小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

3月20日

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シロ「だおりゃあああ!!!」

どがががごごごごっ!!


蒼月「今日も朝から暑苦しいね」

小太郎「カカシめった打ちだな」

千様「動かない相手打つのって修行になるのねえ」







シロ「・・・・ふむ」ぜーはー



蒼月「なんか悩み出したね」

千様「思ったようにシバけなかったのかしら?」せんべいばりぼり







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シロ「やはり決定的に威力が足りんと思うのだ」 真顔。

家康「いや。なんで私に相談?」


シロ「他の奴等はあらゆる面でバケモノ過ぎて全く参考にならん」きっぱり

家康「あ。解る解る
お前も苦労してるんだねえ」うんうん



シロ「と、言うことでだ。

あ奴等ならばあんなカカシ一撃で吹っ飛ぶであろう?
種族的な体力の差は仕方無いとしても もう少しどうにかならないだろうか」

家康「んー。そうだねえ

やっぱ あそこまで行かなくてもーて妥協しながらの筋トレしか無いんでない?」






シロ「なお、大して本気でしばいてなくてもアレだ。」 指差しっ


粋「悪い!ちょっと冗談で小突いたら根本からバキッて!」カカシ抱えおろおろっ

家康「Σうっわ プライド粉砕されるこれ!!」ひいいっ



シロ「おそらく筋肉の造り等根っこから違うのだ
解っている 解っているがっ

こうもひ弱なイトミミズレベルでは諦めても諦め切れないと言うか」ずーん。



家康「悪気無いのは解ってるけどあえて言わせて


撃つよ」銃じゃこんっ

粋「Σうっおう! おまっ目座ってるっ!!」ひいいっ






家康「えーとだ。

あーもうややこしい時期の子供にややこしいダメージ与えるから

ちょっと挿音に聞いてみよか?
人間でありながらバケモノと渡り合ってるし」

シロ「ん? あやつは今日夜勤明けでは」

家康「・・菓子折り持っていけば 怒らないと思うよ
多分」






白「お前 なんでカカシ抱えて凹んでるんだ」

粋「すっげえ馬鹿に馬鹿扱いされた。」どんより

白「今更だろ」きっぱり

粋「うん。トドメだよな
知ってた知ってた」ふっ












挿音「急所を狙え。 以上」 キセルぷはー

シロ「簡潔だな。」


家康「あのー もうちょい具体的に
参考にしやすく説明したげてよ」

挿音「あー? こちとら眠いんだよ」頭ぼりぼり


シロ「すまん。それはそうとして布団でキセルは火事にな「んなヘマしねえから。 つか話終わったら寝るんだよ 一々出るの面倒いだろ」




家康「んじゃ 早く退散させたかったら解りやすい説明よろしく」

挿音「いや。なんで殿が必死こいてんだよ
なんだ槍でも降んのか?」

家康「珍しく頼りにされたんだもん」きっぱり


シロ(実は暇そうにしていたから適当に聞いたのだがな。)




挿音「だああ面倒くせっ

あー まあその。明らかに身体能力違う相手とやり合うにはよ

まず、まともにやり合わねえのがコツだ」

シロ「ふむ。」



挿音「例として 白の野郎の場合
見るからに急所とかの知識はねえだろ?」

シロ「うむ。覚えられんだろうな」


挿音「けど あいつが怖えのは 当てた所=急所にしちまう所だ
一発で容赦なく致命傷にしちまうからなあ」


家康「お前よくそんなん気迫でビビらせるよね」


挿音「更に当ててから 何殴ったか理解するまでに数秒かかってやがるかんな
加減しろってのが無理だし危えねわあいつ」げんなり。

家康「Σ頭の回転遅すぎっ!!」ひいいっ



シロ「成る程 それは確かにまともにやり合えんな。」ふむ


挿音「おう。だから技術を身に付けりゃいいんだよ

攻撃をいなす、かわす、その他諸々 小手先技で対抗するしかねえわな」


家康「成る程ねえ。
お前も忍じゃなきゃやり合えなかったかもね」ふむ


挿音「ちなみに彬羽は無理だ。
攻撃いなす所の話じゃねえ、当てた場所が急所どころか速攻ミンチの爆裂四散だってのあんなの。」

家康「あいつが頭使うタイプで良かったね。」うわあ。






シロ「ふむ。

あの辺の怪獣共とやり合うのはこの際諦めるとしてもだ
やはり 純粋な腕力は要りそうだな 」

挿音「そりゃ 避けて打ち込んだ所でペチペチやってるだけじゃ意味ねえわな」うんうん。



シロ「ぶっちゃけこれ以上筋トレのやり方が思い付かんのだっ!!」くわっ

家康「ちなみに毎朝 素振り千回から始まり、石段うさぎ跳び 倒れるまで打ち込み等 徹底的に体虐めてるよ」



挿音「筋肉達磨にでもなる気か。」


シロ「しかし!!
しかし さほど筋力がついた気がせんのだっ」拳ぐぐっ

挿音「ほれ瓦」

シロ「ふん。」ぱきゃっ

家康「めちゃ軽々なんだけど。」

シロ「1枚2枚くらい割れて普通だろが!!

不注意でカカシを折るくらいにはならねば!」 くわっ


家康「Σ要は粋に惨敗したのムカついてるだけ!?」




挿音「話が見えねえけどよ。

親父辺りに相談しろや
あの人 あんなでも俺の師匠だしよ」


シロ「Σたらい回しか!?」がーん。


挿音「眠いんだよ」










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魄哉「そうですねえ。

純粋に威力を上げたいならこんなのはどうでょう?」

シロ「ん?釣り竿?」


魄哉「あ、別に釣り竿でなくてもいいんです

長い物は振り回せば遠心力で威力が増します

しかし扱いが難しく その分重いので手先の鍛練、筋トレにもなるでしょう」

シロ「なるほど!!」おおおっ




家康「つまりは 木刀の代わりに釣り竿振り回す訓練?」

魄哉「ですね。
威力を重視するなら試す価値はありますよ
それで使えそうなら長めの刀にする等考えても良いですね」


シロ「おおっ さすがだ
やはり初めからお前に聞くべきだったな」ほくほく

家康「Σ私の立場!!」





魄哉「慣れるまで危険なので気を付けて振り回して下さいね」

シロ「うむ。 とりあえずカカシに打ち込み試して見るか」わくわくっ







蒼月「あれ? 釣りでもいくの?」

シロ「いやいや違う
鍛練の一貫でな

少し見ていろ」わくわくっ



ひゅんっ





ガリリッ!






蒼月「・・ ・・・・地べたにつっかえてるけど?」


シロ「Σ言われんでも解るわ!!」








魄哉「体格的に無理がありましたかね」うーん。

家康「そもそもガサツな所から直すべきだよね やっぱ。」




シロ「な、なんのっ
今のは少し手元が狂っただけだ!!」びゅんっ






石燕「Σあああ!!コマさんの首があああ!!!」

コマ「カタタタッ」

生首ひゅーん。




シロ「Σうっぎゃああああ!!」

蒼月「Σ何釣りあげてんの!!」ひいいっ




魄哉「Σちょ 針つけたまんまですか!?」

家康「ちょ頭ブラブラしな Σこっち来たああ!!」ひいいっ








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