小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

9月18日

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家康「外国はもうすぐお盆らしいよ
仮装とかして子供がお菓子カツアゲしに近所廻るあれね。」にっこにこ。

千様「そうね。来月末の話だけどね。」



シロ「お前な 良い歳してそんなものではしゃぐで無いわ。」

小太郎「前の月からって何処のイベント商法だよ」わおんっ

粋「俺でもそこまではしゃがねーわ。」


家康「Σ子供や犬に言われちゃう!?」がーん。

シロ「そりゃあな。」うん

粋「Σあれ?俺当たり前みたいに子供の分類!?」がーん。





家康「えー。私以外にも乗り気な人居るのになあ」

千様「Σえ。誰!?」




石燕(与一)「仮装と言うのはこんな物で良いのか?」ごそっ

小太郎「Σぎゃいいん!なまはげーーっ!!」ぎゃおおんっ

シロ「Σある意味あっとるがいきなり出てくるな!!」ひいいっ


粋「あ、そっか。
与一って 歳シロとタメくらいか。」納得。

シロ「Σ一緒にするな!」

小太郎「歳云々じゃなくて 室町とか鎌倉時代の人間だからこういうの知らないだけだと思うぞ」わおんっ



石燕(与一)「ん?こう言う行事では無いのか?」

千様「ビミョーに騙されてるわね」うん。

石燕(与一)「はて。はろうぃん なる物に参加しろと言われて石燕が作ったのだがな?」うーん。

千様「Σ石燕さんの趣味!?」

粋「うっわ。凄え納得した」


小太郎「で、その石燕は?」

石燕(与一)「イベントとか疲れるから 代わりにやれと体の主導権渡されたのだ。

つまり、このイベント初参加の私に体験させてやりたいらしい」

シロ「思考が筒抜けだと 気遣いモロバレで悲しい物だな」納得。

石燕(与一)「こやつも私に取り憑かれた時点で諦めておるので問題ない」きっぱり。



粋「つーか。 オバケがオバケの仮装かよ」


白「ちょっと乗り気なのに人の事言えるのか?」ひょこっ

粋「Σのっ 乗り気じゃねーし!!」


家康「あーそっか。
ここのメンツほぼ人外だもんねえ

まあ良いんじゃない?


ある意味一番濃いのも仮装する気満々だし」指差しっ


魄哉「バンパイアとか カッコつけすぎなんで嫌なんですよねえ。狼男だと小太郎君と被りますし」西洋妖怪カタログっ

挿音「親父の場合 普段のパツキン袈裟のが万倍仮装っぽいからなあ」キセルすぱー。



千様「何?アンタも仮装するの?」

魄哉「祭は楽しんだ物勝ちですから。
ちょっと早めに仮装して 江戸城でお菓子撒くのも良いかもしれませんねえ」ふむ。

家康「行事変わってるよそれ。」



粋「つーか。 『天海サマ』が外国の行事大っぴらにやるのは問題ねえの?」

魄哉「今さら何を。
この国は 面白けりゃ節操無くどんちゃん騒ぎする国民性じゃないですか。」

シロ「ふむ。反論出来んな」うむ。



魄哉「て、事で 参加したらお菓子あげますよ!」

白「ほほう。」ぴく


シロ「Σ参加者釣るなそこ!!」

魄哉「人が少ないと 仮装した方がただのバカじゃないですか。」真顔。



石燕(与一)「今の私はひょっとしてただのバカか?」

家康「ノーコメントで。」目そらしっ



白「仮装な 普段の舞台が派手派手だからな
今更どんなのやれば仮装ぽくなるんだろ」うーん。

粋「Σえ。兄貴マジでやんの!?」



魄哉「釣り上げ成功です。」よっしゃ!

千様「ほんとクソ坊主よね

そうね。白君達やるならアタシもやろうかしらねー」


一同「魔女?」

千様「御望みとあればやってあげるわよっ
セクシーゴージャスさに泣くんじゃ無いわよっ!!」けっ



彬羽「すまんが、それは一二三と被る。」

一二三「お菓子くれないとイタズラするだぞー!」ちび魔女っ

千様「Σ準備はやっ!やだ可愛いっ」



家康「そこは抜かり無しです」ふっ

白「一二三の衣装作ったんだな。」



粋「つーか カラスお前もやんの?」おそるおそる

彬羽「カラスなら素で魔女の眷族だろうが」

粋「Σあ。」


魄哉(この子でかいんで市販のサイズ合わないでしょうし
一二三ちゃんに合わせてそれっぽいの作りますか)ふむ。

白「巻き添え増えたな」

彬羽「は?」





シロ「これは 俺らもやらされる流れでは無いか?」

粋「だなー。 諦めて適当なの着せられて大人しくしとくか。」





小太郎「でもさ、皆がお祭り好きでもさ
いくら何でも早すぎ無いか?
来月入ってからでも良いんじゃないのか」わおんっ

魄哉「あー。それなんですがねえ」苦笑。








家康「今年の冬は凄い寒くなりそうって話したら 蒼月が軽く発狂してね」

魄哉「出られないかも知れないイベント前倒ししてやる!!とか日めくりこれでもかと毟られました。」日めくり暦の残骸ごっそり。


白「日めくり破っても時間は早く進まないけどな。」うん。



彬羽「10月末、
確かに蛇には辛くなるかも か。」ふむ

千様「蒼月君 遊ぶのに命かけてるような子だものねえ」

魄哉「冬が来たら室内から出られませんからね
気持ちは解らなくは無いので いっそ1ヶ月ハロウィンしてあげようかと。」


シロ「ちと過保護では無いか?」

挿音「ちとじゃねえわ、何だかんだ劇甘だから蒼月がワガママになんだよ。」ため息




千様「そう言う事なら やっぱアタシも頑張るかしらねー

鏡子ちゃん 聞こえてるでしょー 協力お願いね」

鏡子「蒼月さんの為に頑張るの嫌なんですが」どろんっ。

小太郎(またちょっかいかけられたのか。)

粋「あ、そっか石燕のアレなら 鏡子も着物変えれるんだっけ」

鏡子「幽霊って基本服同じなんで お着替え出来るのは嬉しいですけどね」うーん。



白「あれ?その石燕 今与一か。
どこ行った?」きょろっ


一二三「ナマハゲのまんま向こう行っただよ?」指差しっ







蒼月「Σうっぎゃああああ!!!何々なになにいいっ!!」ひいいっ

石燕(与一)「Σ何って こう言う行事では無いのかっ!?」




家康「脅かしに行っちゃったぽいね。」あちゃー

魄哉「サプライズ開催しようとしたんですが。」あーあ。


粋「あいつにゃ説明しといた方が良さげだな」

シロ「うむ、通行人が心臓発作起こすわ あんな物。」




白「あ、俺も与一みたいに着ぐるみがいいな。」

家康「Σまさかの!?」




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