小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

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魄哉「ちょっと聞いて下さい」ずいっ

彬羽「聞くが。 なんだどうした」引。




魄哉「江戸城の女中さんがですね
もうすぐ輿入れだっつってんのにしつこく付きまとわれてるそうで しかもそれが近衛の侍とかこの世は一体どうなって

彬羽「Σ待て待て待て待て!!なぜその話題を俺に愚痴る!?」



魄哉「鏡子ちゃん 御昼寝中なんです。」

彬羽「セキセイインコのカゴみたいに布をかけるな」

魄哉「だって、眩しいじゃないですか。鏡ですし」



粋「論点ブレッブレだな」


千様「なぜアタシには愚痴らないのかしら?」
白「千様だと 色恋沙汰ではしゃぐからだろ?」





魄哉「まったく嘆かわしい。
幕府の要職に有りながら そのような節操の無い

今後人事も全てチェックすべきですかねえ」



蒼月「マジで過労死するからやめろ。」

シロ「そのストーカー男も人生終わったな」


魄哉「そこはもちろん

ここで腹切るか去勢されるか選べと凄んだら 廊下でわんわん泣いてましたよ」

蒼月「Σやり過ぎやり過ぎ!!」

魄哉「いいんです。 僕がルールですから。」ふっ



粋「Σ幕府の実質トップがそれ言うなよ!」
彬羽「洒落にならねえ」





千様「毎度このてのネタには手厳しいわよねー」

蒼月「そこらの思春期乙女より潔癖だからね」

家康「凄い納得だけど 少し声小さくした方がいいよ。
おしりぺんぺんされても知らないよー」





白「で、バカラスに話すって事は 愚痴だけじゃやないんだろ? 」

彬羽「ん?」

魄哉「おや。鋭い
実はこのようなのを考えまして。」がさごそ




彬羽(今度は一体何なんだ。)ため息。






魄哉「『ストーカー規制法』の案です!」


どすっ


蒼月「Σなんでフリップ!?」

魄哉「解りやすさ重視です。」

 


彬羽「つまり
コレの具体的な内容の相談に乗れと言うことか?」


魄哉「はい。 どこからアウトでどこまでセーフか決めないといけませんから」


家康「あのー彬羽解りやすく嫌そうなの解ってあげてー」
蒼月「ダメだ。 もう目的しか見えてないよジジイ」



彬羽「具体的に と言われてもだな」悩。

千様「まず真面目その物の彬羽君には どんなかイメージ沸かないんじゃない?」



魄哉「Σはっ! まさかの落し穴っ」



白「ふむ。

こういう時は




九尾。」



どすん!



九尾「だーりんの頼みなら協力してもいいがの。

それが妖怪にも適応されるなら話は別じゃぞ?」



一同(Σまさかのストーカー狐召還!!!) 





魄哉「いえ。これは人間向けですし
僕らの法律なんて どうせガン無視でしょう?」


九尾「ほほほ。そりゃあのう
なら任せておけ ストーカーのなんたるかを伝授してやるぞい。」

魄哉「助かります」にこにこ






シロ「この流れおかしくないか?」


家康「おそらくビジュアルの問題 かなあ?
九尾ちゃんモコモコだからセーフ?」

千様「あ。話し合い始まる前から 彬羽君が頭かかえたわ」






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