小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

7月6日

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魄哉「あ、明日は七夕ですね」

千様「あー そういや7月だったのねー 早いわ」





蒼月「七夕とかまーた何処のロマンチストだよ。
その少女趣味どうにかならないの?」

魄哉「爺相手に何ぬかしてんですがシバきますよ」

 



家康「七夕伝説自体は確かに少女趣味ではあるけど、
暦とかの関係の行事でもあるからね。
七夕=少女趣味ってわけじゃないよ?」

蒼月「Σうわ!こいつに豆知識されたっ」


小太郎「あれ?蒼月って確か頭脳派「Σうっさい食うよ!!」くわっ



シロ「犬に八つ当たりをするな!」

蒼月「してないしー」ふんっ



魄哉「あーはいはい。


では、子供らしく 短冊でも書きます?」にっこり。

蒼月「絶対さっきのムカついてんだろ」 





千様「こういうのって 書けって言われると意外と思い付かないのよね。」短冊かさっ

家康「千ちゃん書くの?」

千様「こういうのは楽しんだ物勝ちでしょ?」




魄哉「ふっ」

蒼月「Σなにその笑い! 今 ほーらお子様御子様意地張ってとか思っ「何も言ってませんよ。」




挿音「ねちっこいケンカすんなや 鬱陶しい」 

魄哉「すみません。ガンつけ怖いです怖いです」 


すたすた。




一同(天海様 怒られた・・)


家康「私 やっぱあいつが一番怖いな」






魄哉「えーと、 と言う事で
踊らにゃ損て事です。

さーて 僕も短冊書きますかね」

シロ「何を書くのだ?」




魄哉「天下太平 と。」


シロ「それ、お前が他人任せにしてはいけなくないか?」 



魄哉「うーん。 では 家内安全にしておきますかねえ」

千様「何の御札よ」




蒼月「えーと。じゃ俺は一攫千金かなあ?」

家康「いや、四字熟語じゃなきゃいけないルール無いからね?」





白「ん?なんだこれ」

千様「あら帰ってたの?お仕事お疲れ様。

七夕の短冊よー」





粋「え、七夕!笹は!?」きらきらっ

蒼月「ほんとこういうの好きだよね」

 



魄哉「あー。やっぱ笹要ります?

思い出したのさっきなんで この際物干し竿でもいいかなー?と思ってたんですが」

粋「Σ何かの干物作ってるみたいになるだろそれ!」



魄哉「頑張って飾り付けすれば それっぽくなりませんかね?」

千様「なったら奇跡だと思うわ」きっぱり





白「なんだ笹無いのか」

一二三「笹?」



粋「Σ兄貴行動はええ!」
白「お前が遅い。普通はしゃぐより先に子供の一二三呼ぶだろ」



一同(Σごめんなさい! 率先して自分がはしゃいでましたっ)




一二三「何だべこれ。」


白「えーと。確か
これに願い事書いてぶら下げると
はしゃいだ夏のバカップルがノリで願い叶えてくれる とかなんかそんなんだ。」

シロ「Σ間違っとらんが言い方他に無いのか!」


白「覚えてるだけマシだろ。」きっぱり




粋「そうか。一二三初七夕か

んじゃやっぱ笹竹どっかで調達してくるか」うーん。

家康「そもそも笹ってどこに生えてるの?」

魄哉「竹の子の産地に行けばありますがね
今からですか」うーん




がららっ




小太郎「ん?彬羽だな」たたっ

千様「あら。おかえりなさい
調度良かったわ

彬羽君この辺で笹竹の生えてる所しらな

彬羽「知らん。」 



千様「そ、そう。」



粋「ん?あいつ何か怒ってるのかよ」


白「いや。違う違う」






ばささっ

飛天「ちーっす。カラス印の宅配びーん


はいよ この家のお嬢に子煩悩パパからプレゼントだってよ」


笹竹っ


一二三「おおー!」ぱちぱちっ

 




蒼月「子煩悩パパ・・」うわあ。



彬羽「Σ手前ワザとやってるだろ!!」

飛天「何の事やら 間違ってないだろ」にやにや。







一二三「で、これどう使うだ?」

魄哉「あ。まずそこからですね」




千様「あらあらー。 最近ほんっとやる事パパよねー」にやにや

蒼月(頭カチカチのくせに嫁貰う前に子持ちってどうなのコイツ)うーん。




白「何だ 頼んでたのかパパ」ふふんっ

彬羽「だああ!いちいち鬱陶しい!」

粋「いやそれ 一二三構いたいのに毎度お前に負けるからムカついて Σぐはあ!」

シロ「バカ者。」






飛天「あ。これ御中元な
タケノコ。」

魄哉「絶対ついでに掘ってきましたよね?
ありがとうございます
アク抜いて天ぷらですかねー

七夕と言えば素麺ですし 明日の夕飯決まりましたね」






飛天「よし。明日まで居座ろう」ふっ

彬羽「帰れ」








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