小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

5月9日

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粋「あーー つっかれた」げんなりっ



蒼月「杜和ちゃんが遊びに来ると毎回疲弊してるよね」

粋「だってあいつ 遠慮とか配慮とかねえし
何より事ある毎に姉ちゃんにケンカ売るしよ

はー。精神的に疲れる」ぐたっ

家康「お前見た目に寄らず気い使いだからねえ」




千様「なんであの子あんなに噛みついて来るのかしら」むすっ

白「・・なんでだろな」

小太郎(Σあの白が気を使ってる!!)



蒼月「えーっと、胸元開けすぎとか?
俺的には嬉しいけどね
女の子ってそういうの駄目な子いるじゃん?」

千様「あ。成る程
てか市販のだと勝手に開いちゃうのよねー サイズ的におさまらな
魄哉「堂々となんて会話をしてるんですか」




シロ「まあ、杜和から見れば あやつの周囲の女は全て警戒すべき相手なのだろうな」ため息

小太郎「周囲云々の前に 本人が最大の敵だと思うけどなあ」わおんっ


家康「いや挿音は普通普通。
腹違いでも妹にそんな気起こしちゃ駄目だからね?」





挿音「呼んだか?」

家康「Σうっぎゃああああ!!」びっくううう




小太郎「おおおおまっ 今日仕事じゃっ」ぎゃいいんっ

挿音「いや。親父が物取りに帰ってるだろ?

今日のは天海サマの警護だしよ」



シロ(良かった。聞こえとらんようだな。)ほっ



魄哉「あー。やっぱ一人じゃ運びきれませんねー
手伝って貰えません?」

挿音「ちょい待て、この書類全部運ぶ気か?」山積みっ

魄哉「特急で各部署に配らないといけないんですよ」

家康「二人でも無理じゃない?」






白「朧車使うか?」

ぎいいいい ガコンっ



粋「あの兄上。表で既に到着してるっぽい音が」挙手



白「作業する部屋の窓にでもベタ付けすればサクサク運べるぞ」

挿音「あんなもん天守閣にベタ付けとか怪奇現象どころじの騒ぎじゃねえだろが

他になんかやり方

魄哉「いえ。しかし 朧車さんうちの温泉宿のお得意様ですし
既に呼んでるのに目立つから結構ですはクチコミに響きかねませんっ」ぐぐっ

挿音「落ち着け。使ったら使ったで徳川幕府のクチコミ最悪になんだろ」



魄哉「目立たない様気を付ければいけるかもしれませんっ
つか何より早く書類運ばないと!」

挿音「やりたきゃやりゃいいけど俺は乗らねえからな」キセルすぱー


白「だと思って禁煙車だ」きっぱり

シロ「朧車に禁煙車とかあるのか」





魄哉「では。お世話になりましょう

挿音 お手伝い頼みたいんで後から来てくださいね」

挿音「へいへい。一休みしてから走ってくわ」





ガタン がらららららっ






千様「あれ程朧車が似合う坊主も珍しいわねー」

小太郎「愛車ですって言われても納得しか無いよな。」うんうん




挿音「ほんっと昔から 居るだけで人外感凄えもんな」キセルぷはー

シロ「む?そうか。
お前が一番付き合いが長いのだったな」

挿音「おうよ。 こっちが一二三くらいの時に拾われてからずっーとだかんな」


粋「あ、そっか
お前戦災孤児だっけ?

大名の御落胤なのに苦労してんなあ」



挿音「まあな。生みの親の顔も覚えてねえし
良く生きてたもんよ」

千様「ん?ちょっと待って

確か保護された当時で一二三ちゃんくらいだったけど、アンタいつから1人でどうやって生きてたの??」




挿音「それが最初の記憶が既に追い剥ぎ返り討ちにして逆追い剥ぎなんだよなあ」うーん。

一同「Σバイオレンスが筋金入り!!」ひいいっ



挿音「ガキが1人でいるとよ
あの時代すぐにどこぞに売り飛ばそうとか そんなで危ねえ危ねえ
生きるにゃ ケンカするしか無かったんだよなあ」

家康「あー。悲惨な時代だったよねえ」うんうん




蒼月「つまり、この人がめちゃケンカ早いのって」

シロ「幼児期に必然として培われた物だったのだな。」納得




粋「うわマジか。

それじゃ兄貴とほぼ変わんねーんじゃ」


白「俺の場合は追い剥ぎじゃなくて 鬼の子だったけどな」しれっ

小太郎「さらっと言う事かそれ?」





白「・・キノコって 生で食べると不味いよな?」

挿音「パサついて不味いし そもそも当たるよな?
慣れてくると 毒キノコでもなんか気持ちワリー程度になるけどよ」

白「木の皮って意外といけるよな」

挿音「つか冬はそれくらいしかねーだろ

そうなったら食うより寝る場所探す方が厄介だけどよ」






白「・・・・。」
挿音「・・・・。」


にやりっ ×2




粋「Σどんな意気投合!?」

家康「お前やるな。お前もな。的な感じだね」ああうん。



蒼月「そりゃ人間やめてるレベルなはずだよ」納得。


小太郎「生きてて拾われて良かったけどさ
けど、親の顔覚えてないってのも寂しいよな」わおんっ

挿音「いや別に。

実の父親とは顔だきゃそっくりらしいしよ」きっぱり

千様「あー。双子かってくらい瓜二つだったらしいわね
見たかったわー」



挿音「同じ顔で蒼月顔負けの節操のねえ女好きとか
俺は会わねーで正解だと思うけどな

腹違いでガキ10人てどんなだよ」けっ


シロ「しかも皆顔父親似とは、どんだけ血が濃いのやら」うーむ







挿音「ぶっちゃけ親父には悪いけど
やたら元気な種馬くらいにしか思ってねえわ」きっぱり。




魄哉「」


家康「あの、最悪のタイミングでこっちの親父様帰って来ちゃったんだけど。」




白「さっき一枚落ちてたこれか」書類っ

粋「Σ忘れ物かよ!」ひいいっ


千様「あのこれはアンタの事じゃなくって
ちょ聞きなさいっ!!」





ぱたん。


魄哉「どこか遠くまでお願いします。」


シロ「Σこら!現実から逃避するな!!」



がらららららっ


粋「Σこら止まれ朧車あああ!」ひいいっ









蒼月「今ので傷付くって事は若い頃
ヤンチャしてたのかな。あのジジイ」 はっ

一同「無い無い無い無い。」




挿音「あれ?これ 政務に支障出る感じじゃね?」

粋「Σうおおヤバい!兄貴朧車撤収!!」

白「それはいいけど、どこまで走って行ったんだろな」うーん。




小太郎「彬羽の舎弟のカラス軍団に頼もっか。」

シロ「だな。空路でなければ見つかるまい」うむ。







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【割烹 春一】





魄哉「ちょっと聞いて下さい彬羽君!!これだけ真面目に生きてるのに長男が酷

彬羽「Σその前に店の前になんてもの駐車してんだ手前はあああ!!!」


朱禅「やべえ 店の前に嬉しくない人集りがっ」

ひな「とりあえず飛天さん特性眠り香で野次馬さん達眠らせましょ」







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