裟で言われると説得力凄いな」血ぃだらだらっ




ねこ「にゃっ!」 ぷいっ

蒼月「あ。嫌われたね。」

白「Σ!」

粋「兄貴落ち着けよ 今煮干しじゃ意味ねーと思うわ」



千様「ホントこの猫凄いわねえ
まるで言葉解ってるみたいねー」

石燕(実際解ってるし その気になりゃ話せるバケネコっすけどね。)※猫との約束により内緒。





九尾「わちなら浮気しても怒らんのにのう」しくしく。

白「ん 九尾の干物?」はっ

九尾「Σぴちぴちじゃい!猫に食わせんでおくれなっ!!」じたばたっ






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