小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

12月30日

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挿音「夜勤明けで帰って来りゃあ 」ため息。


どか雪っ

家康「あー年越し寒波来るって言ってたねえ」うわあ。



挿音「つーかお前ら!家居るなら雪かきしろやっ
屋根抜けんだろ!!」


粋「Σあ。忘れてた」かまくら固め固め。

白「屋根ってそんな弱いのか?」雪玉丸めっ

千様「えー。普段皆がアレだけ暴れても抜けないんだから大丈夫じゃない?」雪だるまに顔つけっ

シロ「全力で楽しんどるな お前ら。」



九尾「すまんな。わちがだーりんのストーキングする為に潜んどったんで 実はあちこちミシミシじゃわ」どやっ

粋「Σうわ そりゃやべえ!!」ひいいっ



挿音「彬羽はよ?」キセルすぱー。

九尾「Σうおう!一瞬で雪に埋められたぞよっ
なんじゃ忍術かっ! つべたいいいっ」ひいいっ



白「今日と明日はそば大量に打たなきゃ行けないから早朝出勤だ。」

挿音「マジか。まさかの脳ミソ不在かよ」


粋「俺等の扱いひっでえな」かまくらぺたぺた

九尾「鼻真っ赤にしてかまくらこさえとる奴はな。そりゃのう」狐だるまっ



家康「じゃあしゃーない

私らでどうにかするしかないねー
て、事で天海。自力でフトンまで這って行ってね」

魄哉「すやー。」

小太郎「Σダメだ 玄関で力尽きてる!」ぎゃおんっ

蒼月「何? 年内の仕事間に合ったの?」コタツからもそっ

家康「どうにかねー。
後は明日 皆さんよいお年をやれば仕事納めだよ 頑張った頑張った。」うんうん


千様「成る程それで気が抜けたのねー お疲れ様」南無。

蒼月「千ちゃん。生きてるからそれ」


挿音「つーか家康手伝いいらねえわ
毎度滑って転んで落っこちて仕事増えるしよ」けっ

家康「Σこういう時は呼び捨てだよね毎度!!
上司! 一応上司!!」

挿音「うっせえ家帰りゃあ こっちは家主の長男なんだよ」

家康「Σうお 居候つらっ!!」


白「考えてみたら凄いよな あいつら」ふむ。

粋「だよな。
将軍とその下っぱの忍であんだけ立場逆転するとかよ」うーん。



蒼月「いや、アンタもバケモノ共の大将だからね?
普通に俺等に突っ込まれたりバカだアホだ言われてるのも大概だからね?」

白「バカとかアホとか言われてるのか?」ほう。

蒼月「Σやっべ!地雷踏んだ!!」ひいいっ


千様「蒼月君 頭回んなくなってるからコタツに帰りなさい」

蒼月「だねー。うん 寒いから色々おかしいね俺
あ、 戸閉めてね。」もそもそっ


白「嘘までぐったぐだだぞ。」

粋「寒さで頭回らねえのだけは確かだなあ」うーん。






挿音「よし。ちゃっちゃと終わらすか



おいガキ共! 片っ端から雪落とすからそこの一輪車に乗っけて運べ
持ってった奴はかまくらなり雪だるまなり好きに使って良いからよ 早いもん勝ちだ持ってけドロボー」

一同「Σおおっ」


シロ「Σガキかお前ら!!」


小太郎「あれ?シロ どこに行ってたんだ?」わおんっ

シロ「雪かきをせねばいかんと思ったのだが 用具が見付からんでな
仕方無いので自力でどうにか出来んかと思案しておった。」むう

挿音「お。 ナンボか終わってんのか?」袖まくりっ


シロ「それが コマの火炎放射を使ったところ表面は溶けたと言えば溶けたのだが」

コマ『溶けた水が即座に凍ってガッチガチの氷の層ができました。』筆談っ

挿音「よーし。お前らは頼むから何もやるな。」


シロ「すまん。凍らせるのは得意なのだがっ」くうっ

挿音「力むな 余計周り凍んだからよ。」

シロ「Σぐ。」



白「水まで一気に蒸発させれば良いんじゃないのか?」

コマ『白さん達程火力はありませぬ。』筆談書き書きっ

粋「しゃーねえ んじゃ俺らで頑張るかよ兄貴

挿音「だから何もすんなって言ってんだろ 
火事にしてえのか?ああ"?」





白「・・雪だるま作るか」うん。

粋「だな。一二三が昼寝から起きる前にかまくらも完成させないとな。」うん。



家康「シロ、そのアイスバーンはどこ?」

シロ「む?お前に何か出来るのか?」

家康「銃弾ナンボかぶちこんで粉砕するよ。」銃じゃこっ

コマ『でしたら私のランチャーで』書き書きっ

家康「うん。家も吹き飛ぶから今回はやめようね」すたすた。




白・粋・シロ(家康より役に立たないっ)がーん。

家康「泣くよ?」



挿音「こういうのは得意なのがやりゃいんだよ
ほれ、力仕事 運べ運べ」雪どさどさっ

シロ「くっ。力仕事ではこの二人に敵わんではないかっ」

挿音「あのな。年末に怪我されてフトンで新年迎えたいか?

皆健康ならそれでいいんだよ。仕事はやれる奴に割り振れ ほれ埋めるぞ」雪どささっ

シロ「Σぎゃー!」


小太郎「Σいやケガ人出る出る!」ぎゃいいんっ

千様「小太郎君ここほれワンワンよ」



白「お前 まともな事言えたんだな」びっくり。

挿音「埋めるぞ。」

粋「Σいやケガ人出すなよ頼むから!!」ひいいっ



石燕「おお 皆さんお揃いで雪かきっすね
すいやせん。あっしひ弱なんで毛程も役に立てな


つるっ べしゃ


ごんっ!!





しーーーん。





家康「Σ石燕ちゃーん!!」ひいいっ

シロ「Σ普通に雪で滑ってコケた!!」

小太郎「Σ変な音したぞ生きてるかこれ!?」ぎゃおおんっ







挿音「・・体力班 医者呼んでこい」ため息。


白「よし。診療所まで走るか 飛天の里帰り夜だって言ってたし」伸びっ

粋「兄貴頼んだ。
俺とりあえず魄哉叩き起こして応急処置手伝うわ」







千様「結局ケガ人出ちゃったわねえ」あらまあ。

九尾「あ。大丈夫じゃ死んどらん

くたばったらにおいで解るでの。」くんかくんかっ




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