小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

4月9日

 

 

 

千様「あら大嶽君。
もー 毎度毎度遠慮しなくて良いのよ
はいはい、上がって お茶ぬるめよねー?」

大嶽丸「Σへ!? 

あ、す すまんっ」びくっ

 

蒼月「お前さあ
毎度構って欲しくてウロウロしてる癖に
声かけられたらかけられたでキョドるの何なの? マジでウザい」けっ。

 

家康「はいはい 虐めないの
皆が皆 お前みたいに神経太いわけじゃないからね?
はい、ぬるめ」お茶っ

 

大嶽丸「(毎度茶を淹れるのはコイツなんだな。)

ん? えっと ひょっとして」

家康「察しちゃ居るよ
これでも将軍だからね」うんうんっ


千様「察してるって何が?」あらー。

 

大嶽丸「いや、そのな。

正直 俺はここに来て こうやって茶を出されて良いのかと 思わない事もなくてな」そのっ

千様「へ?」

 

 

蒼月「まあ、山の下っ端使って京の都に攻め来んだり、
傀儡術使って大枝山の鬼達に嫌がらせしたり色々やらかしたもんね。このお山の世間知らずの化け猫。」さらりっ

大嶽丸「Σうおおデリカシー皆無!!」

 

家康「若気の至りでしょ?過ぎた事だよ」へらっ

大嶽丸「Σそんなノリで良いのか将軍!!」えええっ

 

家康「言っても今現在 大嶽丸良い子だしねえ
なんなら 困ってるが人間居たら教えてくれるよね?

怒る理由がないんだけど」

大嶽丸「ええー・・」困惑っ

 

 

蒼月「ごちゃごちゃ煩いなあ

許すって言ってんだから良いじゃん
なんならこっちにも聞いとく?」

 


白「ん? 
別にちっとじゃれただけだろ?」猫じゃらしパタパタっ

粋「安心しろよ
兄貴はお前の事 でっけえ猫だとしか思ってねえから。」な?

テオドール「我が主が猫好きでよう御座いましたね」けっ。

 

 

大嶽丸「Σこっちもこっちで 判断基準それでいいのか!!」じゃらしじゃれじゃれっ

家康「事実 この光景はそれで間違い無さげだしねえ」うーん。

 


千様「もし自分でやらかしたのが許せないとかならー
これから その分取り返せば良いのよー。」のほほーん

大嶽丸「そう言う物か」うっ


千様「そうよお。
癒し要員よろしく

お姉さんも癒してね」にこっ

大嶽丸「Σそっち!?」ふにゃああっ

 

 

彬羽「言って 喧嘩売られた大枝山組も 全く気にしとらんしな。」

テオドール「傀儡は びびったダミアンが 漬け物石で殴打しまくって破壊いたしましたしね。」

粋「あー。あったあった」うんうんっ

 

大嶽丸「今じゃ普通に回覧板回して来るな」そう言えばっ

千様「下手すりゃもう忘れてるわね
酒呑童子君達。」

 

 


大嶽丸(良いのだろうか?) うーん。


粋「あのな、大嶽丸
俺も今でこそ こんなんだけど

その、昔はさ」

大嶽丸「ごめんすまん悪かった
無理して言うな 聞いとるから。」

 


蒼月「この人 まーだお兄ちゃんの腹に風穴開けたの引きずってるの?」

白「ぽいな。
治ったから結果オーライだ。」

 

大嶽丸(こいつ。そんな強かったんだな)

粋「Σなんでこの流れで そんな怪訝にされてんの!?」えええっ

 

 

テオドール「正直化け猫はどうでも良う御座いますが
過ぎた事をグチグチじめじめ

我が主が そう言うダルいそうに御座いますので

面倒臭え。黙りやがれに御座います。」けっ


粋・大嶽丸「Σそこまで言う!?」

テオドール「後悔するなら 始めからやんなきゃ良いので御座いますよ」ふんっ


大嶽丸「Σド正論!」ううっ

 

 

 

粋「まあまあ、
許されねえより良いって事で な?
お互いにな。」

 

大嶽丸「お前に言われると 否定しづらいな

そうだな。今後でその分償


チュインッ!!

 

 

コマ『すみません。メンテ後でセンサーを切ってました。

侵入者です』カタタッ

 

白「うん。バカラスガード。」

彬羽「やってる」机がこんっ!


家康「Σおお!あのクッソ重い大家族向け特大ちゃぶ台を!
さすがっ」

千様「ほら大嶽君もこっちこっち
この影ならそこらの銃じゃ貫通しないわよー」

 

大嶽丸「い、いや行きたいんだが Σどわっ!!」

畳ずびしっ!

 


蒼月「どんくさいなあ」もー。

彬羽「そこのひっくり返った味噌汁鍋でもかぶって這ってこい
頭さえ無事なら 後は飛天がどうにか治すだろ」

大嶽丸「Σ被弾は良いのかおい!」

彬羽「お前も妖怪だろ 死なん」きっぱり。

 

千様「彬羽君 戦闘モードだと結構物騒なのよねえ。」

家康「ちょいちょい 飛天とイトコなの納得しちゃうよね

よし、白 軽く目眩ましと雑魚の気ひいてくれる?
狙撃手狙うから」銃じゃこっ

 

彬羽「遠距離ならこっちのが良いだろ」床下からライフルごとんっ。

家康「お。さすがの備え
ありがと」わーい。

 

白「撃って来てるのは1人なのか?」

家康「だねえ
そこそこの距離から撃って来ててコレだから 相当の腕だねえ。

大嶽丸 そこでもちょい我慢してね

あ、鍋の取っ手は首にかけない方がいいよ」

大嶽丸「へ?」

 

家康「銃にも色々有るからね

天海が使ってるよな アサルトライフルっての強いのなら
鍋に被弾しても その威力で鍋吹っ飛びかねないし
その時 首にかけてたら 首ごとそりゃあね。」ふっ

大嶽丸「Σお前等凄い世界に生きとるな!!」ひええっ

 


家康「首は飛ぶものだよ。」ふっ

白「家康帰ってこい
戦国は終わったぞ

じゃ。目眩まし行くぞ」炎ぼぼぼっ!

 

 

ガウンっ!!

 

 

家康「はい。オッケー

雑魚の人達はよろしく」はいっ

粋「いよっしゃあ!!」

 


大嶽丸(行動で償うって

え? こいつ等の中で 俺、役に立つのか?) ひえええっ

 

蒼月「化け猫って 身体能力高いんだよね?」

千様「にゃんこは ビックリすると固まるものねー。」あらあらっ

 

 

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