小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

5月10日

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どんより曇りっ



シロ「そろそろ梅雨か」ふむ。



魄哉「また洗濯物が乾かない季節が」ため息。

千様「アンタの頭の中それしかないの?」




蒼月「雨の日ってダルいよねー
何もする気起きないや」だるーん。




挿音「梅雨突入前にいっぺん畑の草刈りしとかねえとな。」キセルすぱー

蒼月「ダルいっつってる横でアクティブだよね。」

挿音「梅雨の間適温と水たっぷりたぞ?
草ぼうほうになって手がつけらんなくなんだよ」





家康「私は滑って転んで邪魔になるからパスで」きりっ

挿音「知ってるから頼まねえわ」きっぱり。



魄哉「すみませんねえ。僕も天気悪いと神経痛が」苦笑

小太郎「無理すると三日後に来るもんな」うんうん。




挿音「しゃーねえ。1人でやんのもダリいし

シロ 鍛練になるからちっと手を貸し


白「シロなら筋肉痛で動けないぞ」

シロ「ふっ。 だから先程から大人しいであろう」体ミシミシっ


挿音「何があったよ。鍛練小僧」





白「たまには稽古つけろって煩いから 腕立て三千回クリアしたらなって適当に言ったら本気でやっててた。」

シロ「ふっ。腕が上がらんわっ」




一同(クリアはしたんだ。三千回)うわあ。




千様「そんなキツいの?それ」

家康「んーと。数的に言うと、
剣術経験者でも素振り千回で結構倒れるね」


蒼月「スタミナと耐久力は間違いなく上がってるよね」

シロ「そこだけ上がっても意味は無いのだがな

第一その辺りでも彬羽と比べるとまだまだネズミのような
小太郎「彬羽物差しにしたら アフリカゾウにでもならないと追い付かないぞ」わおんっ




挿音「ちっ。シロは無理か

他に出来そうな奴はいねえのかよ」うーん。

シロ「すまん。
アフリカゾ・・彬羽は今日バイトだしな」




白「刈らなくていいなら手伝うぞ?」ぼぼぼ

挿音「最終兵器はすっこんでろ

お前が出てくると野焼きじゃ済まねえだろ」






粋「なあそれ。腹筋鍛えられるか?」ひょこっ

挿音「は?
いや、腹筋つか背筋とか色々鍛えられるけどよ」

粋「お!マジ!?」おおおっ


蒼月「どしたの?アンタも筋トレ?」

粋「Σあ、いやそれが」





白「舞台立つとガチガチになるから 前説?ってのやらせて度胸つけさせようとしたら 上がって声裏返って客にめちゃめちゃ笑われたんだよな」

蒼月「アンタ役者向いてないんじゃないの?」


粋「Σ客席の後ろまで届くような声とかそうそう出さねえだろ
慣れてねえから裏返ったんだよ!!」




白「腹から声出せってそんな難しいか?」はて。

シロ「お前もそんなに腹から出してる気がせんが?」

魄哉「白君は普通に腹式呼吸出来てますよ
どんちゃん騒ぎの時のカラオケとか凄いじゃないですか」

蒼月「歌めちゃ旨いのに無表情で怖いアレだね。」ああうん。

白「腹式呼吸より顔面の動かし方が解らない」むう。

小太郎「ある意味めちゃめちゃ器用だな」わおんっ






家康「あの、腹式呼吸と腹筋てそんな関係ない無くいような Σぐえっ

挿音「よし。そんなら手伝って貰うか

山の方の農民のオッサンとかゴリラみてえだしな
やればやる程鍛えられるだろうよ」にやりっ

粋「Σおおお!よっしゃ 気張るか!」おおっ




魄哉「間違ってはいないんですがねえ」うーん。


千様「あの、流れるように殿キュッて絞められたわよ?いいの?」
魄哉「それくらいでくたばらないんで構いません」きっぱり




小太郎「しかしでっかい声出す為に腹式呼吸かあ

あははこれも彬羽が得意だよなあ」

シロ「うむ。奴は常に腹の底から声を出しとるからな
ぶっちゃけ煩くて敵わん」

蒼月「いやそれアンタが言う?」




千様「彬羽君。留守にしてても弄られ倒すのね」ほろり。












ーーーーーーーーー





粋「筋肉痛があああ」うーんうーん。

小太郎「Σ草刈りってどんだけ重労働!?」ぎゃいいんっ


挿音「そりゃずっと屈んだまんまだもんよ

足元泥だから滑るしよ」


粋「なあ、これ 腹筋てより足腰肩背中に来るようなあだだだだっ

コマっ湿布もちょい上!」

コマ「カタタッ?」ぺたぺた





挿音「気にすんな。
多分腹筋も鍛えられてんだろ

多分な」キセルすぱー



魄哉(育て方間違えましたかねえ。)うーん






石燕「しっかし 泥っすか?

確かに曇ってはいたっすけど 今日まだ雨降ってないっすよ?」

千様「あら、言われてみれば」



魄哉「・・・・Σはっ!」

家康「え?なに?」






石燕「畑に誰か居るように見えるのは気のせいっすかねえ。」じーっ

白「あ。泥田坊。」


魄哉「Σ村の田んぼに水入るまで 畑に間借り頼まれてたの忘れてました!!」



挿音「マジか。
俺霊感とかねえからなあ。」

魄哉「おそらく二人して背中の上で何か始めたんで 出るに出られなくなったとかそんなんだと思います」あちゃー



粋「Σえ。ちょ
つまり俺げちょげちょでデロッデロの妖怪の背中の上で!?

うぎゃΣいだだだだだ!!」



シロ「落ち着け 済んだ事だ。
そして筋肉痛は騒ぐと地獄だぞ」ふっ

小太郎「足痺れてるのに筋肉痛で動けないでいるもんな」わおんっ






白「えーと。

うちの馬鹿たれが踏んでごめん。」


泥田坊「・・」べちょべちょっ




一同(Σこれはちょっとビジュアル的に辛いっ!)ひいいっ





粋「あ、足が動かなっ」筋肉痛っ


魄哉「逃げなくても大丈夫ですよ。

てか 筋肉痛がその日に来るなんて若いですねえ」


蒼月「羨ましがんなよ。」






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