大嶽丸「しかし葵祭か
お前等 とんでもない物の手伝いに呼ばれる身の上なんだな 」土産の達磨ジッと見。
千様「そーお?
行列の前の方に酒呑童子君も助っ人に来てたわよ?
ほらガタイ良くて 見栄え良いからー」のほほーん。
大嶽丸「人の祭りにガッツリ鬼が参加して良いのか」おい
粋「つか、今更だけど葵祭って何?」
家康「簡単に説明すると
行列作って神社にお参りするんだよ
祭自体は1ヶ月行われるんだけど、有名なのは その神社に向かう大行列だね」
粋「あー。それで 俺まで名指して呼ばれたわけか」へー。
テオドール「粋さんは芝居小屋の敏腕スタイリストに御座います故。」
大嶽丸「葵祭によばれるって何気に凄いな」
粋「俺はっ
裏方じゃなく 役者の方になりたいんだよなあっ」くうううっ!
白「神様は意地が悪いな」しれっ。
彬羽「やめてやれ破壊神。」
千様「弟のメンタルまで壊さないの
この子すぐ泣くんだから
粋「Σ泣いてねえよ!?」
テオドール(あ。涙目に御座います)ああうん。
大嶽丸「しかし
今年は1段と派手だったんだろうな」ぼそっ
家康「ん?ひょっとして大嶽丸も見たかった?」ありゃ
千様「Σあら ごめんなさいね
そこそこ京の近くだし 見慣れてるかとか思って留守番頼んじゃって」あちゃー
大嶽丸「いや、実際見慣れとるし 単に毎年遠目に見てるからってだけの話でその
山には娯楽が無いんで 毎年めちゃ見たなあ と。
そう言う気分なだけだ」
粋「毎年の恒例行事の邪魔してごめ「だから 無いなら無いで良いって言ってるだろ
人の話を聞け。」おい
白「そもそも、誘っても行きにくかったと思うぞ。大嶽丸」
千様「へ?なんで
Σあっ」
テオドール「Σあっ そう言う事で!?」
粋「Σあっ だからカラスも留守番頼んで」
大嶽丸「昨日に引き続き拗ねても良いか?」
家康(まあ、火の海だったし 町の人達避難させたり大事になったもんなあ。)
白「若気の至りだ
気にするな」しれっ
大嶽丸「Σその話持ち出した お前に言われたかないわ!!」
シロ「うむ。来年は連れて行って問題無さそうだな
アホ魔王にイビられて 充分御祓になっておるであろう。」
粋「え、兄貴のアレ 償いさせてんの?」えー
蒼月「んなワケないだろ。
お宅のお兄ちゃんだよ?
純粋に からかって楽しんでるだけだよ」真顔っ
大嶽丸「本人前でやめろ
本気で拗ねるぞ。
そもそも もう別に行きたくも無いんだけどな。
前ほど葵祭と聞いて 見に行くかとも思わんし」
家康「へ?そうなの?」
大嶽丸「だな。山では他にする事も無かったし、
暇で仕方なかったから 見に行ってただけだしなあ」うーん。
白「今は毎日が楽しくて良かったな」しれっ
大嶽丸「Σそうだな!!
誰かのおかげで 毎日刺激的で楽しいな!」イラァッ
家康「弄られたり酷い目に遇うの解ってて来る辺り 実際楽しいんだろけどね。」うん。
彬羽「物好きな奴だな
代われるなら代わりたい物だ。」うんざりっ
テオドール「彬羽さんが魔王様の副官やめたら この世が滅びます
諦めて 1生こき使われて下さいませ」 真顔っ
大嶽丸(Σ俺より万倍扱い酷いのが居る!)ひいっ
千様「そっかー。そんな興味無いのね
残念だわあ。今年のは特に面白かったのにー」
大嶽丸「ん? 葵祭は毎年内容同じだろ?」
家康「いや 今年はね
主役の斎王さんが 急な食あたりで寝込んじゃって。」
白「代役やった」どやっ
大嶽丸「Σはああ!?斎王って女だろ 何してんだお前は!!」ひええっ
粋「いや大丈夫大丈夫。
髪黒くして塗りたくったら
ほら、 あの手の衣装ってめちゃ厚木だからガタイ関係ねえし つか兄貴小柄 Σぐほあ!」
大嶽丸「Σ敏腕スタイリスト撃沈!!」ひいっ
家康「下手に其処らのお嬢さんに代役頼めないんだよねえ。
アレ、斎王役の子の家の権力の証しでも有るから」やれやれっ
彬羽「そこそこ名の知れた役者とは言え
普通やらんし その代理で良く通ったな」怪訝っ
千様「なんか幕府からー
それでGOって圧かかったらしいわよー?」
家康「Σやっぱ天海の仕業か!」
彬羽「Σ結局権力で決まってんじゃねえか!!」
テオドール「結果オーライに御座います」ふっ。
大嶽丸「うわ。
祭の裏側なんて知りたくなかった」ううっ
白「そんなわけだし
来年は引きずって行くからな」
大嶽丸「Σ今の流れで何でそうなる!?」えええっ
シロ「その方が面白そうだと判断されたな」うむ。
蒼月「この人に気に入られると 下手な刑罰より地獄だよねー」あーあ。
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