小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

12月20日

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蒼月「あー。さっむ」

シロ「目が座っておるな」



家康「まあまあ じゃあ晩御飯鍋物に「飽きた。」ぷいっ


千様「えー。美味しいのに」

シロ「この時期動けんストレスでワガママ度が偉い事になっとるな」うーん。






白「じゃあかじれ。」唐辛子。

蒼月「知ってる?辛さって痛みの一種なんだよ?」



白「ちょっと痛いだけで温かくなるならいいだろ」


蒼月「Σ嫌だよ!絶対ちょっとじゃないって!!」


家康「てかそんなでっかい唐辛子どこから持ってきたの?」




挿音「おーい。誰か唐辛子持ち出してねえ?

目潰しの材料だから食ったら腹爛れるぞー」

蒼月「Σあっぶなあああ!」ひいいっ



挿音「やっぱお前か。
かじったら地獄見るぞ ほれ返せ」

白「唐辛子って武器になるのか

あ。触ったとこ爛れた」

蒼月「Σちょっと待て! それ何処産!? てか何!?唐辛子!?」ひいいっ



千様「とんでもない物材料に使ってるわね」うわあ。

シロ「あれを目潰し か。」

家康「頼り甲斐はあるけど、相手に同情するね」うーん





小太郎「まあ 唐辛子食わされないようにワガママは程ほどにって事だ。」わんっ

蒼月「ワンコロ ストレートに脅してるよねそれ?」



千様「まあまあまあ。

じゃあ今日はいつもの寄せ鍋やめて 何か違うのする?」

蒼月「鍋なんてどれも似たり寄ったりじゃん
てかさー 別に鍋に拘らなくても」むすっ





彬羽「このクソ忙しい時期にこれだけの人数のメシ作るのどれだけ大変だと思ってやがんだ。」

千様「彬羽君。ネギがミシミシ言ってるわよ」



家康「まあ鍋はね 時短だよね」うんうん。



挿音「食いもん粗末にすんな」

彬羽「Σはっ」ぺらんっ

白「ネギ 干物みたいになってるな」

シロ「Σ一瞬で水分絞り尽くされとる!!」ひいいっ



家康「あんまワガママ言うと あのネギみたいに
蒼月「Σちょっとやめてよ! 細長いから無駄に似てんだよ!!」

小太郎「似てるか? 蛇とネギ」うーん

千様「細長い所しか共通点ないわよね」





彬羽「まあなんだ。
いつもと違うものにすればいいんだろ

こら一二三 包丁触るな。まだ早い」

一二三「Σぎゃ!バレただ。」


千様(最近主夫が板について来たわねえ)お茶ずずー。




蒼月「何?いつもの寄せ鍋やめて味噌味とか?

こっちは今食べるしか楽しみ無いんだからね
小手先だけの工夫じゃ納得しないよ」どやっ

彬羽「なんでふんぞり返ってんだ」







白「蟹。」 特大っ

一同「Σおおおおおーー!!」



彬羽「貰い物だそうだ。

これなら納得し

蒼月「よし許す。」





千様「凄いおっきなカニ どうしたの?」わくわくっ

白「みつぎも・・ 差し入れで貰った」


シロ「成る程。お前か」

家康「どの界隈の何か解らないけど 蟹はありがたいねー」




彬羽「片付けがめんどくさいが仕方ねえか」

粋「カニか・・」うーん。



千様「あら?粋君カニ駄目?」

粋「いやその。めっさ好きなんだけどよ」





石燕「カニ鍋すると毎度厠から出られなくなるんすよね」

家康「あー。いるね そういう悲しい体質の人」納得。



石燕「この前夜中に廊下で悶絶してたんでびびったっすよ どこのバケモンかと。」

小太郎「バケモンには違いないんだけどなあ」

シロ「体質に微妙に合わんのだろうか。」ふむ

石燕「腹痛酷すぎて吐きそうになってたんで、微妙どころじゃ無いっすねえ」

千様「うわ、エグそう」






粋「いっそ食えなきゃマシなのに。」ふっ

彬羽「お前 多少腐った物食べてもケロッとしてやがんのに」

粋「だよなホント」うんうん

シロ「まず食うな。」きっぱり






粋「ちきしょおおーーッ!いいもん食い慣れてない体が憎いっ!!」


白「吠えるな。」








彬羽「いやまて。身が駄目ならダシで雑炊ならいける か?」うーん。

一二三「カニ雑炊!カニ雑炊っ!」わーい


石燕「とことん面倒見いいっすよね」







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