小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

5月27日

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挿音「あー いってえ。」

一二三「Σげ!そのケガどしただべか!?」ひいいっ


挿音「ちっとミスったんだよ。
持ってたんじゃ血止め足りねーし 」血ぼたぼただらだら

千様「Σストーっプ!
畳が血染めになるでしょ!

えーと救急箱救急箱」どたばた






蒼月「畳の方が重要みたいだね」

挿音「おう。この扱いにも馴れたわ」けっ

家康「お前 デリカシーの欠片も無い事しか言わないから「この家全員そうだろがよ」


家康「Σ否定できない!!」



一二三「ケガした所はまず清潔にだ!

傷口洗うだよ!!」桶どん!

挿音「お前子供なのに力凄えな。

いい嫁さんなるわ」しみじみ



家康・蒼月(Σ優しさに飢えてる!!)





一二三「そういうのは後30年は考えなくていいって彬羽さんが言ってただよ?」


刺音「そりゃ妖怪の人生で人間の30年相当って事か?」

蒼月「あのバカ過保護が空回りして 愛娘の人生破壊にかかってんじゃん」


千様「箱入りも考えものね

はい。救急箱。
て、うわっ なにその傷っ」うげ

刺音「あーこりゃ前のだ前の

なんだかんだで生傷耐えねえ仕事だからよ」



蒼月「へー。忍ってそんな危ないの?」

挿音「そりゃなあ。
基本スパイだなんだだしよ
1対多数で無傷は無理あんだろ」

家康「お陰で助かってるけどねー

可能なかぎりケガしないでよ ホント」





挿音「けどよー
ヤル気満々の奴等相手にやりあわねえものどうかと思うしよ」うーん。

千様「単に売られたケンカ全部買ってるだけでしょアンタ」

蒼月「しなくていいケガのが多いんじゃないの?」うわあ

一二三(よく解んねえけど すっげえ会話だあ。)ふむ

家康「Σぎゃ!しまった!
一二三ちゃんがいらない事憶えちゃう!!」ひいいっ

蒼月「Σコマちゃんパス!!」

コマ「カタタタ」

ひょい。


一二三「Σあ。」



コマ「カタカタカタカタ」退場。

一二三「あー!」じたばたっ



挿音「コマの奴 山童の腕力で振りほどけねえって凄くね?」

千様「木製って話だけど そもそも何の木で作ったのかしら?」ふむ。

蒼月「ジジイの事だから どこぞの御神木からゴリゴリ削り出したんじゃないの?」




家康「それでコマちゃん自我持っちゃったとか」はっ

一同「Σありえる!!」


白「なんだ 皆知らなかったのか」ひょこっ

挿音「マジか」



家康「うわー。色々納得がいっちゃったよ」うわあ。

千様「白君は原材料の時から知ってるの?」

白「うん。

材料の調達頼まれたから 暇な奴等総動員して古い木捜したし」

挿音「御神木っつか。妖怪印の霊樹だろそれ」きっぱり


家康「そっか。
コマちゃんの同僚 妖怪温泉にわっさわさいるもんね
一体二体じゃないもんね」

蒼月「あのジジイ何思いながら あんだけの数彫ったんだろうねー」

千様「多分 晩御飯の献立とかかしらね」


挿音「やべ。反論思いつかねーわ」




白「オカンの話は置いといてだ

なんでそんなボロボロなんだ?」

挿音「あ?
まーたその話かよ
忍ってのは潜入が面な仕事。
んで、1対多数とかザラだから そりゃケガもするっての

ほれ。満足したか」うんざり



白「わらわらかかってくるなら纏めて焼きはらえばいいのに」真顔。

挿音「人間は火出せねえよ」



白「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Σあ。」


挿音「確実に人間な事忘れてたよな?」



家康・蒼月(気持ちは解る)うんうん。

千様「アンタ妖怪より妖怪ぽいんだもの」




白「そっか。人間だったか。

それはともかく これとかかなり薄い切り傷だよな?
やっぱり火も出せないのに1対多数とかってコツあるのか?」興味津々っ


挿音「ん?あーそりゃあ

表面だけなら致命傷なんねえだろ?

奥までぶっ刺される前にそいつをザクッとやっちまえば順当に仕留めれるって寸法よ」 



白「・・・・・そっか。」



千様「Σあの白君が引いてる!!」

蒼月「Σ俺ら魑魅魍魎の総大将がドン引きだよ!!」ひいいっ



家康「お前ひょっとして 妖怪の血入ってない?」

挿音「親父に血液検査されたけどよ。100%人間だとよ」

蒼月「育て上げ親にまで怪しまれてんじゃん」





挿音「お前らな。
ヤワな人間が生き抜く為にゃこれくらいでなきゃ

ん?コマどした?」


コマ「カタタッ」

挿音「ん?こりゃお前の替えの腕パーツじゃね?」




コマ『故障箇所
パーツ取り替えれば問題ありません。』筆談

挿音「いや。壊れてねーし取り替えらんねえから。」



コマ『ジョイントの問題ですか?

それともパーツ・ガトリング銃がお好みですか?』筆談。

挿音「いやあのな。ナマモノはパーツの取り替え効かね
だああ!普通に会話できるか奴が教えてや あれ?居ねえ 」


千様「あら?白君消えたわ」きょろ。

蒼月「ん?あれ いつの間に」












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白「飛天からあのタツマキ起こすカラス天狗の団扇 買い取れないか?」真顔。

彬羽「Σ国でも滅ぼすつもりか!?」


粋「あれは兄貴が使っちゃダメだろ!火と風とか「熱風って凄いと思うんだ」うん。

粋「Σやべえ!!なんかやる気だ!!」ひいいっ





白「やらないやらない

なんかこう 人間に負けてちゃ行けない気がする」ため息。


粋「なんで自身無くしたみてえになってんの?」

彬羽「いったい何があったんだ。」







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