蒼月「メリークリスマス」ちっ
シロ「不快さMAXで無理矢理イベント乗らんで良いぞ」
蒼月「うっさいな！はいはいはいはい！今日も変わらずコタツから出られないよ！！
あーもう 今年一年良い子にしてんだから 寒くても冬眠しない体質プレゼントしろよサンタっ！」床だんっ
小太郎「お前サンタを何だと思ってるんだ」わおんっ
粋「つーか 何か貰うつもりかよ。子供だけだれそれ」
一同「Σえ」
粋「ん？」
蒼月(え。ちょっと何？ 俺ヤケで言ってんだけど
まさかまさかこの人サンタまだ信じてるとか無いよね？)ひそひそっ
千様(さっさすがに無いと思うわよ。確かにお子ちゃまぽくて変な所メルヘンで頭ファンシーて言うか世間知らずって言うかだけど ほらお酒飲んでいい歳よ？ いくら粋君だってほら、ねえ ・・ )ひそひそっ
小太郎(Σ自信無くすなよ！ え、どしよ 話合わせた方がいいのか！？)ぎゃおんっ
粋「いやあの。 一二三にやるの用意してるくらいだから 気遣いいらねーよ？」
小太郎「Σ思ったより大人だった！！」おおっ
粋「Σ大人だよ！！」
白「大きいって言えば うちの爺が台所占拠してるけど あれ何だ？」
魄哉「あー何でも昔 奥さんによく作らされてた北欧風クリームシチューを作るとか何とか。
ようはクリスマス独りで寂しいみたいです
お祖父さんかまってあげて下さい。」袈裟着込みっ
白「かまうも何も仕事だけどな。」舞台衣装びしっ
蒼月「クリスマス感無いな クソ坊主」うわあ。
魄哉「袈裟じゃ赤と緑でコーディネイトは無理が有りますからね」
白「やらなくていいと思うぞ」うん。
シロ「お前は今日は一段と派手だな。」
粋「クリスマスだからなあ
毎年正面から入れねえレベルだし」
白「今日は屋根から隠し通路使って出勤だ 拉致られるから。」
小太郎「役者って凄い世界だな」ドン引き。
魄哉「あ。蒼月君 寒いなら使いなさいね」どてらっ
蒼月「・・ああうん。ありがとう」
小太郎「クリスマスプレゼントくれるお爺ちゃん ちゃんと居たな」わおんっ
蒼月「センスが爺むさい！あったかいけどさ！！」
千様「家の中だからいいじゃない
アタシも貰ったわよー」ぬくぬくっ
粋「いや、姉ちゃんは変に襟元開けてないで普通に厚着したらいいんじゃ」
白「何だかんだで速攻着るんだな お前ら」
彬羽「おい！手前らの祖父さんどうにかしろ！じゃがいも丸ごと鍋にぶちこんでるぞ！」
粋「Σうお 北欧風ってワイルド「絶対違う！！」
魄哉「おや？ 奥様に作ってたと聞きましたが
奥さん丸ごといく派だったんですかねえ？」はて。
シロ「どんな女だ」
白「俺の無茶苦茶な所は婆ちゃん似とか言ってたぞ」
蒼月「うわ。納得」
彬羽「食への冒涜だろ」げんなり。
白「つまり今日はお前も割烹忙しくなりそうなんだな。」
彬羽「なんでこの国は外国の祭に全力でのっかるんだ」
家康「楽しいからです。」にょきっ
千様「この国の将軍がこれだものねー」
白「じゃ 気張って稼いで来るか」よいしょっと
シロ「おい、お前それ歩けるのか？」
白「頑張れば何とか？」
小太郎「何キロ有るんだそれ」うわあ。
石燕「あのー クリスマスって木に飾り付けするんじゃないんすか？」
魄哉「あー、うちモミの木は無いんですよねえ
やりたいなら竹とか松とか有るんでそっちでお願い出来ますか？」
石燕「だそうっすよ 与一さ Σぶっ！！」
シロ「Σこら与一！！イベントに参加したいなら素直に言えば良かろうがっ！！」
小太郎「Σ端から見たら1人で自分殴ってるヤバイ奴だぞ！！」ぎゃいいんっ
挿音「おーい。一二三が親父の盆栽で遊んでたぞ」
一二三「綺麗に飾り付け出来ましただっ」どやっ
魄哉「Σ来年はモミの木用意しときます！！」ひいっ
一二三「与一さんも 飾り付けるだっ
クリスマス初めてだべ？」にこにこ。
石燕(与一)「Σいいいや私はそう言うのは別に」
蒼月「やりたいんだろ 面倒臭いガキだなあ」
千様「あ、そっか。 与一さんってトシはシロ君ぐらいで止まってるのよね」
シロ「俺はイベント事等全く興味ないがな」きっぱり
白「そっか。なら前から欲しいって言ってた鬼切丸。 呪い解除出来たけど要らないんだな」
シロ「Σなにいい！！」
小太郎「Σクリスマスに妖刀！？」ぎゃいんっ
家康「あれ？鬼切って国宝じゃないの？」
魄哉「ごり押しで取られました」ふっ
白「欲しければ跪いてワンと言え」どやっ
シロ「Σこんのアホがああっ！」いらああっ
粋「兄貴 遊んでると遅刻すんぞー。」
鏡子「皆さん浮かれてますねえ」どろんっ
蒼月「Σあ。鏡子ちゃん
せっかくのクリスマスだし 「無理です。どてら男」きっぱり。
一同(容赦ゼロ。)うわあ
蒼月「つまり、今日着てる物もちゃんと見ててくれてるって事だね」きらーん。
彬羽「お前の脳ミソどうなってんだ」
魄哉「頭痛くなるのでそろそろ江戸城行ってきます
あ、お料理は
まあ今台所使えませんし 帰ってから用意しますね。
遅くならないようにしますので」苦笑。
彬羽「いや、それなら抜かり無い」
家康「Σえ？まさかの仕込み済み！？」
彬羽「いいか。弱火だ
弱火でじっくり焼けばいい。 出来るな？それくらい出来るな？」
白「前向きに善処する」うん。
家康「うん。仕上げで炭が出来るね」
彬羽「やはり焼くだけでも無理があるか」うーん。
挿音「チャレンジャーにも程があんだろ。」キセルすぱーっ
コマ『表面だけなら私のランチャーで』筆談っ
彬羽「良し。やらんでいい」きっぱり
家康「コマちゃん 本来家政婦からくりじゃなかったけ？」
魄哉「あのー クリスマスは強制的に早終わりですんで僕が出来ますが？
夕方にはやりかけでも全員仕事終了退勤です。」
家康「本当イベントに命かけてるよね この国。」
挿音「つーか 異国の宗教行事だよなこれ？」
魄哉「僕の格好の時点で 細かい事どうでもよくありません？」金髪碧眼袈裟メガネっ
シロ「節操の無い国だ」うむ。
焔「おーい出来たぞー 誰か味見してくれい
北欧テイストコーンクリームシチュー、爺ちゃんアレンジバージョンだ」
一同(Σパッと見芋煮！！)
焔「普通じゃおもしろくねえから 薬味にミョウガと生姜を入
彬羽「おい、北欧どこ行った。」
家康「この国のクリスマスだねえ」うんうん。
