小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

5月4日

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家康「今年も猛暑になるらしいねー」

千様「Σうっそやだ!ここ数年毎年言ってるじゃない!」





挿音「いんじゃね?
お前冬の間食っちゃ寝ばっかしてて肉ついたとか抜かしてたしよ
暑さで少しは絞られ

千様「デリカシーいいい!!」

がすっ!





蒼月「すっげ
あの人の頭蹴っ飛ばせるの千ちゃんくらいだよ」冷や汗

シロ「そもそも男女でする会話か。」

小太郎(この二人の関係よく解らないよなホント)うーん。





彬羽「猛暑、いやその前に蒸し暑い梅雨 か。」どんより

一二三「すっげえ深いため息だなあ。」よしよし




家康「こっちはこっちで大変だねえ」うーん。

千様「あー。彬羽君 今年は何回熱中症なるかしらねえ」うーん。






魄哉「一二三ちゃん 暑さ対策の為に夏場はお布団別にしましょうね。」

一二三「ええええ!!」がーん




一同「ちょっと待て。」




蒼月「なに!?お前幼児抱えて寝てんの!?
え?え?その仏頂面で!!?」

彬羽「言い方に悪意があるだろ
夜泣きするんだ仕方ねえだろが」きっぱり



一二三「だって 夜になると山ん中で一人ぼっちだったの思い出して怖いだよおっ」



シロ「思ってた数倍保護者しておったのだな。」びっくり

挿音「つかよ。去年やたら起き抜けにフラフラしてたのそのせいで暑さ倍増してたんじゃね?」よろっ

家康「あの。お前も大概ふらついてるけど

さっきの蹴りで脳ミソ揺れた?」




蒼月「これ このまま成長しちゃったら問題しか無いんじゃないの!?」ひそっ

魄哉「解ってます!!
そもそも血の繋がりないんですし いやでも彬羽君ですし間違いはまず無いかと

家康「2人とも落ち着いて。まだまだ幼児だから
彬羽そっちのシュミないから。」どうどう




彬羽(丸聞こえなんだがな。)イラッ





白「んじゃ バカラスひ弱で駄目らしいから
俺の所来るか?」一二三抱っこ



彬羽「Σここぞとばかりにラチるな手前!!」

家康「うおう!一二三ちゃんモッテモテ!!」




粋「あのー、兄貴に世話さすと何でも買い与えちゃうから教育上良くねえんじゃねえかな?
飼い猫も女王様みてえになってるし」

猫「にゃんっ」ふんぞり返りっ


彬羽「Σ誰も任せるとは言ってねえだろが!!」くわっ

小太郎「落ち着けパパ」わおんっ




白「ほら、俺の所なら猫もいるぞ」

一二三「おおお! にゃんこも一緒に寝れるだか!!」きらきらっ



魄哉「あ。本気で誘惑してますね。これ」

千様「言い方言い方」






蒼月「何この幼女巡っての三角関係。」うわあ。

シロ「あやつも普段から一二三を甘やかしたくて仕方がないからな。
躾に煩い彬羽に阻まれ続けて抑圧されて更に悪化したと言う所か」ふむ。






彬羽「そんなに下の奴構いたいなら 手前の弟でも構ってろ!!」くわっ

白「蟻んこ程も可愛げないから嫌だ。」きっぱり




粋「それが正常なんだけどよ
なんだこれすっげえ流れ弾くらった気分なんだけど」





石燕「あのー。さっきからお話聞いてたんすけど

白さんも一二三ちゃん預かりはどうかと思うっすよ」ひょこっ

白「ん?

芝居小屋の稽古場めちゃめちゃ暑いから 問題無いぞ?」

石燕「そこは換気しやしょ

ぶっちゃけ白さん
寝相で何回か家具破壊してるっすよね?

寝ぼけて箪笥へし割ったり畳焦がしたりして 朝イチ途方に暮れてるのめっさ見るんすけど」




一同「・・・・。」






魄哉「安全第一です。」

一二三取り上げっ

白「Σあ。」




シロ「諦めろ。
怪我をさせてからでは遅いぞ」


白「・・ 別に いらないならそれでいいんだぞ」すたすた。


蒼月「あ。拗ねた。」









千様「あのー 思うんだけど
夜泣き防止の添い寝なら 普通にアタシで良くない?

多少大きくなっても女同士なら問題無いわよ?」


一同「Σ言われてみれば!!」






魄哉「そう言えば 女性でしたか」冷や汗っ

千様「親子揃ってケンカ売ってんの?」



家康「千ちゃん 家事もだけど育児やるイメージ湧かないからねえ」

石燕「野郎共に混ざってゴロゴロしてるっすからねえ」うんうん





一二三「あれ?そんなら魄哉さんでもええんでねえだか?」

魄哉「すみません。どういう意味ですか」


一二三「え?だって皆『オカン』って」きょとん。






蒼月「Σうおうっ!空気重っ!!

やめてよアンタが闇背負うと色々ヤバイの寄って来んだから!!」瘴気しっしっ


家康「だだだだだだ大丈夫!
確かに線は細いけどっ性別間違えるレベルじゃないからっ!」

シロ「安心せい そんな背丈の女おらんわ。」



魄哉「」どんより。




挿音「ガキ怖っえー。 悪気ゼロで一番のコンプレックス抉り倒したぞ」うっわあ

小太郎「また無意味な筋トレグッズが増えるな」うん。








鏡子「皆さんその辺適当なのって
性別とか関係なく家族として認識してるから。ですかねえ?」

粋「んー?そうなんじゃね?」遠い目。


鏡子「?
何してるんですか?」

粋「いや。 あの兄貴にベッタリで
あの部屋で飼われて生きてるこの猫凄いなあって。」尊敬の眼差しっ



白の猫「にゃんっ」どやあ。









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