小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

9月20日

f:id:t00c:20200920091632j:plain



【割烹 春一】



彬羽「店内が狭い。」むう


粋「お前がでかいからじゃねーの?」

蒼月「つーか 店員なら客多いの喜べよ
ちょっと店長ー スタッフの教育なってないよー」


朱禅「お前はツケ払ってからもの言えや」※店長

シロ「当店は他の客への迷惑行為、その他難癖をつける客はお断りしておる。」※バイト



白「これで客商売やってるって凄いな」

庵「それが常連さんには癖になるメンツって言われて Σあああ!いきなり湯飲みが真っ二つに!!」

ばっしゃあ


千様「Σ白君 また熱湯ひっかぶりっ」ひいいっ

白「慣れてるからもういい。」諦めっ


家康「慣れれるの?それ」うわあ。




ひな「しかし助かりますよ、
今月売上が壊滅的で」手拭い渡しっ

白「何日か前まで暑かったもんな」ふきふき。


朱禅「酷暑からの残暑で 客も飯外で食う気力もねえんだろなあ
季節感おかしくてこっちも秋メニュー出せねえし」ため息。




焔「て、事で 今日はうちの孫の奢りらしいから 皆遠慮すんなよー」

千様・蒼月・家康「わーい!」


粋「Σジジイ何処から生えた!!」

白「ほっとくと拗ねるから呼んだ。」


朱禅(有難いけど こいつどんだけ稼いでんだろ。)うーん。



石燕「なんか珍しいっすねー 皆で外食って」

一二三「いっつも皆でおうちで食べるだからなあ」うきうきっ

焔「あれ?犬はよ?」

魄哉「小太郎君は動物なので 店の外で食べるそうです」苦笑。

千様「あら?あの子 人型になれるんじゃなかった?
人狼でしょ?」

家康「それが犬形態でずっと居たもんで 人型でも二足歩行辛いらしくて」

千様「Σそれはちょっと」

ひな「獣を店内に入れるわけには行かないので すみません」ぺこり。



飛天「あー。俺らも絶対羽出さないようにしないとな?」

彬羽「何で手前まで居る。」



飛天「奢りと聞いて。」くわっ


白「食費切り詰めて 里への仕送り頑張ってるもんな」

粋「医者が栄養失調なんなよー」



蒼月「鏡子ちゃんは物食べられないから来ないって言うしなあ
綺麗どころ呼んで良い?」真顔。

朱禅「マジで摘まみ出すぞお前。」



千様「アタシら居るのに失礼ねー」

庵「まあお酌とかやんないし。」

ひな「どうしてもと言うならお金とりますね」ふっ




蒼月「ね?」

粋「あー。うん 言いたい事は何となく解った。」



焔「良いじゃねえかよ。飲んでべろべろになりゃ細かい事は気になんねえって」

魄哉「Σ昼間ですけど!?」

家康「Σお前は飲まないでね!!」

魄哉「へ? はい?」




シロ「万一双方酔っぱらえば怪獣大戦争が始まってしまうな。」うーん。

石燕「あー。タイプの違う酒乱っすよねえ」うんうん。



焔「けどよ。意外だな

お前ら 基本あの家中心に生きてんのかよ
なーんか あっちこっちで大騒ぎしてるイメージなんだよなあ」

魄哉「あー。それには 理由がありまして」

焔「理由?」






どたばたどたっ


刺客軍団「徳川家康! 我が主に代わり我等が成敗致すっ!!」

妖怪軍団「我等は誰の支配も受けぬ!大江山こそ最強なりいいいいいいッ!!」



朱禅「Σなんかめっちゃ来た!!」

家康「纏まって居ると こういうのが来ちゃう確立上がるんだよねえ。」



白「大江山ってアレだっけ?」

彬羽「だな。 この前の酒呑童子だな。
田舎のヤンキーはどんだけ殴っても凝りねえからなあ」ため息。

飛天「あー。俺とお前間違ってケンカ売ってきた奴な」はいはい。



家康「今度はどちらさんだろね?」銃じゃこんっ

魄哉「さあ? 御本人達に聞けば解るんじゃありませんか」




焔「あー 人間とバケモン両方のトップが揃ってりゃ そりゃそうか。」納得。

朱禅「頼むから店壊すなよー。」




彬羽「俺が出ると壊れるな。
よし手前ら ちょっと食事前の運動してこい」

蒼月「えー タダじゃないじゃんこれ」しぶしぶ。

シロ「ワガママ抜かすな
小太郎を見よ。既に自主的に何匹か仕留めておるぞ」



刺客軍団「Σぎゃああ!何だこの犬っ!」ひいいっ

庵「Σおおっ 番犬強っ!」

小太郎「狼だっ!」がうっ

屍累々っ







石燕(与一)「出番か?」どろんっ

魄哉「ですね。 妖怪なら多少ぶち抜いても問題無いでしょうし
遠慮無くお願いします」

石燕(与一)「心得た。」にやあっ


妖怪軍団「Σ!!」びくっ




ひな「こんな人達にケンカ売るから。気の毒ですねえ」

庵「だねえ。てか私も出ていい?」

彬羽「Σ暴れてえのか」

庵「若干。」きっぱり


粋「こんなのしか居ねえなホント」うわあ。





挿音「包囲完了。何時でも火薬で一辺に吹っ飛ば
朱禅「だから店壊すなっつってんだろ 少しは忍べやクソ忍者」


魄哉「あーもう 変な所でケンカしないで下さい!」

挿音「んだコラ ケンカ売ってんのか? ああ?」
朱禅「そりゃどっちだ! 庶民なめんな公務員風情が。あ、やんのか?ああ?」

ひな「ガンつけやめなさい」


粋「お前の護衛 護衛してくれねーなあ」妖怪ぶん殴りっ

家康「殿 自分で戦えるから良いけどね。よいせっ」発砲っ






白「先に修理代払っとくな。」どーんと小判。


朱禅「Σちょい待て! お前マジでどんだけ稼いでんの!?」

白「芸能人なめるな。」

シロ「限度が有るだろ限度が!!」



焔「孫よ 仕事上手くいってるみたいで爺ちゃん嬉しいわマジで。」 その辺の刺客蹴り倒しっ




妖怪・刺客軍団(せめて真面目にぶん殴って!!)




飛天「じゃ。平和的に麻酔注入。」ぶすっ

妖怪「Σぎゃー!」




千様「平和って何かしらねー」 一二三抱っこ。

ひな「まあ、そろそろこの建物もボロいんで 建て直しと考えれば 」


小太郎「Σえ。そんなノリ!?」

ひな「女は現実的なもんですよ」ふっ



朱禅「Σえ?」がーん。

粋「あー『出来るだけ』壊さねえようにするから
どんまい。 」肩ぽん。






>サイトトップに戻る