小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

12月29日

 

 

 

 

家康「と言う事で
実際は元の人達は 鎌倉武士の皆さんにドン引きして 国に帰って言ったとかって話だったよね? 確か」


千様「そうねー、アタシも野次馬してたけど
アレは酷かったわあ」うんうんっ

 

 

シロ「端から見て この国はそんな異常なのか」ふむ

与一「 考えてみれば

何百年もこの狭い島国の中で ひたすら飽きもせず領地の取り合いだけの為だけに同族で争い続けた異常な民族だしなあ」うーん。

小太郎「本物の鎌倉武者が言うと 説得力凄いな」わおんっ

 

 

家康「争い続けてないよ
今太平だからね?」

一二三「家康さん ホント偉業成してたんだべな」へー

家康「Σ今!?」えええっ

 

 


シロ「よくよく考えてみれば
うまく統一したと思えば即乱世
この国では 常にそれが繰り返されておるのだから、家康がポックリ逝ったりすれば今のこの世もまた・・」ふむ。

家康「Σ真面目な顔してやめてくれる!?

てか大丈夫だから! 私今ホントお飾りだし江戸城の影武者が本物って事になってるし!!


仮にポックリ逝っても この世に綺麗サッパリ何の支障も有りません!」


小太郎「それで良いのかお前。」わんっ

 

 

家康「それで 人間がまた蛮族に戻ちゃうより余程良いじゃない」即答っ

シロ「心意気は思ったより将軍なのだな」引。

 


蒼月「さりげにアンタ 蛮族扱いされてるよ?」

与一「Σえ。 そうなのか!?」うええっ

 

 

小太郎「与一は 原料那須与一だけど、8割は石燕で出来てるから鎌倉武者って言うの無理があるぞ」わおんっ

 

石燕「あっしはあそこまで天然じゃないっすがねえ

つか、与一さんも 大概考えるより先に手つか弓が出るっしょが。」はーどっこらしょ。


千様「あら、
仏具磨きお疲れ様ー。」

家康「ごめんね。私達細かい作業苦手で」苦笑。

石燕「居候っすから
これくらい喜んでやりやすよ。」

 

与一「言っとくが私はアホではないぞ
頭がおっつかんだけだ。

ほれ、何処ぞの魔王と同じだ 解りやすかろ?」どやっ

石燕「頭追い付く前に危険物放つ方が大問題しょが。

そんなん白さんだけで足りてるんで もちょいお勉強を

 


屋根ばりんっ!!


曲者「本物の徳川家康ううう! その首貰っ Σうおお!?」


刀弓銃その他諸々びたっ。

 

 

 

与一「おっと。思わず放つ所であった」うおっ


曲者「Σぎゃああすんませんすんません!矢あっち向けてええ!!」ひいっ

 


蒼月(あ、このガキが普通に見えてるって事は 霊感あるんだ。)へー。


曲者「Σすんません! 大人しくしますんで んな睨まないで!!」あわあわっ

蒼月「野郎ガン見する趣味なんて無いよ
生まれつきの三白眼だよ。」


小太郎「そもそも与一の矢は 人間には当たらないけどな」わんっ

与一「Σそうであった!」はっ

 

石燕「マジで 頭より先に弓っすねえ。

つか、何で年末に鎌倉武士トークになってたんすか?
まーた血生臭い話題を」曲者縛り上げよいせっ

 

千様「石燕さん緩いわそれ
もっと絞め無いと」ふんっ!

曲者「Σあだだだ!!」ぎりりっ

蒼月「お。良かったじゃん
お店なら別料金だよー」あははっ


一二三「サイテーだべな。」うわ

 

 


シロ「一言で言うとだな。

今、万一 西洋と喧嘩になった場合どうなるのだろうか?的な話から 実際に外国とやり合った鎌倉武士の話になってだな」

石燕「Σ揉めそうなんすか!?」ひえっ


家康「ん? いやいや私の方じゃなくて」

石燕「へ?


・・と、言う事は!」はっ

 

 

 


粋「その、さっきさ
シロの木刀ゴリッと踏んで テオが灰になっちゃったんだけどな」冷や汗っ

石燕「Σうっお!地味に痛い奴!!」ひえっ

 

白「灰になった所が悪くて 土間の隙間に入っちゃったから、
ほら 此処で蘇生してもぐちゃってなって即潰れるだろ?」隙間指差しっ

石燕「またサラッと怖い事を」ひえっ


粋「で、上から水入れて 流し出すかって事になったんだけど」チラッ

 


彬羽「加減を間違えて その、台所の排水口から外に灰が流れ出てだな」顔面蒼白っ

石燕「外、即ドブっすよね?」

彬羽「だな。
テオの奴は灰が8割有れば勝手に元に戻るが、流れの早いドブ側でとっ散らかったとなるとっ」冷や汗ダラダラっ

 

 

蒼月「実質死亡みたいな物の上

西洋から預かってるガキなら 向こうの魔王と喧嘩になんじゃないのーって心配してるらしいよ?

あのガキ勝手に家出してきてたし
ガキ1人の為にドンパチやんないだろって思うけどねー」

石燕「Σそれはそうなんすけど!テオさん回収はいいんすか!?」ひええっ

 

白「俺が行くとドブでも溺れるから 水妖怪総動員で回収しに行って貰ってるけど
足りるかな?」うーん。

粋「テオだし、謎の安心感は有るんだけどなあ」


彬羽(よよよよりによって サタンの隠し子を ドブに流すって
どう考えても国際問題だろ!
最悪腹斬って詫び  いや、普通にサバトになるだけの気もするっ) 錯乱っ

 

 

家康「うん。彬羽のメンタルやばそうだし
私達もお手伝い行こうか」よいせっと

小太郎「だなー。
きっと大丈夫だ。 テオしぶといから」な?

 

彬羽「・・・だな。」冷や汗ダラダラっ

 


シロ「なあ。遠くに流れ去る前にドブごと凍らせると言うのは
彬羽「これ以上は止めてくれ」

 

 


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町人「お? 診療所の先生と助手さんじゃねえの。

んな所じゃ砂金は取れねえよー?」わははっ


飛天「ざんねーん。
探してるのは砂金じゃないし

別にちゃあんと日当出るんだよなあ」わははっ

ダミアン「Σテオドォルウうう!! 何処だああ!!」ザルばっしゃばしゃ!

 


粋「Σうお冷た!
かき回したら余計に Σあ」

ダミアン「Σどわっ!」ずるんっ

 


ばしゃどしゃーん!!


灰ざらっ 水面にぶわわわわ

 

粋「Σうおおお!灰が混ざる混ざる!!」ひいいっ!

飛天「上澄み!まずは上澄みだけ そーっとそーっと」

 

 

人魚「此処 いつまで塞き止めてればいいんですかー?」ぱしゃんっ

白「テオが いやテオとダミアン回収されるまで頼ん Σあ」

ずるばしゃーん!

 

小太郎「また回収するの増えたぞー」わんっ

シロ「やはり凍らせた方が良くないか?」

 

 

 

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