小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

10月24日

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粋「やべえ、代理押し付けられた。」 真っ青。

シロ「何のだ
おい。顔色凄まじいぞ」




魄哉「サラッと解説しますと
本日芝居小屋出張のお仕事につき丹波の方まで御出掛け中です。

お帰りは明日ですよー 」

シロ「ちょっと待て。一日で帰れるのか」

魄哉「そこは白君ですので

・・迷子にさえならなければ」ふっ

家康「大丈夫大丈夫、つつじも一緒だし」

小太郎「行方不明になっても あいつら目立つしその内見つかるだろ」わんっ



シロ「Σ誰一人身の安全は心配せんのか!?」

家康「いや あの子基本動物なんだもん。」きっぱり。




魄哉「で、朝は粋君が爆睡ぶっこいてましたので置き手紙が」

シロ「へ?

ああ 忘れかけておった代理とか何とか
何の代理なのだ?」


粋「今日一日『黄龍代理』

だとよ。

ついでに夜集りあるから片付けとけって」冷や汗だらだら

シロ「Σ説明雑いな!!」



小太郎「でもそんな気にしなくて良くないか?
普段白も何かしてる感じじゃないぞ?」

蒼月「そもそも片付けとけって何?
前俺もどんちゃん騒ぎ言ったけどさ ただの宴会じゃん?」


魄哉「あー。いい機会なんで解説しますか

実はあのどんちゃん騒ぎ 騒ぎの裏でお話聞きもしてるんですよ」

蒼月「へ?そうなの?」

魄哉「はい。相談したい人が悟られない為のどんちゃん騒ぎって意味もあるんですよ」

粋「Σえ。マジで」

シロ「本当に何も説明されとらんのだな」




魄哉「『黄龍』とは飾りではありません
大将と言うよりは正確には裁判官ですかね。

妖怪って基本自由ですから摩擦や対立も起こります

そこをあらゆる意味でバサッと判断下すのがお仕事なんですよ」


粋「へ、へー。」

千様「顔色どんどん悪くなってくわね。」



蒼月「ひょっとしてめちゃ責任重大?」

魄哉「そりゃ 下手したら人間にも被害が及び結果大事になる可能性もありますからねえ

判断力もですが、メンタルの強さも必要となります」


粋「」冷や汗だらだらぼとぼと

小太郎(代理は一日メンタル持つかなあ。)うーん。






魄哉「御安心下さい
バケモンの中でもお宅のお兄さんみたいなのは稀です

あの子は俺様と天上天下唯我独尊にステータス全部ふり切ってるんで全くプレッシャーにならないだけです」

家康「後、一般常識無いから 考えが率直なんだよねー」


粋「いやそれ俺無理だろ。」きっばり



魄哉「・・・・ フォローしようとしたんですが。」

家康「今日一日俺様になるとか。」

粋「Σ出来るか!!」









一二三「相談役なのに名乗り出てあげないんだか」

彬羽「メンタル鍛えるのに調度いいからと ギリギリまで黙ってろと言われてるんだが。」悩。


シロ「お前 裏でも表でも相談役やっとるのか。」


彬羽「どっちかと言うと サポートだな
表は表ですぐに煮詰まりやがるし。」じーっ

魄哉「あー 耳が痛いですねえ」※表 天海大僧正




蒼月「早く教えてあげた方がよくない?

代理のメンタル早くも限界迎えそうだよ」


小太郎「Σはやっ!!」ぎゃいんっ





粋「明日まで明日まで明日まで明日まで明日まで明日まで大丈夫そんな大事あるわけないない
いやでも失敗したらもし万が一失敗したら」ぶつぶつぶつぶつ

千様「Σちょっ 冷や汗と顔色が半端ないんだけど!!」オロオロッ









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白「伝書カラスが手紙持ってきた。」

つつじ「ん?なんぞあったん?」

白「出来るだけ早く帰れって」

つつじ「・・やっぱもたんかったか。」あーあ。






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