蒼月「バレンタインなのに寒いっ」がたぶるっ
家康「そりゃ天気はバレンタインとか関係ないからね」
石燕「大丈夫っすかー？
あ。ひょっとして心が寒い的な比喩
蒼月「この人悪気ゼロなのがほんっとムカつくんだけど」イラッ
小太郎「まあまあまあまあ」
家康「お？小太郎 その包みはまさか」
シロ「そりゃこやつはこれでも彼女持ちだからな。」
小太郎「わんっ！」しっぽふりふりっ
石燕「あの、包みって事は彼女さん人型なんすか？」
シロ「人型と言うか人間なのだ これが。」
石燕「Σえ」
家康「石燕ちゃん 深く考えちゃダメ駄目」肩ぽん。
蒼月「あー 犬っころの彼女ね
可愛いからムカつくんだよなあ。てか続いてたんだ？」ふんっ
小太郎「遠距離だけどずっと文通続いてるぞ？」わおんっ
石燕「・・文通？ 肉球 え？」困惑。
シロ・家康「深く考えるな。」
粋「どうなってんのか知らねえけど。小太郎字上手いんだよなあ
あー。どっこらせ」大荷物っ
シロ「お。帰ったか
なんだその大荷物は？」
粋「兄貴。」
白「衣装箱って意外と広いよな」蓋かぽっ
家康・石燕(お前くらいしか入らないとか言えない！！)
シロ「ほう。考えたな
昨年芝居小屋出た途端誘拐されかけたのが堪えたか？」ふむ。
白「いや この前にどさくさで髪の毛ブチってやられたから 女怖いなあって。」
石燕「髪の毛。おまじないっすかね？」
家康「おまじないって言うか呪いじゃない？」うーん。
小太郎「あー。白の今年の御神籤『女に気を付けろ』だもんな」あははっ
粋「お前 彼女からのプレゼントで最高に調子に乗ってるだろ」
小太郎「今日くらいいいだろ」どやあっ
白「ちなみにこれが小太郎の字な」手紙ぺらっ
小太郎「Σぎゃいいん！書きかけのやつっ」わたわたっ
家康「Σ字うまあっ！！」
粋「おうよ。犬なのに兄貴の万倍上手いから驚Σあぢぢぢ！」
シロ「なぜ学習せんのだお前は。」ため息。
めり みしっ
一同「ん？」
九尾「だーりーん！！ハッピーバレンタインじゃあっ！」
天袋すぱーん！
シロ「Σ自分にリボン巻いとる！！」ひいいっ
白「そんなんで天井で待機してたのか。」
九尾「ほほほ プレゼントはチョコではなくわっちじゃ！
さあ 挙式するが良い！！
てか実力行使じゃ！」
がしっ
だだだだだただっ
粋「Σぎゃああ！今年も拉致られたっ！
兄貴いいいい！！」ひいいっ
石燕「え？肉球でリボン・・？」悩。
家康「Σそこ！？」
シロ「いかん。あの阿呆そもそもバレンタインが何か解っておるかも怪しい！
気がついたら既婚者だったと云うことになりかねんぞ！」
粋「Σあんなの義理の姉とか嫌すぎる！！」
小太郎「九尾色んな意味で何するか解らないもんなあ」うーん。
蒼月「あの、これもうバレンタイン関係無くない？」
石燕「ただのストーカー暴走っすよね
ホントに助けた方がい Σあ。」
蒼月「あ？」
石燕(与一)「さっきから黙って聞いておればっ
こういう事はまず和歌を送ってからと相場が決まっておろうが！！」
シロ「おい。時代が違「私が生きていた頃は至って普通だ！！」くわっ
蒼月「それ平安時代じゃないの？」
石燕(与一)「なぜその時代限定だと思った」
家康「まあね。あの時代でしっかり弓習える時点で結構位高いよね」うんうん。
石燕(与一)「よし。お前の忍のしびれ薬をこの矢じりに塗ってこい
急所に当てなければ問題なかろう」ずいっ
家康「あの九尾ちゃん女の子「結婚を前提に男誘拐するようなのを女とは認めん。」
粋「うっわ。言い返せねえ」
石燕(与一)「よし！行くぞ犬！！」だっ
小太郎「わんわんっ！！」すたたっ
蒼月「何塗ったの？」
家康「しびれはさすがにどうかと思ったから
飛天の眠り薬を原液で。」
シロ「それは優しさなのか何なのか。」うーん
粋「ま、まあ与一に任せとけば 安心かな」複雑。
シロ「任せるしかなかろう
俺らではあの化け物狐はとめられぬわ」
蒼月「でもさ。
あれだけ愛されてるってもの羨ましいよね」ふっ
家康「蒼月。
お前自分で言うほどモテないもんね」
蒼月「全身の骨粉っごなにしてやろうか？」鱗ざわわっ
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庵「Σへ？何してんの？！」
魄哉「おやいらっしゃい。
ちょっと鏡子さんに頼まれまして」チョコ湯煎っ
庵「あー。そっか
あの子自分じゃ動けないから」納得。
魄哉「ですです。
しかし皆に何もしないのもーと悩んでたので代打ですよ。
バレンタインも大変ですよね」
庵(オカンだ。)うん
魄哉「・・ 毎年お疲れ様です。」
庵「Σ何が！？」
千様「毎年苦労してるからよー
そしていおりん残念なお知らせよ
せっかく持ってきたけど 只今相手は囚われの姫状態よ」
庵・魄哉「Σはいい！？」
千様「問題は狩人のスタミナが無い事ね」ふっ
