小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

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8月31日

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家康「はい!という事で 蒼月が逃げました
とっとと捕まえて来ないと うちの軍師が怖いよー」

粋「腹減ったら帰ってくんじゃねえの」げんなり。




家康「んなお宅のお兄ちゃんじゃあるまいし
あ、 引っ張って来ちゃったけど仕事の方良かった?」

粋「あーそりゃな
ちゃんと楽屋に茶菓子もセットしてきたし 衣装の手入れも終わらせて来たし
本番中は見習いやる事ねーから大丈夫大丈夫」

家康(下っぱの適性が某猿を思い出させるなあ)しみじみ。


粋「んで? 探すって何処に?アテとかあんの?」


家康「んー?そこはね

はい。 ここの門くぐりまーす」

粋「ん?なんか派手な」


家康「はい。門をくぐると別世界 ってねー


ちなみに この辺地元の小吉原とか呼ばれてるよ」

粋「Σ確かに居そうだけど!!」


家康「お前らを連れて来たのは念の為ね。

無いとは思うけど 万一変な因縁やボッタクリとかに遭遇しちゃうとねー
1人は危険だからね」

粋「めっちゃ納得だけど
え? まさか店入んの?」


家康「あ、やっぱ抵抗有る?」


粋「いやその。荒れてた時代に色々有ったし 抵抗は無いけどその」

家康「元ヤンあるあるだねえ

てか そこ恥なの?」



粋「オッサンには解らねえよ」けっ

家康「Σオッサンオッサン言うけど お前私の実年齢知らないよね!?」

粋「知らねーよ! けど皆してあんだけ言ってんなら絶対ただの若作りだろ!
そもそも歳伏せんなよ いくつなんだよ!」けっ

家康「オッサン呼ばわり酷くなるから言いません!」きっぱり

粋「Σやっぱ結構いってんじゃねえか!!」



店のお姉さんA「あらー やっさんお久しぶりー」

家康「あ。どもー」へらっ

粋「Σえ」




家康「言ってなかったけど


いい歳して こういう所に馴染みがないワケないからね」どやあっ

粋「Σええええええ!!」


家康(こういう所って 下町から上の方までの情報てんこ盛りだから定期的に覗いてます。
ってのは言わないでおこう。何となく)ふっ

粋「うわ。マジか」ひええ


店のお姉さんA「?

お連れさん未成年じゃないよね? 後でうちに遊びに来てねー」にこにこ

粋「Σは、はいいっ」びくっ


家康「お前 免疫無いんじゃ無かったの?」

粋「昔は頭のネジ飛んでたからなあ」うーん。

家康(当時確実に未成年だったのは考えないでおこう。 ヤンキーだし)


粋「つーかよ。
蒼月はなんで逃走中?」

家康「ああそれね、
月末だからねー 溜め込んでたあっちやこっちのツケが一気に天海サマ宛に来てさあ

知らせが行ったと知った途端に逃走だよ
あー怖い怖い」

粋「そんなで更にこういう所来るか あ、蒼月だもんな」うん。

家康「後で鏡子ちゃんにもチクっとこ」てくてく。




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【飲み屋 『于吉仙人』】




店のお姉さんB「蒼月ちゃん?来てないわねー」

店のお姉さんC「お友達なら代わりに払ってよー
店長泣いちゃいそうよー」


粋「Σえーと!すすすんませんっ!」ひいいっ

家康「あのー。お姉さん方 あんまからかわないであげてね。」



粋(なんだろう。このさほど嫌じゃねえのにすっげえ疲れる感じ。)ぐったり

家康「お前 綺麗なお姉さんは好きなのに緊張するからねえ

いやー 若い若い」

粋「Σおいこら昼間から酒飲むな!何しに来たんだよ!」

家康「お姉さん方も仕事中だよ?
ちょっとでも何か頼むのが礼儀ってもんでしょ」

粋「Σう」


店のお姉さんB「やっさんいつも高いの頼まないけどねー」あははっ

家康「Σ年下相手にドヤってるんだからバラさないでくれる!?」



粋(家康 大人だったんだなあ。)尊敬の眼差しっ

家康「あの
私なんでこのタイミングで見直されてるの?」


店のお姉さんC「それが解らないようじゃまだまだねえ
そんなんじゃ出世出来ないよー」お酒注ぎっ


粋・家康(いや将軍なんすけどね。)



店のお姉さんD「出世とは違うけどさ
月末だし そろそろあの人来るんじゃないの?」

店のお姉さんC「あー。だね
ある意味この界隈で一番偉い人。」


家康「ん?私の会った事あるかな?」ほほう

店のお姉さんB「あるんじゃないの?

あ、噂をすれば

親分さーん!」きゃー


挿音「その呼び方やめろってのに」


家康・粋「Σ!!?」


挿音「・・・・・ Σん?」



粋「2度見すんなよ。」

家康「ちょっとねー 探し人してるんだよねー」

挿音「ああ なんだ蒼月の件かよ

あーびびった。いい歳こいたオッサンがガキにいらん遊び教えてんのかと思った」


家康「いい加減泣くよ?」

粋「つか 皆してガキ扱いすんなっての」


店のお姉さんC「そっちの茶髪君 甘酒ならオッケー?」



粋(普通に酒飲めるトシなんだけどな。)ずーん。


家康「お前は雰囲気が幼いんだよ」

粋「うっせえ若作り」けっ


挿音「特にトラブルねえなら 俺あ帰るわ」


店のお姉さんC「Σえー!もう!?」

店のお姉さんB「変なのこれから来るかもしれないしー
居てくださいよー」



粋「モテてんな」甘酒すすりっ

家康「まあ。ここらのガラの悪い人逹 がっつりシメてるからねえ。」


店のお姉さんD「たまーに話通じないのも来るけど
親分さん居たら皆まとめてボッコボコだから心強いのよねー」にっこにこ。


家康・粋(そら徳川忍軍 頭目ですから。)


家康「じゃ そろそろお暇しよっか

他の店も探さなきゃいけないし」

店のお姉さんB「やっさん 自分が構われなくなったからって」ぷーくすくす

家康「Σ解ってても言わないでくれる!?」

粋「お前のコミュ力ホント凄えな。」



挿音「蒼月の野郎な
見回りのついでに俺も探しとくわ」

家康「うん。お願いねー
さてと ん?」


粋「ん?どした?」


挿音「なんだこりゃ 馬の蹄の音・・Σはっ」





杜和「兄様あああ!!このようなお店をご利用とは 不潔極まりありませんことよっ!!!」

馬ひひーん!


粋「Σうっお久しぶりっ」ひいいっ

家康「Σこら杜和ちゃん 馬ごと来店やめなさいっ!!」



お店のお姉さんC「親分さんの妹さん?
きゃー 可愛いー!」きゃー

杜和「Σよっ よらないでくださいませっ!」びくっ

お店のお姉さんD「え?何々?お兄ちゃん大好きっ子?
お姫様みたいなカッコして可愛いいい」なでくりなでくりっ



家康・粋(マジもんの大名の姫です!)



挿音「赤兎お前 杜和に無茶苦茶させんなって言ってんだろが」キセルすっぱー

赤兎「ひひんっ」ぶるるっ





家康「よし。これ以上ややこしくなる前に退散だ」そそくさっ

粋「つーか。赤兎爆走してたら蒼月居ても逃げてんじゃねえかなあ」ぶつくさそそくさっ






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【妖怪横丁】






地獄太夫「おんや。 偉い珍しいお人が」

蒼月「えへへ ちょっとねー
今シャバに出らんなくてさ しばらく匿って」


地獄太夫「ようござんすよ

けんど あちきのお相手は高うござんすよ?」くすくすっ

蒼月「Σだ、大丈夫大丈夫

あ?ツケでいい?」





地獄太夫(これは 主さんに連絡しとかねばいけんせんな)ふむ。






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