小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

5月3日

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【割烹 春一(準備中)】





ひな「そう言えば
庵さんにも特殊能力ってあるんですか?」お膳ふきふき

庵「へ?何 急に」



ひな「確か シロさんと庵さん つつじさんと皐月さんもですよね

皆さん同郷でしょう?
で、シロさんが言うには そちらの里の皆さんそれぞれ違った特殊能力お持ちだとか」

庵「う。めちゃバラされてるなあ」うわあ。



彬羽「その反応って事は 言いたく無いくらいしょうもないってオチか?」


庵「いやーそれがね。」もごもご


ひな「?」




庵「皆が皆 器用なわけじゃないから」ふっ。


朱禅「つまり無能力かよ。」



庵「Σ無って言うか! そもそも個人で違うんだから何が自分の能力か解らなくても不思議じゃないでしょが!!」

彬羽「確かにシロみたいな氷とかは解りやすいが

解らない能力ってのはどんなだ」



庵「なんかめちゃ運がいいとか?」

ひな「居るんですか そんな人。」

庵「居たんだコレが。 うちの一族何でもアリだから」真顔。




朱禅「そういやつつじ達も特にねえ感じだよな

すっげえ地味で解らねえとか?」


ひな「え?つつじさんのは神速じゃ?」

彬羽「いや。アレは鍛錬の賜物だろ?」


朱禅「皐月に至っては驚異の消化能力

いやコレも単なる体質か?」うーん。


庵「地味なの持ってると一生解りませんでしたって人も多いらしいよ?

私もそのクチかなあ。」ため息。





玄関口がららっ




白「準備まだか?
今日昼休み早




がしゃーん!!


粋「Σぎゃああ!兄貴 頭にスコーンって!!」ひいいっ

ひな「Σ固定してたはずの暖簾がピンポイントで落下を!!」ひいいっ




朱禅「・・なあ。あれ出したの 庵だよな」

彬羽「だな。
ガサツな奴だし また適当に引っ掻けてたんじゃねえのか」

朱禅「いやいやいや。お前だし今絶対思ったよな?
同じ事考えたよな?」




朱禅・彬羽(まさか、 特定の誰かにピンポイントで不運を呼び込む体質っ!!) 冷や汗どばっ





白「お前 俺に恨みでもあるのか。」たんこぶ。

庵「特に無いし 呪ってないはずなんだけど。」うーん




ひな(あら?要するに貧乏神?)



粋「ん?三人揃ってどしたんだよ?」



フォントサイズ5
彬羽・朱禅・ひな「偶然偶然。」

目そらしっ







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【常春の里】




朔日「ふむふむ。
確かに能力は気になるよね」


旭「まーた堂々と覗き見かよ王サマ」

朔日「覗いていない。千里眼で堂々と見ている」きっぱり



旭「能力ねえ。

前から思ってたんだけどよ
うちの同僚達の能力って何なんだよ

まさか 幹部クラスで何か解りませんって事はねえだろ?」




朔日「私に個人情報漏らせと?」 真顔。

旭「嫌な言い方やめろ。」


朔日「ふむ。まあ気になるだろうね
しかし、こればっかりは教えられないね
能力を知られる=先手を打たれるという事態になりかねないし」

旭「は?」



朔日「万一お前が粛清対象になった時 先手を打たれたら面倒だろう?」
旭「Σ特に何もしてねえのにどんな心配されてんだよ!!」





朔日「というのは冗談で。

やはりそういうのは知られたく無いものだよ。
私みたいにモロバレで無い限りはね」

旭「いや。アンタは自分でバラしてるだろ」


朔日「こんなの知った所で先手なんて打てないだろう?」

旭「あー。まあ
千里眼と先読み?

つーか。なんでアンタだけ二つも持ってんだよ」




朔日「二つ持ちだとは一言も言っていないが?」

旭「Σちょい待て!!あんの?まだ他にもあんの!?」



朔日「さあ?

まあそこは 長の長たるゆえんと言う事だね。」にまにま



旭「うっわ こっえー

アンタにだけは喧嘩売るのやめとくわ
勝てねえし」

朔日「そもそも一族の長に喧嘩売るという発想が

まあいいや。
先読みある時点で筋肉ダルマくらい問題無いし
仮に反乱起こされても鎮圧余裕だね」しれっ

旭「Σド正論だけど腹立つな!!」






翡翠「まーたあの阿呆は長相手に失礼な」ため息。




夕霧「先読みってケンカに関係あるの?」

翡翠「ん?
ブチギレ系のお前には解らんだろうがな
戦において一秒でも先が解ると言うのは 画期的な事なのだ。

相手の動きが解れば 後は己の身体能力と頭脳さえ機能すれば対応できる」


夕霧「へー。そんなもんか

じゃ。翡翠ちゃんの能力は
その知識とあり得ない科学力って辺りから技術系?」へらっ

翡翠「Σざ、残念だったな!! ハズレだ!!」びくううっ

夕霧「え。 近かった?


えーと。 なんかゴメン」






朔日「考えたら解りそうな物だけどね

ゼロから生物を造り出す等 普通に考えて出来るわけがない」ふっ

旭「おい。それバラしてねえ?」




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