小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

11月16日

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彬羽「そろそろ大掃除の時期か」

シロ「だな。」うむ



千様「殿、逃げないの。」

家康「Σう。見つかった」



石燕「まだ11月っすよ?」

彬羽「これだけだたっぴろい家を12月にまとめてやれるか
この人数が特に狭く思わず住んでんだぞ?」

シロ「と言う事で 毎年11月くらいから時間を見つけて少しずつやっておるのだ。」


石燕「へー。計画たててやるんすねー


あはは長屋時代一度もやった事ないっすよ」

彬羽・シロ「」絶句。


家康「何気に猛者だよね。」うんうん



石燕「野郎の一人暮らしなんてそんなもんっすって」

粋「俺 普通にやってたけどな。」
石燕「Σあれっ?」


小太郎「粋って元々 殺気バリッバリのヒットマンみたいな奴だったよな?」

千様「私生活真面目なヒットマンだったんじゃない?」




白「ヒットマンてなんだ?」

シロ「あー 説明しづらいのだが

まあ、言うなれば誰かの命を取るのが仕事と言うかそちらのプロと言うか」



白「ああ。確かに俺の命取ろうとしてたっけ。」納得。

シロ「Σせっかく濁しまくっとるのにズバッと言うな馬鹿者があああ!!!」




千様「粋君 大丈夫?」

粋「そ、その説は 本当にその」よろろっ

白「生きてるからどうでもいい。」きっぱり




石燕「何があったか解んないんすけど、大掃除前に粋さん虫の息っすね」

家康「うん。追求しない辺り大人で助かるよ」






白「ざっくり言うと 母親人間なのに俺が生れつきこんなんだからな
迫害されてーって色々行き違いでって奴だ
あいつちっさかったし」さらり。

石燕「Σせっかくスルーしたのに!!」

家康「Σお兄ちゃんが良くても世の中にはやっちゃった方も痛いって事もあるの!!」



間。






白「痛い。」むすっ


彬羽「お前はもう喋るな」

千様「雷親父さながらのゲンコツね。」



小太郎「で、粋どこいった?」

シロ「胃薬を飲みに行った」

家康「かなりキテるねえ」うわあ。



彬羽「喋ってないでさっさと動け
俺も午後からバイト入ってるからそんな長くは

一同「Σ午後から高い所どうすれば!?」

彬羽「Σ毎年毎年人を何だと思ってやがんだ!!」※約2メートル



シロ「いや、実際に掃除は高い所からやるのが基本だ
まず上からホコリを落とし 下へを移動しながら家具その他を片付け最後に床を掃除する

つまり お前は片っ端から高所のホコリを落としていれば良い。今日は細かい所は置いておき、それのみに集中すれば時間的にも問題なかろう」きりっ

石燕「プロの掃除人っすか?」


千様「シロ君何事にも全力だから。」



家康「先生!バナナはおやつには「入らん。掃除から目を背けるな」


小太郎「家康は何事も手を抜くタイプだよな。」

蒼月「どっちかと言えば馬鹿殿居ない方がやり易くない?」もぞっ

石燕「蒼月さん居たんっすか」

蒼月「俺は外出たら寝ちゃうから大掃除免除されてるんだよ

て事で皆頑張れー」にやにや




家康「コタツも退けて掃除しなきゃね」

蒼月「Σ嫌がらせやめろよ!どんだけ大掃除嫌なんだよ!!」
家康「殿も寒いの!!」


白「あいつらはゲンコツいかなくていいのか?」

家康・蒼月「Σ!?」

彬羽「いや。脳ミソ出るだろ」

石燕「白さんの頭蓋骨どんだけ固いんすか」





千様「じゃ、さっさと片付けましょ

まずは高い所のホコリ落とし
ハタキがいるわねー」きょろっ




シロ「ああ。それなら

よっと」背伸びっ






一同(Σギリ棚に届いてないー!!)


シロ「・・・・。」※155㎝




白「ちょっと足りてな


ゴッ。

石燕「Σ彬羽さん落ち着いて 脳ミソがああーーっ!!」



白「同じところ二度殴ったな。」

彬羽「黙れ!本っ気で黙れ!!」しゃああ!!




小太郎「彬羽落ち着いて。 羽出てる出てる
羽毛凄い散ってる」



シロ「もうどうでも良いわ
これ以上散らかすな」けっ

石燕「Σ貴重なやる気が地に落ちたあっ!!」





粋「あー。いってえ

あれ? なんだこの空気。 まだ始めてねえの?」

小太郎「おおっ! やる気が微妙に帰ってきた!!」

粋「へ?」


千様「よし!今度こそちゃっちゃと終わらせるわよ!!
早く終わらせてゴロゴロするわよー!」



粋「なんか知らねえけど 俺らも昼から出だろ

あー。兄貴 手が空いてるならここ頼むわ」



石燕「手慣れてるっすねー」ほうほう




白「窓の枠雑巾で拭けばいいのか?」

粋「そうそう。こんな風に。
これならぶっ壊さねえだろ?

あ。


踏台いるか?」※175㎝

白「」 ※165㎝










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魄哉「何か 居間の方から断末魔が。」仕事中。




挿音「あー。一言で言うと

なんでぶっ刺されたのは良くって見下ろされるのは嫌かって話だな」

魄哉「察しました。」


一二三「?」

魄哉「お茶菓子あげますんで しばらく居間行っちゃダメですよー」






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