小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

3月25日

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シロ「寒の戻りか。」ふむ

蒼月「障子閉めてよ寒い寒い寒い!!
春どこ行ったのーー!」布団かぶりっ




家康「おお。すっごい
さすがは山の上 雪積もったねー」さくさく

千様「いるわよね。新雪に足跡つけるの好きな人。」


石燕「戻りっぷりが半端ないっすねえ

へっくしょ!」

千様「んなだらしない格好してるからよ」

石燕「あの。露出度全開の千様さんには言われたくないんすけど」


千様「全開じゃないわよ 着てるわよ」むかっ


蒼月「ごめん千ちゃん。
見てて大概寒い」

千様「Σ!!」がーん。



粋「あの蒼月が女の薄着で喜ばねえとなると。」

小太郎「ヤバイな
生存の方に全生命力回してるな」うーん。





魄哉「あーもう せっかくの休みなのに辛気臭いですねえ」
布団はがしっ

蒼月「Σうぎゃああ鬼いいい!!」ひいいっ


千様「Σちょっとちょっと!ボケたの!?
蒼月君にとって寒さは大敵よ!?」

魄哉「ボケてません 失礼な

僕に考えがあります。」すたすた



小太郎「蒼月 風呂敷包みみたいに持たれてるな」

粋「細っこいのにすっげえ軽々持つよな」うわあ。





魄哉「心行くまで芯から暖まってください!!」

ばしゃーん!!


蒼月「Σあっぢいいいい!!!」ひいい


彬羽「Σうおう何だ!?風呂場で暴れるなこら!!」



魄哉「おや。彬羽君 おはようございます」

彬羽「朝から何の騒ぎだ」寝癖。


魄哉「ちょっと蒼月君が寒さでヤバかったので
温泉の新作薬湯 爬虫類向けの芯まで暖まる系の試作にぶちこんでみました。」


蒼月「いや。温かいけどさ。

服着たまんま投げ込むのやめてくんない?」ちゃぷん。

魄哉「てっとり早いでしょうが」きっぱり



挿音「古い納屋バラした木材出てるしいいけどよ
置いてても邪魔だし風呂沸かすのに調度いいわ」キセルすぱー

家康「お前 最近よく家いるね?」

挿音「有給消化中。」


千様「んなもんあるのね 徳川忍軍」




シロ「ほう。という事は今日は皆おるのか」

一二三「ん?何かあるんだべか?」




シロ「折角だ 雪合戦リベンジと行こうではないか!!」くわっ

粋「あーうん。 今年もボロ負けしてたもんなお前」納得。


家康「え?またやんの!?」ひいいっ

シロ「前回お前らのチームに負けたからな
今度は勝つ!!」びしっ




白「あれ勝ち負け以前に 通りすがりのバカラスに流れ弾ぼーんで 皆まとめてどつかれたよな。」

千様「あらおはよう。

彬羽君が氷玉当てられたって怒ってたのそれだったのねー」ふむふむ



彬羽「やるとしても氷は反則だな。」

シロ「Σぐっ!ツララもか!?」

蒼月「いや どう考えても凶器じゃんそれ」ちゃぷ



魄哉「シロ君冬場のが絶対有利ですからねえ
一度くらい皆に勝ちたいんでしょう」苦笑。


シロ「可能ならお前にも勝ちたいぞ」きりっ

魄哉「あ。すみません
神経痛が辛いので雪合戦不参加で。」

シロ「Σしまった!じじむさいの忘れておった!!」ガーン。

家康「いや。命拾いしてるからね?」



白「質問。火は
彬羽「反則。」即答。



挿音「げ。マジでやんのかよ

と、なると こいつら相手なのにあれやこれや仕込ませんのもアウトかよ」うげ

彬羽「火薬、刃物、鈍器その他全てダメに決まってんだろ」

白「お前しっかりやる気なんだな」




挿音「ちっ

しゃーねえ。置いてきゃいいんだろ置いてきゃ」

ドサッコロコロ チャリンチャリンチャリンぼとざららららららららら



蒼月「質量保存の法則て知ってる?」

小太郎「忍の収納術凄いなあ」感心っ






蒼月「てかさ。入り口開けっぱヒンヤリするから 外でやってよ

せいぜい皆頑張って雪だるまになんなよ」



白「湯船に雪だるま入れてやろうか」

蒼月「Σぎゃー!ごめんなさい!! 皆頑張れ頑張れっ」ひいいっ

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粋「兄貴 それ雪ウサギな。」

白「似たようなもんだろ」

石燕「作ったんすね」



小太郎「よし!んじゃチームはくじ引きで決めよ

パワーバランスおかしくなったら頭脳で勝負だ!」わおんっ



蒼月「あれ?ひょっとして犬も一人のメンバーとしてカウント?」

魄哉「いいんじゃないですか?
雪玉投げれはしませんが当てるの大変ですよ?」


家康「雪とはいえ合戦だからね」うんうん



蒼月「・・参加できない体質で心底良かったよ」ちゃぷん。










間。









粋「くっ!まさか 向こうにこんな作戦がっ」よろっ

シロ「うむ。想定外だ 」ボロッ





家康「行っけー!コマちゃん!!」

コマ「かタタタタタタ」

雪スプラッシュ!!


粋「Σぎゃー!!」ボッコボコッ


シロ「Σ兵器は反則ではないのか!?」

彬羽「まさかルールを逆手に取り手足のパーツを変えてくるとは」うーん。



挿音「もうこれ頭脳云々でどうにもなんねーよなあ。」

家康「そういう戦もあるからねー」へらへら




白「なんの。バカラスガード!」

彬羽「Σぶは!?
てめええええ!!」ぶちーん!






魄哉「一二三ちゃん参加しなくて良かったんですか?」

一二三「Σ無理があるべ」

千様「よねー。
あの面子とか体持たないわ」

石燕「コマさん連射可能な大砲みたいになってるっすねえ」うわあ




粋「Σ兄貴そこ! 雪の下池っ!!」

白「ん?」

ぱきっ



ばしゃーん!




小太郎「Σカナヅチ沈んだあああ!!」ぎゃいいんっ

彬羽「Σいやその前に生きてるかこれ!?」






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