粋「お前って普段どんな朝練してんの？」真顔。
シロ「Σは？なんだいきなり」
粋「いやちょっとさー 最近なまってるなて言うかその
向上心？てのがそのな」しどろもどろっ
シロ「おお！それは良い事だ！
ちなみに俺の場合はこのようなメニューを毎日やっておる」時間割びっしり
粋「Σ開始朝４時！？」ひいいっ
シロ「だから毎晩早く寝ておるのだ」
粋「Σあ。夜9時には寝てるのってそういう！？」
シロ「なんだと思っておったのだ。」
蒼月「単に規則正しいがきんちょと思ってたに１票。」
家康「同じく。
てか何があったのかな？ 粋がスポコンとかしっくり来ないねえ」
千様「お役者見習いで大概へっとへとなのに４時から鍛練とか体持たないわよー」
粋「Σう 確かにっ」
シロ「む。そういう問題があるか
お前の場合耐久力もある事だし 実戦でしばかれた方が早いのかも
粋「兄貴いいい！一丁手合わせお願いしま Σぐほあっ！！」
シロ「Σ色々と早い！！」
粋「あ、ありがとうございましたっ・・」かはっ
白「ん？うん。」怪訝っ
千様「あの白君 状況解ってないなら とりあえずのカウンター1撃はやめてあげた方が
アタシも何が何だかよく解んないけど。」
白「なんか暑苦しかったから」きっぱり
蒼月「手加減するって選択肢ないもんね
つか手加減って言葉の意味知ってるのかな マジで。」
家康(どんだけ言われてもシロの相手しないのは コレだからなんだよねえ)うんうん。
白「で、なんなんだ
暑苦しい季節に暑苦しい。」
粋「えーと。実はその」
シロ「回復早いな。」
粋「挿音の出勤前の準備運動に付き合わされた上 サックリ負けました。」がっくり
千様「いやあれ 人間だけど人間と思っちゃダメよ？」
シロ「むしろ良くやる気になったな」うわあ
粋「だってほら たまーにしか見ねえけど兄貴だと何だかんだ対等にやりあってるだろ！
俺だって昔に比べりゃ腕上げたし 忍とは言え純度100パーの人間に負けるわきゃ無いだろしって」
白「俺で対等に見えるなら １発で吹っ飛んで無いで俺と対等くらいにならないと難しくないか？」
粋「全くもってその通りです」ふっ
シロ(カウンター１発だしな。)
千様(カウンター１発だものね。)
粋「けど あんな即座に背中から地べたにどーんはキッツイ
投げ技とか なめられてないとされねえだろ」どんより。
シロ「まあ 相当差がないと難しいだろうな」うむ。
白「えーとな。
あいつのやり方 基本的に手数とスピードと的確に急所狙ってくるって感じだから
うーん。 どう言えば良いんだ」
千様(なんだかんだでお兄ちゃんねえ
ボキャブラリースッカスカだから通じなさそうどけど)ホロリ。
家康「あのーさっきから丸聞こえだったから割り込むけどさ
確かに粋も腕上がったかも知れないけど、今は挿音絶好調だから めちゃめちゃ不利だよ？」
粋「へ？絶好調って？」
家康「そろそろだから見てりゃ解るよ
と、噂をすれば」
魄哉「おや。皆さんおはようございます
さーて、今日も １日頑張る前に準備運動しますか」
挿音「こっちは夜勤明けだっつのに」あくびっ
粋「Σえっ」
小太郎「皆下がれー。巻き込まれるぞ」わおんっ
魄哉・挿音「じゃ、今日も手加減無しで。」
一同「Σえ。」
蒼月「あ、『道具を使う』ってルール有だから 結構互角だよ
素手とかそこらごと吹っ飛ばすのは無しでって事だしー」
家康「ほら、この2人忍の師弟でもあるからね」
粋「Σちょい待て！ まさかコレ毎日やってんの！？」
家康「うん。だから 今の挿音めちゃ動き冴えてるよ
毎朝 結構命懸けだし。」
粋「準備運動ってそもそも魄哉デスクワーク Σうおなんかかすったああ！！」ひいいっ
蒼月「つーかさ。お宅の弟さんの場合 基本がヤンキーの喧嘩なんだよね
いちいち振りも隙も大きいから 暗殺向きのこいつらの流派相手じゃ分も悪過ぎんだよ」
白「そこまで解ってるならお前が遊んでやれば良いのに」むう。
蒼月「子守りやだ」きっぱり
粋「朝４時 かあ。
頑張れば行ける？ 行けるか？」ぶつぶつ
シロ「言っとくが続けられんなら大して意味は無いぞ
無理無いメニューを選ぶ事が第一条件だ」
粋「Σうっ 年下のがしっかりしてる！！」
白「多分だけど 多分同じくらいのってつつじ辺りなんだよな
あ。」
千様「あの、あえてつつじ君怒らせて粋君にけしかけようとかしないでね？」
白「あいつの避けれるようになれば挿音のも避けられるようになってるぞ？」
家康「あーうん。明案だけどその前に何回輪切りになるか解んないからやめとこうね。」
魄哉「鍛練したいんですか？混ざります？」鎖鎌ひゅんひゅんっ
粋「Σ全力で遠慮いたしますっ！！」ひいいっ
