小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

2月28日

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一二三「んじゃ御出掛けしてくるだっ」

魄哉「はい。メモのとおりでお願いしますね
シロ君引率お願いします」にこにこ

シロ「うむ。手を放すでないぞ。まーた迷子になるのでな」

一二三「はーい!」挙手っ


千様「微笑ましいわねー」ほのぼの



シロ「俺は牽制の視線がグサグサ突き刺さっておるがな。」ふっ


魄哉「彬羽君。シロ君なら安全ですって。」

彬羽「何の事だ」ふんっ

蒼月「めんどくさい保護者だなあ
一二三ちゃんが嫁に行けなくなったら絶対お前のせいだよ?」

彬羽「ちょっと待て。なんだそういう話があ
家康「落ち着いて。幼児だから
例えばの話だから。そんな話ありません」


白「大丈夫だ。
シロなら頭カチカチだし絶対変な事にならな・・

いよな?」首かしげっ

シロ「Σ途中で自信無くすな!!」

白「だってお前 ししゅんきって奴だろ?」

シロ「Σアホにいらん事教えたのは誰だあああ!!」


蒼月「あ。ごめん。俺だ
ちなみに思春期=発情期ってのもちゃんと教えといたよ」


千様「シロ君。玄関先で刀抜かないでー」



魄哉「そんなに心配なら徳川忍軍つけます?」

彬羽「Σう。
べ、別にそこまでやれとは」


家康「はい。今の内に早く御出掛けしちゃって」

シロ「全く。玉子買うだけでなぜにこんな」ぶつくさ




千様「忍の人達から苦情来るわよ?」

魄哉「子供のほのぼのお使い見るのって癒されますよ?」

挿音「俺今日休みで心底良かったわ」キセルふー



蒼月「てかさ、そんな心配ならバカラスが着いていけば?バイト休みだよね?」

彬羽「昨日に続いて書類の山の手伝いだ
お前がやるか?」どさっ

蒼月「Σげ。終わってなかったの!?」

家康「毎日あるんだよねー」あっはっは



魄哉「殿はいいですよね
その歳で白髪の1本も無いですし」ふっ

家康「えー。見た目はそうかもしれないけど最近左腕がこの辺から上に上がらな

小太郎「Σ四十肩!? え!?五十っ!?」ぎゃいいんっ

蒼月「Σアンタ マジでいくつなんだよ!!」





彬羽「ほんっと自然の摂理に反してやがるな」むう

家康「あっはっは。鳳凰アンチエイジング?」へらへら


千様「へー。」じー。


魄哉「あの、千様も同胞なんだから歳取らないでしょうが。
てか僕あくまで『人造』ですからね? キメラですキメラ
そんな効果あるわけないですよ」

蒼月「ふーん。じゃ本物の天然物の鳳凰
生き血で不老不死になったり 寿命伸ばしたりできるの?」

魄哉「いやそんなの居るわけが




蒼月「俺の本性大蛇だよ?」

彬羽「ひょっとしてカラス天狗なの忘れられてるか?」

白「人っぽいのばっかり見てるから忘れてるんじゃないのか」※竜の落とし子


家康「探したら居そうだね。天然鳳凰

魄哉「その言い方だと僕養殖っぽいですね」ふっ



石燕「あー。考えてもみなかったんすねえ
まああっしも オバケ見えなきゃ存在信じてなかったかも知れないっすし」うんうん。

小太郎「多分それ違うぞ。」わおんっ




粋「ん?何の話?」ひょこっ


白「養殖じゃない鳳凰居るのかって話だ。」

粋「は?」



魄哉「ふむ。

居るなら会ってみたい気もしますねえ
本物見たら自信なくしそうで少し怖いですか」苦笑。

挿音「ニセモン本物って問題かこれ?」

千様「てか 天然鳳凰が居たとして
政務がっつりやってる性能ぶっ壊れ野郎の上は無いと思うわ」


石燕「つーか、人ならざる者なら白さん知ってんじゃないんすか?」

白「居たっけ?」

彬羽「あんな濃いの忘れるな」書類ぱらぱらっ


家康「Σ本当に居るの!?」わおっ



白「んー。記憶にないな」むう

彬羽「手前の爺さんのダチだろうが。
それくらい覚えとけ 馬鹿大将」ため息

粋「Σえ!まさかアレか!?」


魄哉「え?え?どんな方なんです?」どきどき





粋「妖怪横丁の二丁目で『ふぇにっくす』て店やってる」

一同「Σオネエの方!?」



白「あれ鳳凰だったのか。
南の島の派手な鳥だと思ってた」ほうほう

彬羽「あんな鳥がそこらに居てたまるか。」けっ


千様「彬羽君 なんか怖いわよ」

粋「あー。こいつ気に入られてっからなあ

ふぇにっくすのママ 酔っぱらうとすっげえ絡むし」

彬羽「Σ手前ら孫が爺の相手しねえから ダチ共々こっちが玩具にされんたろが!!」ぶちーん

白「単に反応が面白いからだと思うぞ。」


小太郎「なんで粋は詳しいんだ?」

粋「Σえ。」

白「地獄太夫がそこの店の常連だからだ。
話が合うらしいぞ」

蒼月「えーと。それは女子会?」悩。

千様「粋君 そういや地獄ちゃんの追っかけだったわね
今度遊びに来るよう言っといてあげるわ」

粋「Σえ!ちょそういうのはマジでいいから!!」あたふたっ




家康「あー・・ やっぱ鳳凰って酒に弱いんだねえ」ちらっ

挿音「殿、やめとけや
今は下手にちょっかい出すな」



蒼月「あはは これじゃもう宿命じゃん
天然がそれなら仕方無いって

どんまい。ぷーくすくす」


魄哉「全身の鱗そぎ落としますよ 蛇小僧。」





蒼月「Σうぎゃ!金縛りっ
え?ちょ冗談だよね!?嘘ちょっとごめん 誰かあああ!!!」

白「お前はちょっと削がれた方がいいと思う」

蒼月「Σ見捨てないでよ!!」ひいいいっ








挿音「親父 澄ましってけど
細っこい見た目気にして休憩時間にバーベル担いでるくらいだかんなあ」あーあ。

千様「ダンベルじゃなくてバーベルなのね」ああうん

家康「そんなのしてたんだ。
えーと。休憩時間って事は江戸城
え? 袈裟姿でバーベル?」

挿音「おう。
正確にはバーベル担いでスクワットな

天守閣でやられると底抜けんじゃねえかと心配になるわ。」キセルぷこー


石燕「江戸城の人達が魄哉さんに逆らわない理由、解った気がするっすね」うわあ。

挿音「まあたまーに目撃されてるかんな」

石燕「Σそりゃ怖い!!」ひいっ



粋「うわー。衝撃の事実がどんどん出てくるなあ」うわあ。

白「魄哉とお前腕相撲したら絶対負けるぞ」

粋「Σマジで!?」

白「人格すっ飛ばせば勝てるかもしれないけどな。」うん。





彬羽「おい。それより一二三遅くねえか?」イラッ

小太郎「まだ行き道だと思うぞ。」わおんっ




粋「一戦たのもー!」腕どん!

魄哉「Σなぜに勾神なってんですか!!」


千様「あら。妖怪バージョン久々」

石燕「若いっすねー。」





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